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UK/same 憂国の四士
1978年と言えば完全にプログレは斜陽産業 そんなプログレ王国の衰退を憂う4人の藩士が立ち上がった! 的な邦題が熱い、熱すぎる 青地に白抜きの帯も熱い、熱すぎる クリムゾン残党の2人にジョブソン、ホールズワースというテクニシャンが集うスーパーグループはオールドスタイルのプログレの最後っ屁といっても良いだろう 幸いな事に俺はギリギリこの最後っ屁を嗅いだ1人 多分これがプログレ初体験 ラジオか何かで聴いて普通にカッコいいと思った訳でこの流れでクリムゾンやピンクフロイド等の王道に時代を遡っていく事に..... だがしかし、バンドは早速メンバーチェンジしてもう一枚アルバムを発表してあえなく解散 80年代の生き残りをかけポップと融合していく模様 https://youtu.be/hMu7XUc9OcI #レコード #アナログレコード #プログレ #キングクリムゾン #イエス #KingCrimson #Yes #JohnWetton #BillBruford
JPN 84 ポリドール MPF1169 ¥700ジャケ買いマン
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うしろゆびさされ組/unlimited
おニャン子クラブが大ブームだった80年代半ば、 ちょうど20歳前後だった俺は恥ずかしながら音楽の趣味的にも最もとんがっていた時期でこの手の流行り物に対し商業音楽の権化として嫌悪感を抱いていた 存在は知ってるけど聴いたことのない類の代表格としてのおニャン子クラブ、そこから派生したユニットがこの「うしろゆびさされ組」だ 名前がすごい、あと「うしろ髪ひかれ隊」とか「ニャンギラス」とかあったよね テキトーに思いついては名前つけてったとしか思えんw ジャケはポップ感が強く悪くはないね おまけの物量がすごい 製作コスト度外視なバブルに向かってまっしぐら仕様でお買い得感は強い 申し訳ないけどわざわざ針を落として聴くのもなんか小っ恥ずかしくてYouTubeで一曲だけこっそり聴いてみた エレポップの影響下にある当時の歌謡曲って感じかな? スタッフもまだまだ若いだろうから音楽的に面白い事をしてみようと言う遊び心は十分感じられて悪くない? 実はおニャン子関連帯がついてて状態良くて100円なら今まで結構買ってたから地味に沢山あるよ どれも一回も聴いてないけど… 暇があったらゆっくり聴いてみるかな… https://youtu.be/mDXEx1TSHrs #レコード #アナログレコード #おニャン子クラブ #ゆうゆ #岩井小百合 #アイドル #エレポップ
JPN 84 キャニオン C28A0555 ¥100ジャケ買いマン
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Terry Jacks / Seasons in the Sun
カナダのシンガーのようなんだけど知らん人やな〜って思って調べてみたら「そよ風のバラード」を歌ってた人だった! いわゆる一発屋って扱いなんかな この「そよ風のバラード」は元々はシャンソンの曲で彼がビーチボーイズのためにテリーがアレンジしてレコーディングまでされながらビーチボーイズ的には 「やっぱちょっとイメージ違うんで発表するのやめとくわ」 とお蔵入りになったのを 「なんやねん、せっかくアレンジしてやったのに ほな俺が歌うわ」 とリリースしたところ全米で大当たりだったらしい 日本でもヒットを見込んでソニーがアルバムをリリース、 どうもジャケは日本独自みたいやね、オリジナルは画像の後ろから2番目のやつみたい 日本側の判断なのかどうか分からないけどオリジナルはちょっとジムモリソンみたいでむさくるしく曲のイメージに合わないと判断されたんかな〜 シングルのジャケ(アップ画像最後)の写真を流用したっぽいね まあオリジナルも国内盤もぶっちゃけイマイチなんだけど〜 ただ裏ジャケがいいんだよね あぐらをかいてギターを弾く写真はアングルもよく粒子が荒い感じの処理も素晴らしい のちに名盤として再評価される系の諸作品に共通する名盤オーラがちょっと漂ってる? 実際内容は適度にポップでオリジナル楽曲のクオリティも高い 風貌からSSW系のカントリーロックっぽいけどむしろチャート向けのモンキーズのマイナー曲集って感じでポップス色が強いかな どちらにしても立ち位置的には微妙なためアイテムとしてはレアではあるんだけど ジャンクコーナーで100円じゃなきゃ買わなかっただろうな〜 #レコード #アナログレコード #テリージャックス #そよ風のバラード #全米1位 #ビーチボーイズ #お蔵入り #一発屋 #アメリカンポップス #裏ジャケの方が断然良い
JPN 84 CBS SONY BLPL18 ¥100ジャケ買いマン
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Uriah Heep / Look at Yourself
