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Annie Lennox / Songs of Mass Destruction
(2007) 約4年ぶりとなるアニー・レノックスの4thアルバム。グレン・バラードのプロデュース。 このアルバムは、レノックスの力強さを感じられる。それは先行シングルでリリースされた“Dark Road”で歌われている戦争に対するレノックスの怒りから来るものだと思える。 プロデュサーが変わったため、レノックスのヴォーカルがストレートに伝わってくる感じもする。全面に押し出された感じは、表現力があるのでよりダイレクトに響いてくる。 そして2枚目のシングルでは、マドンナ、セリーヌ・ディオン、グラディス・ナイト、ボニー・レイット、メリッサ・エスリッジ、ジョス・ストーンなどの女性ヴォーカル陣23人をゲストに迎えた“Fight Against HIV/AIDS”のメッセージ・ソングとなっている。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Dark Road 02. Love Is Blind 03. Smithereens 04. Ghosts in My Machine 05. Womankind 06. Through the Glass Darkly 07. Lost 08. Coloured Bedspread 09. Sing 10. Big Sky 11. Fingernail Moon
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Annie Lennox / Medusa
(1995) 約3年ぶりとなるアニー・レノックスの2ndアルバム。ステファン・リプソンのプロデュース。 このアルバムは、全曲カヴァーとなっている。リード・シングルの“No More "I Love You's”はザ・ラヴァー・スパークスの曲で、1996年のグラミー賞で“ベスト・ポップ・ヴォーカル・パフォーマンス賞”を受賞した。 アル・グリーン、ザ・テンプテーションズ、ポール・サイモン、ボブ・マーリーといった幅広い曲を歌っている。 クラッシュの“Train in Vain”は、なかなか面白い仕上がりとなっていたり、プロコル・ハルムの“A Whiter Shade of Pale”はこの時期のレノックスにぴったりのアレンジで歌われている。 中でも、ニール・ヤングの“Don't Let It Bring You Down”は個人的に大好きな曲なので、こういったゴスペル調のヴォーカルとキラキラしたアレンジで聴けると嬉しい感じがする。この曲もシングル・カットすれば良かったのにって思う。 2作連続で全英チャートの1位になった、聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. No More "I Love You's" 02. Take Me to the River 03. A Whiter Shade of Pale 04. Don't Let It Bring You Down 05. Train in Vain 06. I Can't Get Next to You 07. Downtown Lights 08. Thin Line Between Love and Hate 09. Waiting in Vain 10. Something So Right
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