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Wilko Johnson / Blow Your Mind
(2018) 1998年の“Going Back Home”以来30年ぶりとなるオリジナル曲が収録されたウィルコ・ジョンソンのアルバム。デイヴ・エリンガのプロデュース。 ディラン・ハウ(ds)とノーマン・ワット・ロイ(b)とのトリオに、スティーヴ・ウェストンのハーモニカが加わった曲もある。そして、ミック・タルボットがキーボードで参加している。タルボットはロジャー・ダルトリーのアルバムにも参加していたので、デイヴ・エリンガの繋がりだと思える。 骨太なギターの音がたまらなくいい。個人的には“That's The Way I Love You”がこのアルバムのベスト・ソングだ。全曲がジョンソンやバンドのメンバーと書いた曲だが、どの曲も生き生きとした感じがする。 アルバム・ジャケの左上に刻まれたマークが、このアルバムの良さを物語っているかもしれない。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 ★ ウィルコ・ジョンソン(75)が2022年11月21日の夜にお亡くなりになりました…哀悼。 《songlist》 01. Beauty 02. Blow Your Mind 03. Marijuana 04. Tell Me One More Thing 05. That's the Way I Love You 06. Low Down 07. Take It Easy 08. I Love the Way You Do 09. It Don't Have to Give You the Blues 10. Lament 11. Say Goodbye 12. Slamming
Chess Recordsk-69
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Muddy Waters / The Muddy Waters Woodstock Album
(1975) マディ・ウォーターズのチェス・レコードのラスト・アルバム。プロデューサーはヘンリー・グローバーとレヴォン・ヘルムが行った。 ウッドストックにあるレヴォン・ヘルムのスタジオで、たった2日間で仕上げられたジャム・セッションの延長のような感じかもしれない。 ポール・バタフィールドやガース・ハドソンらのメンバーと演奏した、楽しい時間も一緒に録音されている気がする。 1曲目がボビー・チャールズのカヴァーってのも見逃せない‼︎ グッド・フィーリングなアルバム。 《songlist》 01. Why Are People Like That? 02. Going Down to Main Street 03. Born with Nothing 04. Caldonia 05. Funny Sounds 06. Love, Deep as the Ocean 07. Let the Good Times Roll 08. Kansas City 09. Fox Squirrel
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