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「私を月まで連れてって!」竹宮恵子
『私を月まで連れてって!』竹宮恵子。小学館文庫他。 1981年より小学館の『ビッグコミックフォアレディ』誌、『プチフラワー』誌に1986年9月号まで連載。 月や火星までビジネス旅行が可能になった21世紀後半?の米国を舞台に、NASAの宇宙飛行士のダン・マイルドと17歳年下のESP娘ニナ・フレキシブルを主人公に、彼らと関わる人々や家族が、SFコメディやホームコメディを繰り広げる。 元々は、1977年の『SFファンタジア 地上編』(画像3)に掲載された短編読切漫画「夢見るマーズポート」を元に、長期連載化された。なお登場人物の子供たち次世代の話として、2000年より『ブライトの憂鬱』が発表された。 数々の名作SFをモチーフにした話があり、あまり深刻にならずに読めるのが良い所です。某「エバンゲリヲン」アニメのEDテーマが“Fly Me To The Moon”なのは、この漫画の影響もあるのでは?と思ってたりして。 #SFコミック #コメディ #竹宮恵子 https://youtu.be/rN1W-DIx1U4
書籍 小学館文庫 2015年Jason1208
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ジャイアント・ロボ《セガ・エクスプラス》
『ジャイアント・ロボ』(1967東映)のソフビ人形です。高さ31cm。 可動部は首・肩・腰。中古品をネットオクで入手しました。足の裏の銘には、“東映・光プロ Made In China”しかありませんが、おそらく、エクスプラスの原型を基に作成され、UFOキャッチャーの賞品として流通した製品だと思います。 今では、グレイに赤色のカラーリングは地味と思われますが、TVドラマ画面では武骨な機械らしく巨大感がよく表現出来ていて、卓抜な色彩設計だったと思います。 #ジャイアントロボ #ソフビ #セガ #エクスプラス
フィギュア セガトイズ 1500円程Jason1208
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『日本特撮・幻想映画全集』《勁文社》
勁文社より1997年に発行された『日本特撮・幻想映画全集』です。A5版カラー/モノクロ399頁、定価3250円+税(当時)。ISBN4-7669-2706-0。 「全怪獣怪人大百科」を始めとする文庫版大百科で知られる勁文社(ケイブンシャ)が、“『春爛漫狸祭』(1948年)から『モスラ』(1996年)まで”と日本の全超現実映画を網羅することを目指して、編集した一冊です。 映画一作につき、最低半頁を当てて、結構シビアな評価が読ませます。章末には、矢島信男・湯浅憲明・川北紘一・雨宮慶太・樋口真嗣各特撮監督インタビューを収録して意欲的な内容です。 カラー口絵部分を見るだけで心躍る気がします。 勁文社は2002年に経営破綻しましたが、この『日本特撮・幻想映画全集』の増補改訂版を朝日ソノラマ社が発行していました。 #勁文社 #東宝 #大映 #特撮映画 #特殊撮影 #SF映画 https://muuseo.com/jason1208/items/717
書籍 勁文社 2015年Jason1208
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鑑定の鉄人Part2 「お宝」発掘の極意 / 北原照久《二見書房》
二見書房サラブックスより発行された『鑑定の鉄人Part2 「お宝」発掘の極意』北原照久/著、新書版カラー/モノクロ248頁。1995年発行、ISBN4-576-95167-Xです。 “ブリキのおもちゃ博物館”館長であり、世界的にも有名なコレクター兼鑑定士である北原照久氏による、TV東京系番組「何でも鑑定団」鑑定士たちによる著書『鑑定の鉄人』の一冊として著した本です。(Part1は中島誠之助氏) 見ての通り、カラー口絵頁には貴重なコレクション画像とそれにまつわるエピソードが満載の楽しめる本となっています。とても真似が出来ないし、真似をするつもりもないですが、どういったものが“お宝”となるか、なぜ“お宝”なのか、どうやったら手に入るか、みたいな考え方の部分は結構面白く、為になったように思います。「個人で手に余るようなモノは、高値ならいっそ手放した方が良い」みたいな哲学も興味深いと思いました。 #北原照久 #レトロ #古物収集 #アート #ノスタルジー
書籍 二見書房 108円Jason1208
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『明治不可思議堂 / 横田順彌』《筑摩書房》
