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The Hard Swing
1959年録音・発売 NY録音 サックスの名手、Sonny Stittによる、ワンホーンカルテットの隠れた名盤です。 Sonny Stittは、同時代に活躍した有名なチャーリー・パーカーほど人気は無いものの、アルトとテナー、キーが異なる両方のサックスを巧みに使いこなし、優れたテクニックで各曲を吹きまくります。 写真は案外とレアなオリジナルのステレオ盤。センターレーベルは黒Tではなく、溝有りのLSF(Living Sound Fidelity)意匠です。 LPでようやく入手しました。
JAZZ Verve 2019年2月jolly1964
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THE NIGHTFLY Donald Fagen
1982年発売 米国 NY & LA 録音。 言わずと知られた、元スティーリー・ダンの中心プレイヤー、DONALD FAGENによる傑作。 超有名なレコード故に内容の能書は止めますが、今回、オリジナル盤のジャケットをつぶさに観察した所、左下に写るレコードはSonny RollinsのCONTEMPORARY LEADERS。ターンテーブル上にはRIVERSIDE盤のディスクが確認されました。レーベルは違えど共にジャズであり、それがAORの名盤に使用されているとは… 今更ながら新たな発見と細やかな感動でした。 米国 WARNER BROS. RECORD盤 オリジナル ステレオ
jolly1964
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MY FAVORITE THINGS Dave Brubeck Quartet
1965年発売 録音は1962〜65年。 個性派アルトサックスの奏者 Paul Desmondを加えたBrubeckの定番Quintetによる佳作。 有名なTake Fiveが入った TIME OUTや、Disneyの映画曲をフィーチャーした DIGS DISNEY ほど有名ではありませんが、これもアルバム表題曲を始め、Desmondのシットリとした音色を楽しめます。 米国COLOMBIA盤 オリジナル ステレオ
jolly1964
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ANOTHER PAGE Christpher Cross
1983年発売 (恐らく)米国西海岸の録音 デビューアルバム Christopher Cross(邦題:南から来た男)がグラミー賞の主要部門を独占し、その後は映画曲 New York City Serenarde の大ヒットで一気にスターダムにのし上がった彼のセカンドアルバム。 西海岸発のAudio-Oriented Rock(AOR)らしい、透き通った爽やかな音で、彼のトレードマークである、ピンクのフラミンゴを全体に遇らうシンプルなジャケットデザインと併せて、一番好きなアルバムです。 世間的にはB面一曲目のAll Right が有名ですが、個人的にはA面三曲目のWhat Am I Supposed To Believe がオススメです。これ又個人的なお気に入りである、女性シンガーソングライター Karla Bonoff とのデュエット曲で、両者の個性的な歌声が堪りません。 写真二枚目はLP内袋に掲載された両者の姿です。こちらもリゾート風で綺麗です。 米国WARNAR BROS. RECORD盤 アナログ
jolly1964
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BARTOK PIANO CONCERTOs No1&2 Pollini&Abaddo
1976年 米国シカゴ録音。 現代最高ピアニストの一人、マウリツィオ・ポリーニが、指揮者クラウディオ・アバドと共にシカゴ交響楽団を得て録音した名盤。 ベラ・バルトークはハンガリー出身の20世紀を代表する作曲家・ピアニスト。 この二曲とも冒頭からピアノが打楽器の如く躍動するスリリングな作品で、初発盤をFM放送で聴いた中学生当時、それまでモーツァルトやベートーヴェンしか知らなかった耳に斬新な衝撃を受けた記憶が今でもハッキリ残っています。 その後、他の演奏者による同曲演奏盤も幾つか聴きましたが、やはりこのディスクが今だに新鮮で出色です。 今から約40年前、当時まだ新進気鋭の若手であったポリーニがアバドと組んで聴き手を圧倒する超絶技巧を遺憾なく発揮しています。 独GRAMMOPHON盤 ステレオ
jolly1964
