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Van Morrison / Hard Nose the Highway
(1973) ヴァン・モリソンのセルフ・プロデュースによる7枚目のアルバム。 オークランド・シンフォニー・チェンバーコーラスが荘厳な世界観を生んで、ホーンと演奏がさらにスリリングな世界観をプラスする“Snow in San Anselmo”で幕を開ける。モリソンの絞り出すような歌声がいい。 しかし、次の“Warm Love”ではモリソンらしい感じの曲で一安心する。ジャッキー・デ・シャノンが素敵なバッキング・ヴォーカルを添えている。 “Purple Heather”は多くのミュージシャンが歌っているトラディショナル・ソング。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Snow in San Anselmo 02. Warm Love 03. Hard Nose the Highway 04. Wild Children 05. The Great Deception 06. Bein' Green 07. Autumn Song 08. Purple Heather
Saint Dominic's Preview Veedon Fleece Warner Bros. Recordsk-69
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Van Morrison / A Period of Transition
(1977) ヴァン・モリソンの9枚目のアルバム。モリソンとマック・レベナック(Dr・ジョン)のプロデュース。 ザ・バンドの解散コンサート“ザ・ラスト・ワルツ”でモリソンとレベナックは意気投合し録音となった。 レベナックのニューオリンズ調のピアノは、時にはブルージーに、時にはファンキーと相変わらずの存在感だが、モリソンのヴォーカルも負けてはいない。迫力はかなりのものだ。 世間の評価はあまり高くは無いが、2人の共演が聴けるだけで大満足な内容だ。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. You Gotta Make It Through the World 02. It Fills You Up 03. The Eternal Kansas City 04. Joyous Sound 05. Flamingos Fly 06. Heavy Connection 07. Cold Wind in August
Veedon Fleece Wavelength Warner Bros. Recordsk-69