-
Rickie Lee Jones / The Sermon on Exposition Boulevard
(2007) ニュー・ウェスト・レコードからリリースされた、約4年ぶりとなるリッキー・リー・ジョーンズの10枚目のアルバム。リー・カンテロンとピーター・アタナソフ(T-1, 2, 4, 6, 8, 9, 12)、ロブ・シュナップフ(T-3, 5, 7, 10, 11, 13)のプロデュース。 このアルバムでは2組のプロデューサーを起用し、ジョーンズは歌と演奏に専念しているようだ。2組のチームの音作りが大きく違う感じではないので、アルバムの統一感を感じられる。 まったりした空気感が、このアルバムの特徴かもしれないがこの空気感もいい。 カンテロンが創った独創的なジャケが印象的かもしれない。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Nobody Knows My Name 02. Gethsemane 03. Falling Up 04. Lamp of the Body 05. It Hurts 06. Where I Like It Best 07. Tried to Be a Man 08. Circle in the Sand 09. Donkey Ride 10. Seventh Day 11. Elvis Cadillac 12. Road to Emmaus 13. I Was There
The Evening of My Best Day Balm in Gileadk-69
-
Rickie Lee Jones / The Other Side of Desire
(2015) リッキー・リー・ジョーンズのレーベル“The Other Side of Desire Records”からのリリースとなった13枚目のアルバム。前作がカヴァーだったので、オリジナルとしては約6年ぶりの新作。ジョン・ポーターとマーク・ハワード(T-4,6,10)のプロデュース。 自身のレーベルを立ち上げて、意欲的な活動をしている感じがする。“Blinded By the Hunt”では、ギター、バンジョー、オルガン、ピアノなど、ベースとドラム以外の楽器を演奏している。 バンドのメンバーについてはイマイチよくわからないが、オルガンやピアノを弾いているジョン・クリアリーは注目しているミュージシャンのひとり。 懐かしさを感じられるサウンドに乗せて、ジョーンズの歌声が届いてくる感じだ。そんな中“Jimmy Choos”はデビュー・アルバムの感じを思わせるコケティッシュな歌声がいい。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Jimmy Choos 02. Valtz De Mon Pere (Lovers' Oath) 03. J'ai Connais Pas 04. Blinded by the Hunt 05. Infinity 06. I Wasn't Here 07. Christmas in New Orleans 08. Haunted 09. Feet on the Ground 10. Juliette 11. Finale; (A Spider in the Circus of the Falling Star)
Balm in Gileadk-69