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RX-78GP01Fb ゼフィランサス フルバーニアン
宇宙用のパーツは機体と同時に完成していたが、テストを行う前にGP01はデラーズ紛争に投入され、宇宙世紀0083年10月31日に行われたシーマ艦隊との戦闘で大破。機体はアナハイム社のフォン・ブラウン工場に搬入され、機体の補修も兼ねた仕様変更を行うことでフルバーニアンに改修される。コア・ファイターの換装により、2基のブースター・ポッドはMS時には背部に位置する。当初、このポッドは固定される予定だったが、AMBACの作動肢としても利用することとなり、機体の高い運動性能に大きく寄与している。 初出撃でヴァル・ヴァロを撃破し、それ以降もアルビオンの主戦力として多数のMSを撃墜。コンペイトウの観艦式を襲撃して帰投する途中のガンダム試作2号機と激しい白兵戦を展開した末に相討ちとなって爆散する。
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MA-06 ヴァル・ヴァロ
一年戦争末期にジオン軍が開発したMAで、ビグロに既存のMAの長所を取り入れた発展型。本機は被弾形始に優れたフォルムと分厚い装甲を持ち、Iフィールドなしでビーム・ライフルを無効化できる数少ない機体である。さらに機体各部に姿勢制御バーニアを有し、後部の3基のスラスターによってビグロ以上の機動性を発揮する。機首には大型メガ粒子砲を装備。ビグロと同じく普段はカバーで覆われている。また近接防御用に大型クローアームを2基装備する。こちらはビグロよりも大型化しており、蟹の鋏のような形状になっている。普段はグラブロのように機体後方に収納されており、展開して使用する。 劇中では、元ジオン兵のケリィ・レズナーが密かに修理していた機体として登場。ケリィは一年戦争中に左腕を失っており、右手のみで操縦できるようアビオニクスの改造を行っていた。シーマ・ガラハウに裏切られてデラーズ・フリート入りを果たせなくなったケリィは、月面都市フォン・ブラウンを人質にしてガンダムGP01Fbに一対一の「決闘」を強要。激闘の末にクローアームでGP01Fbを捕獲するが、コウが咄嗟の判断で下半身を分離したことにより脱出され、ビーム・サーベルによって撃破される。脱出装置は搭載されていなかったため、ケリィは爆発する本機と運命をともにする。
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MS-14Fs ゲルググマリーネ指揮官用 シーマ・ガラハウ乗機
シーマ艦隊を率いる、シーマ・ガラハウ中佐の機体。隊長機の証ブレードアンテナを備える。「マリーネ・ライター」という愛称で呼ばれていた。カラーリングは紫の胴体とカーキの四肢。専用武装として大型ビームライフルを装備し、頭部にはバルカン砲を内蔵している。 第5話では、ジム・カスタム(モンシア中尉機)を翻弄し、サラミス級巡洋艦「ナッシュビル」を一撃で撃沈。「陸戦装備のまま宇宙戦に出る」というコウ・ウラキの愚行に乗じたとはいえ、GP01を圧倒、半壊に追い込んだ。この後、バニング大尉の参戦と僚機の喪失により撤退する。 第8話では、GP01Fbと交戦。その後バニング大尉のジム・カスタムと交戦し、大型ビームライフルを失う。一方、発射した110mm速射砲弾がジム・カスタムの腹部に命中。ジム・カスタムは帰還途中に爆発し、バニング大尉は死亡する。この戦闘を最後にシーマはガーベラ・テトラに乗り換えた。
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RX-78GP02Aサイサリス バーニア展開
バックパックには核弾頭を収納するスペースを設けたため、スラスターユニットを背部に併設することができなかった。そこで通常背部に設けられるスラスターは肩部のフレキシブル・スラスター・バインダーと呼ばれるユニットに設けられることとなった。ジェネレーターを内蔵し片側3基計6基のバーニアを展開することで、耐核装備のため重量が増した本機でも高い加速力を得ることが可能となっている。
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