-
『魔界転生』/ 石川賢《角川書店》
『魔界転生』石川賢/作画、山田風太郎/原作。ヤマトコミックス(角川書店)。1987年。 「ゲッターロボ」「虚無戦記」「魔獣戦線」などの代表作を持つ漫画家・石川賢先生が、山田風太郎の有名原作「魔界転生」を材に取り、凄まじいばかりのイマジネーションで描き上げた傑作です。 "凄惨な「島原の乱」が終息し、まだ混乱が収まらない江戸時代、寛永十余年。柳生十兵衛は、森宗意軒、由比正雪、紀州公・徳川頼宣らが、徳川幕府の天下を覆さんと企む陰謀を知る。十兵衛の前に敵・魔界衆として現れる天草四郎時貞、荒木又右衛門、田宮坊太郎、宝蔵院胤舜、柳生宗矩、宮本武蔵、強い無念の心を持って死んでいったはずの彼らを現世に再び出現させた、忍法《魔界転生》とは何か?、死闘の果てに十兵衛が見たモノは?、この世のものならぬ超絶の激闘が展開される。" 上巻「十兵衛地獄変」下巻「四郎魔道変」 原作「魔界転生」も数々の映画や創作物で何度も映像化されてきましたが、故石川賢先生のイマジネーションはどれにも負けてないと思います。この作品の後、石川賢先生が描かれた『虚無戦記』などの原型といえるところがあります。 #伝奇コミック #石川賢
書籍 角川書店 ブックオフ博多駅前店Jason1208
-
太陽の塔Walker《角川書店》
角川書店より2014年10月に発行された『太陽の塔Walker』です。A4版カラー82頁、定価1500円(税別)。ISBN978-4-04-731494-8。 「TokyoWalker」編集部による特別編集の“太陽の塔”オンリー本、超合金「太陽の塔」ロボなどの発売を記念して、「太陽の塔」ブームのあらゆる事象を取り上げ、特集しています。 画像2枚目は、開田裕治氏による綴込ポスターです。 #太陽の塔 #日本万国博覧会 #昭和レトロ #岡本太郎 #角川書店 https://muuseo.com/jason1208/items/15 https://muuseo.com/jason1208/items/417 https://muuseo.com/jason1208/items/617
書籍 角川書店 1000円程Jason1208
-
ヨコジュンのビックリハウス / 横田順彌《角川文庫》
角川文庫より1983年に発行された『ヨコジュンのビックリハウス』です。横田順彌/著、カバーイラスト/岸井勲、解説/森下一仁、文庫版373頁。自筆年譜収録。(双葉社より1980年に発行された同名著書の文庫化) “無節操、ナンセンス、そして“馬鹿馬鹿”しさをのりこえてしまった“馬鹿馬鹿”しさ……この八方破れ、無双無敵のハチャハチャSFの世界とは……? 「ダジャレ診断Q&A」「ハナモゲラ対談」をはじめ、アメリカでの奇行珍談……etc、この一冊でハチャハチャSFの始祖・横田順彌の原点を知ることが出来る。 さて何が飛び出すか、日本初公開のユニーク・ビックリ文庫。” 横田順彌先生[1945-2019]は個人的にファンの作家で、日本SFのユーモアとかお笑いを代表する方だと思っています。ライフワークの古典SF研究や創作後半生の「天狗倶楽部」関係の明治バンカラ青春小説も良いですが、やはりハチャハチャSFの方に横田先生の本質があるように思えます。 横田先生作という洒落の“老婆は一日にして成らず”“まだらのひもの”とか、笑って呆れて感動してしまいます。 この『ヨコジュンのビックリハウス』は五部構成で、一「創作」二「ザ・ハチャハチャ」三「コラム・コラム」四「SF少年記」五「ぼくの亜米利加旅行」となっていて、横田先生の自伝的な一冊でもあります。 第二部「ザ・ハチャハチャ」“SF入門講座”より抜粋すると、 >SFのテーマ、《ミュータントテーマ》 >超能力を持った超人類とホモサピエンスの戦いを描いた作品が、このテーマの主流だ。 >シオドア・スタージョンの「人間以上」は、このテーマの最高作といえる。 > たちまち、そこにいる悪徳代官と悪徳商人をミュータントと見破った破れ傘刀舟は、腰の胴田貫をひきぬくと声を張りあげた。 > 「おめえらあ、人間じゃねぇや。たたき斬ってやる!!」 ……ここら辺、思わず声に出して笑ってしまいました。 #日本SF #ハチャハチャSF #横田順彌 #角川文庫 https://muuseo.com/jason1208/items/754 https://muuseo.com/jason1208/items/761
書籍 角川書店 100円Jason1208
-
痛快アッパレ《角川書店》
「痛快アッパレ」1981年にカドカワノベルズ創刊記念に書店で配られた、B5版32頁の雑誌風宣伝パンフレットです。 飛び抜けたセンスが印象に残って、保存していました。 薬師丸ひろ子さんが、お伽話の主人公に扮して、大活躍です。 またお伽話の主人公にやっつけられる相手が、ライバル社の出版物や雑誌を揶揄しているのが笑えます。 大林宣彦監督のインタビューがあるのは、カドカワノベルズ宣伝のマルチメディアCMを大林宣彦監督が担当しており、このパンフレットもその一環だからです。 #角川書店 #カドカワノベルズ #宣伝パンフレット #薬師丸ひろ子 #Pop_Art
雑誌記事 角川書店 もらいものJason1208
-
『ダーククリスタル』《角川文庫》
角川文庫より1983年に発行された映画『ダーク・クリスタル』のノベライゼーション小説、アンソニー・チャールズ・H・スミス/著、山田順子/訳、文庫版244頁です。映画スチルのカラー口絵8頁。 映画公開時の唯一の関連商品です。不遇な封切り公開の割に、興行成績は良かったとか。 #ダーククリスタル #ジム・ヘンソン #フランク・オズ #マペット #アート
書籍 角川書店 380円Jason1208
-
『生頼範義画集 幻魔大戦グラフィティ』その2
『生頼範義画集 幻魔大戦グラフィティ』 角川書店の雑誌「野生時代」の第100号記念(1982年頃)に掲載された、カラーページの読者プレゼント、『生頼範義画集 幻魔大戦グラフィティ』をスクラップしたものです。 生頼範義氏の挿絵画家としての、SF作家平井和正氏との付き合いは長く、同作品をテーマにした絵画もかなりの量にのぼります。 #生頼範義 #角川書店 #徳間書店 #野生時代 #平井和正 #幻魔大戦 #アート https://muuseo.com/jason1208/items/576
雑誌記事 角川書店 1982年頃Jason1208
-
『生頼範義画集 幻魔大戦グラフィティ』
『生頼範義画集 幻魔大戦グラフィティ』 角川書店の雑誌「野生時代」の第100号記念(1982年頃)に掲載された、カラーページの読者プレゼント、『生頼範義画集 幻魔大戦グラフィティ』をスクラップしたものです。(当時の「野生時代」はカラーページがほとんど無い雑誌で、企画自体が読者サービスということです) 生頼範義氏の挿絵画家としての、SF作家平井和正氏との付き合いは長く、同作品をテーマにした絵画もかなりの量にのぼります。 #生頼範義 #角川書店 #徳間書店 #野生時代 #平井和正 #幻魔大戦 #アート
雑誌記事 角川書店 1982年頃Jason1208