-
『謎の大消滅』/ ブラッド・スタイガー《二見書房サラブックス》
『謎の大消滅』、ブラッド・スタイガー/著、青木栄一/訳。二見書房サラ・ブックス1976年初刷。 副題“ブラック・スペースはどこに?”。 “おなじ時、おなじ場所で次々と謎の失踪が起る。消えた人々には共通のタイプがあった。現代科学で解明できない不思議な消滅の事実を、キミは信じられるか?”(解説より) 昔から、フランク・エドワーズの『世にも不思議な物語』『四次元の謎』、リプレー『信じようと信じまいと』みたいな綺譚集が好きで、読んだ一冊。1970年代のオカルトブームには、結構な数が出ていた《謎や怪奇》本の一冊です。 内容としては、後を絶たない米国や世界の不可解な人間消失事件、「フォート」誌に集められた艦船航空機の消失事件、自身『怪奇な消滅物語』という作品を書いて、消息を絶って失踪したアンブローズ・ピアスや当時流行りのUFO誘拐説など、なかなか読ませてくれる本です。画像3、4にあるように、挿絵がなかなか恐怖を高めて良い感じです。 この本は一度紛失し、再度古書で購入したのですが、評価が高いのか結構高価でした。 #ブラッド・スタイガー #青木栄一 #綺譚 #謎と怪奇 #オカルト #サラ・ブックス
書籍 二見書房 800円程Jason1208
-
冒険手帳 -火のおこし方から、イカダの組み方まで-
1970年代の子供たちの冒険心を揺さぶった野外活動のための名著『冒険手帳-火のおこし方から、イカダの組み方まで-』です。雑誌『少年』他の編集長を務めた谷口尚規氏と、2018年亡くなられた漫画家・石川球太氏の共著です。 画像を見て分かるとおりに、見て飽きない非常にビジュアルな構成で、展示品は再度購入したものですが、1972年初版発行から1981年で第191版となっています。当時のベストセラー本です。同種の本が無かったので、人気があったと思われます。 なお、21世紀ブックス(主婦と生活社)は既に絶版となっていますが、光文社より文庫復刻本が出ており、また主婦と生活社より、別著者による「新・冒険手帳」という本が刊行されており、影響力の大きさが分かります。 #アウトドア #野外活動 #野営 #キャンプ #サバイバル #石川球太
アウトドア 主婦と生活社 ヤフオクJason1208
-
大魔神《海洋堂》
海洋堂より大魔神です。高さ18cmほどの小ぶりながら、全身可動を実現してます。原型は松村しのぶ氏で流石の造形です。 塗装の斑点は、第一作『大魔神』劇中での砂塵を表現したもので、本来全身つや消しの黒のため、ストロボ撮影しないと真っ黒になってしまいます。流石実物大の大魔神を保存している海洋堂さんだけのことはありますね。 付属品無しのジャンクということで、かなり安価に手に入れました。 (2019/2/14)画像追加しました。 #海洋堂 #大魔神 #大映 #可動フィギュア #松村しのぶ
フィギュア 海洋堂 1000円ほどJason1208
-
『巨神兵東京に現わる』パンフレット
2012年から2013年にかけて行われた『特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技』展にて特別上映された短編特撮映像『巨神兵東京に現わる』のパンフレットです。 わずか数分の短編ながら、実に緻密な画面構成が行われていることが分かるかと思います。 #庵野秀明 #樋口真嗣 #竹谷隆之 #特撮映画 #特撮博物館 #アート https://youtu.be/kt3RwLfrFJ0
美術展図録 2700円(『特撮博物館図録』と同梱) 2013年頃Jason1208
-
特撮博物館「ミニチュアで見る昭和平成の技」図録
2012年から2013年にかけて行われた『特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技』展の図録です。 「新世紀エヴァンゲリオン」「シンゴジラ」で知られる庵野秀明氏が館長、数々の特撮映画で知られる樋口真嗣氏が副館長として、日頃は見ることが出来ない特撮映画に関連する数々のプロップ(小道具)、模型を収集展示という美術展になっています。 日本ではかつて豊かな商業映画文化がありながら、それを振り返る博物館的な施設が余り無いので、非常に意欲的な試みです。また映画プロップを美術品として見る考え方も日本では斬新なものだったと思います。 #成田亨 #特撮映画 #円谷プロ #東宝映画 #ピープロ #アート https://youtu.be/m3unlD_XIhQ
美術展図録 2700円 2013年頃Jason1208