筑摩書房より1995年に発行された『明治不可思議堂』です。横田順彌/著、A5版モノクロ386頁、ISBN4-480-85684-X、定価2400円。本書は、ちくま文庫でも再版されてます。 明治物に定評があるSF作家・古書研究者横田順彌氏(1945-2019)による明治の群像ノンフィクションです。横田氏が手ずから調べた明治の有名人・一般人・庶民たちについてのさまざまな逸話・喜劇・悲劇で構成されています。 雑誌掲載の60数編各話より題名を抜粋列挙しますと、「美人コンテストと乃木大将」「千里眼と念写」「『野球害毒論』と新渡戸稲造」「白瀬南極探検の真相」「生きていた西郷隆盛」「六号艇沈没事件」「ハレー彗星狂騒録」「軍神第一号のロマンス」「空飛ぶ鳥を夢見た男」「雪中演習の悲劇」「新橋芸者、欧州を行く」「お召し列車脱線事故」「われは芦原将軍なり!」「たった一人の日本人」「最後の仇討ち」「明治の武侠・冒険雑誌」「明治のシンボル[凌雲閣]」「柔道伯爵の世界武者修行」「ポトマック河畔の桜」……。 タイトルを挙げるだけでも、およそ今日でも知られている有名な話が、横田順彌氏の健筆で活写され、活き活きとした明治の日本人像を成していくのが分かるかと思います。 #ノンフィクション #明治時代 #横田順彌 #押川春浪 #筑摩書房
書籍 筑摩書房 300円程Jason1208
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佐藤勝 Sound Theater ~ 一本の鉛筆~
社会的な作品からエンターテインメントまで、多くの日本映画の劇伴音楽を担当してきた佐藤勝先生の映画音楽を、交響楽として愉しむ企画CD『佐藤勝 Sound Theater ~ 一本の鉛筆~』(CD2枚組)です。 2枚目、《皇帝のいない八月》以降は佐藤勝先生指揮によるボーナストラックです。 “一本の鉛筆”とは、「一本の鉛筆があれば私は“戦争は嫌だ”と書く」という主旨の佐藤勝先生作曲の反戦歌です。(美空ひばり他が歌ってます) “君の行く道は♪”の「若者たち」って、佐藤勝先生の作詞作曲なんですね。 DISK1 1.『ゴジラの逆襲』八朝裕樹指揮・上海交響楽団(Disk2の4まで) 2.『冷飯とおさんとちゃん』 3.『隠し砦の三悪人』 4.『独立愚連隊』 5.『用心棒』(予告編音楽) 6.『赤ひげ』 7.『戦争と人間~「メインテーマ」』 8.『戦争と人間~「愛のテーマ」』 9.『吶喊~「乱世」』 10.『アラスカ物語~「アラスカの山河」』 11.『アラスカ物語~「捕鯨」』 12.『皇帝のいない八月~「イントロダクション」』 13.『あゝ野麦峠~「野麦越え」』 14.『あゝ野麦峠・新緑篇~「プロローグ」』 15.『英霊たちの応援歌 最後の早慶戦~「遠い空のボレロ」』 16.『地球(テラ)へ~「遥かなる憧憬の地」』 17.『北の蛍』 18.『織田信長』 19.『雨あがる』 20.『雨あがる~「ふたり」』 21.『雨あがる~「エンド・タイトル」』 22.『若者たち~「空に陽がまた昇るとき」』 DISK2 1.『一本の鉛筆 A Single Pencil』 2.『みちゆき Michiyuki(A Lover's Trip)』 3.『留萌の海へ To Rumoi's Sea - Part1』 4.『留萌の海へ To Rumoi's Sea - Part2』 5.『皇帝のいない八月 Kotei No Inai Hachigatsu - Allegro Maestoro』 佐藤勝指揮 大阪シンフォニカー ピアノ演奏・八朝孝男(Disk2 13まで) 6.『札幌オリンピック Sapporo Winter Olympic Games - Sayonara Sapporo』 7.『遥かなる山の呼び声 A Distant Cry From Spring』 8.『キタキツネ物語 The Glacier Fox - The Coming Of The Spring』 9.『陽暉楼 Yokiro』 10.『若者たち Bands Of Assassins - 空にまた陽が昇るとき』 11.『羅生門 真砂の証言のボレロ Rashomon - Bolero For Masago's Testify』 12.『七人の侍 Seven Samurai - Samurai's Theme』 13.『敦煌 組曲 Dun-Huang (The Silk Road) Suite』
CD アーク・エンタープライゼス 2015年Jason1208
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ナツノメリュウ《バンダイソフビ》
ソフビ人形フィギュアの「ナツノメリュウ」です。いわゆるソフビ=ソフトビニール人形も1980年代以降は非常に精密なものが作られるようになりました。PVC製品は15年くらいたつと製品によっては経時劣化が酷いものですが、ソフビ人形は古いものでも変形や劣化しにくいという長所があります。 これは円谷プロの佳作『ウルトラマンマックス』の第9話「龍の恋人」に登場したナツノメリュウ。いわゆる悪役の怪獣ではなく、もともと祀られていた竜神様です。テレビ怪獣フィギュアとしては珍しい全長30cm近い大きさの迫力が魅力です。 #ウルトラマンマックス #ナツノメリュウ #竜神様 https://youtu.be/sFNCBFX8gWg
フィギュア バンダイ 1000円Jason1208