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Jackson Browne / I'm Alive
(1993) 約4年ぶりとなるジャクソン・ブラウンの10枚目のアルバム。ブラウンとスコット・サーストン、ドン・ワズのプロデュース。 80年代は自分の思いのたけを詰め込んで社会的なアルバムをリリースしていた感じだが、このアルバムは等身大のジャクソン・ブラウンの歌が詰まっているようだ。 ドン・ワズは2曲のプロデュースを行い“My Problem Is You”は、ベンモント・テンチのオルガンの音色が心地よく、コーラス隊が素敵なハーモニーを聴かせてくれている。ブラウンはピアノを弾いている。“Too Many Angels”はちょっと暗い感じの曲だが、ブラウンらしい曲かもしれない。 “All Good Things”では、ドン・ヘンリーとデヴィッド・クロスビーがコーラスで参加している。 世間の期待するブラウンのサウンドに戻ってきた感じもする。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. I'm Alive 02. My Problem Is You 03. Everywhere I Go 04. I'll Do Anything 05. Miles Away 06. Too Many Angels 07. Take This Rain 08. Two of Me, Two of You 09. Sky Blue and Black 10. All Good Things
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Jackson Browne / Lives in the Balance
(1986) 上目遣いの“自由の女神”が印象的なジャケの、ジャクソン・ブラウンのセルフ・プロデュースによる8枚目のアルバム。 なんか吹っ切れたような明るいサウンドがとっても良い。いろんなメンバーでバンドが構成されているが、“Lawless Avenues”のセットは好きなミュージシャンが多い。ジム・ケルトナー、デヴィッド・リンドレー、ワディ・ワクテルの3人。他にもボニー・レイット、スティーヴ・ルカサー、ラス・カンケル、ビル・ペインなどなど。 レゲエ調の“Till I Go Down”ではイアン・マクレガンがオルガンを弾いていたりもする。 全米チャートで23位となったアルバムだが、世間の評価は余り高くないのが残念。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. For America 02. Soldier of Plenty 03. In the Shape of a Heart 04. Candy 05. Lawless Avenues 06. Lives in the Balance 07. Till I Go Down 08. Black and White
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