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EAGLES Hell Freezes Over
1994年発売 スタジオ&ライブ録音。 1982年に解散した米国の名バンド EAGLESが、1994年に再結成した際に発表したアルバム。 アナログ盤は二枚組で、一枚目のA面4曲が新作で、後は過去作のMTVライブ録音。 リメイク中心ながら、恐らく60〜70年代のロック好きには堪らない内容で特にライブ録音での臨場感と熱気が伝わる素晴らしい盤です。 出色曲は、やはり、一枚目 B面二曲目のHotel California。70年代オリジナル録音も勿論素晴らしいが、年季が入ったメンバーによるライブは音録りも良く、更なる迫力を感じます。 因みに、写真二枚目は1976年発表の名アルバム HOTELCALIFORNIA。米国のASYLUM RECORD盤です。 GEFFEN RECORD 米国アナログ盤 二枚組。
jolly1964
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MONK’S DREAM
1962年10&11月、ニューヨーク録音。 モンクへの丁重なコメントを頂いたので、更に彼の魅力が伝わる盤を一枚。 RIVERSIDEからCOLOMBIAに移籍後の第一弾で、ピアノトリオ➕テナーサックスのワンホーン。テナー奏者は60年代始めRIVERSIDE時代の終盤から長年の伴侶を務めたチャーリー・ラウズ。 とにかく、ラウズの明るいテナー音色と相まって、アルバム全体にモンクの不思議かつ魅力的な世界が広がる名盤。 私的な好みはSide 1の三曲目、Bright Mississippi。ラウズの個性とモンクス ミュージックとの相性の良さが感じられると思います。 COLOMBIA盤 オリジナル ステレオ
jolly1964
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THE TRIO
1961年6月 ニューヨーク録音。 ピアノ、ベース、ギターによるトリオ演奏に加えて、各プレイヤーも名前が殆ど知られていない、ジャズの超有名レーベル RIVERSIDEの珍盤。 されども、トリオの掛け合いが上手く、派手さは薄いがノリは良い仲々の好演奏で、流石はRIVERSIDE 。落ち着いたラウンジやバーにピッタリのディスクでは? RIVERSIDE盤 オリジナル ステレオ。
jolly1964
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JULIE IS HER NAME
1955年8月、ハリウッド録音。 セクシーな容姿と声で現在も日本のファンが多い、ジュリー・ロンドンの有名盤。音もさる事ながら、ジャケットが特に美しく、ジュリーの茶金髪と視線をずらした青い瞳、胸上まで晒した肌が艶めかしい。オリジナル盤ではそれらが一層引き立ちます。 私見ながら、曲ではB面一曲目の Say It Isn’t So が珠玉。語りかける様なジュリーの歌声を一度聴かれてみて下さい。 LIBERTY盤 オリジナル モノラル
jolly1964
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MONK’S MUSIC
1957年6月、ニューヨーク録音。 ジャズの奇才天才、セロニアス・モンクによる名盤。ジョン・コルトレーンも参加。 モンクの独特な世界を味わうため、小生のつまらぬ能書は抜きにして、一度聴かれてみて下さい。 RIVERSIDE 盤 (恐らく)3rd プレス ステレオ
Jazz Riversidejolly1964
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ALLEN’S ALL STARS
1958年4月、ハリウッドの某ナイトクラブでのライブ録音。 Steve AllenのピアノトリオにTerry Gibbsのビブラフォン、またギターとクラリネットも入ったスインギーな珍盤。音質は今一つながら、近接音が妙に生々しく熱い演奏もあって意外な発見。 Emarcy(Mercury Record)盤 オリジナル モノラル
jolly1964
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RUTH PRICE with SHELLY MANNE
独特の声の雰囲気があるRuth Price。 1961年録音。当時LA ハリウッドにあった、ドラマーのシェリーマンによるライブハウスでの実況収録。 CONTEMPORARY盤 オリジナル モノラル
jolly1964