映画『レディ・プレイヤー1』を観てきました。
初版 2018/04/28 20:16
改訂 2018/04/30 15:26
何かとオマージュの多い映画ですね。
悲惨な状況の主人公のサクセスストーリーというと、『スターファイター』1985を思い出します。この映画の場合、悲惨なのは主人公だけではなく、社会全体ですが。
仮想世界<オアシス>の創始者ジェームズ・ハリデーには、『市民ケーン』の新聞王+スティーブ・ジョブス他の生涯が投影されている(「薔薇のつぼみ」というキーワードが出てくる)ようですし、<オアシス>の支配を目論むIOI社のソレントなど巨大企業を悪役設定するのは、SF映画では結構定番の設定ですね。
クライマックスのゲームウォーズは『ロード・オブ・ザ・リング』ときて、キーワード的に登場する『ダーククリスタル』のキーラでふと感動し(ヒロインがIOI社にとっ捕まって、内部で破壊工作をするのは『ダーククリスタル』へのオマージュかと)、メカゴジラやガンダムの登場では笑っちゃいました。スピルバーグのサブカルキャラクターへの愛情がよく分かります。
#思い出