彼らの代表作として今でも評価の高い作品だね タイトルナンバーは5分の中に沢山の仕掛けをカッコよくドラマティックに詰め込んだオルガンロックの美味しいエッセンス満載なブリティッシュハードロックの一つの到達点になってるんじゃないかな? 鈍く反射する銀蒸着紙を中央くり抜き部分に中から貼り付けて鏡を模した一種の変形ジャケ タイトルのLook at Yourself〜お前自身を見てみな〜 直訳するとこんな感じだろうけど意味的には 「お前ちょっと反省しろよ」 と言ったニュアンスっぽいね ジャケ上部左右に印刷されたちょっとキツそうな責めた眼差しがそう言ってるみたい 事実ハードオフの値札付けマンはその叱責にも似た眼差しに我慢できず恐らく無意識のうちに目の部分に値札を貼ってしまった模様 #レコード #アナログレコード #ハードロック #プログレ #ブリティッシュロック #ハモンドオルガン
JPN 84 東芝EMI WBS71018 ¥100ジャケ買いマン
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中尾ミエ/恋のシャロック
1968年のニューリズムとしてビクターが推したのは「シャロック」 シャロックとはシャッフルとロックを合わせた造語らしいけどこの曲を知らない人的には「なんやねんそれ」状態 実際同時期に少し流行った「ブーガルー」ほど認知はされなかった模様。 シャロックの伝道師として中尾ミエが起用されたわけだけどジャケが強烈だね 紫色に裏焼きされた中尾の顔はまるでオバケである、いいのか??? ちょっとサイケな感じもあってその手のモノが好きなら全然OKなんだけどね… 多分一般的には「気持ち悪いから買うのはよそう」となったんじゃないかな? 後年ファズギターが効いたグルーヴ歌謡的な和モノとして評価されて日の目を見ることになる 楽曲的にはシンプルなんだけどファズが効きすぎたギターやゴリゴリのベース、チープなオルガンがハネたリズムに乗って暴れまくるスタイルでポイントは高く「ひとりGS」のカテゴリーに入れても見劣りすることはないね、 B面も同系統でクラブユースにも結構活躍しそうだから和モノDJなら是非とも持っておきたいアイテムだよ。 #アナログレコード #レコード #中尾ミエ #ニューリズム #シャロック #和モノ #ファズ歌謡 #ひとりGS #グループ歌謡 #チープオルガン #シングル盤 #ドーナツ盤 #45rpm #サイケ歌謡 #サイケな夜 #サイケデリックでいきましょう
JAP 84 ビクター SV1020 ¥500ジャケ買いマン
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Five or Six/Polar Exposure
チェリーレッドの12インチシリーズの23番目。 シンプルだけど当時の英国のシーンを想起させるような意味深でひんやりとした空気感が伝わるジャケは悪くない。 A面が45rpnでB面が9曲入り33rpmの変則仕様、ま、B面は9曲あるって言っても自宅録音のデモっぽいのやライブの断片であんまり有り難くない。 チェリーレッドの名作コンピ「Pillows and Praiyers」の1曲目に収録され正にそのコンピの名作度に大きな貢献を果たした必殺のネオアコナンバー「Portrait」を有するバンドだけあってどんなスーパーな楽曲が登場するのかと期待してA面に針を下ろしてみるととんでもない肩透かしを喰らうから要注意。 なんかダークなシンセが全体を支配するJoy Divisionの出来損ないみたいなナンバーが登場! 一瞬「これ中身違う事ない?」当時の俺は思わずジャケとレーベル部分のレコ番を何度も確認し直した これに懲りて彼らの作品はもう買うことは無かったんだけど、いやいや今聴くとこれはこれで悪くないかな…… #CherryRed #NeoAccoustic #チェリーレッド #ネオアコ #JoyDivision #ジョイディヴィジョン #自宅録音 #ニューウェーブ #NewWave
UK 84 Cherry Red 12cherry23 ¥500ジャケ買いマン
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ブラジルの音楽 サンバマクンバ 原住民の民謡
衝撃的なジャケである まさに「グロ 閲覧注意」案件だ レコードの新譜が¥2500した時代、当時の通貨レートを考えても決して安いとは言えない金額だ 女と付き合えばデート代に、車を持てばドレスアップにと収入をレコードに割く割合も決して多い訳ではなかった それでもレコードが欲しい、新たな未知なる音楽を聴きたい… そんな欲求に優しく応えたシリーズがこの廉価盤の一連の民族音楽モノだったのだ 地元の少し大きめなレコード店に行くと量は少ないながら一応民族音楽のコーナーが独立していてこのポリドールやキングのシリーズが全種類とは言わなくても一定数は確保されていた、インド音楽やガムラン辺りはロック系経由で耳にはしていたもののその他の国々の音楽は未知なものが多い訳でそこで得意のジャケ買いの登場である。 少ないながらも今までの経験と感性を駆使して慎重にセレクトするわけだ、やはりまずはインパクトのあるキョーレツなジャケに目がいってしまうのは若気の至り、真っ先に手にしたのがこの「ブラジルの音楽」である ジャケに映る気持ち悪いメイクをした男に初期ジェネシス時代のピーターガブリエル的な物を感じ「この男が歌う音楽なら間違いないだろう」期待を込めながらレジに差し出す、レジの姉ちゃんには「こんなすごいジャケのレコードを買う俺って凄いだろ?」的な虚栄心もなかったと言えば嘘になる。 帰って早速後日通勤の車の中でも聴けるようにカセットテープへの録音作業だ。インデックスカードに曲名を描き写しながら聴き進めるわけだけどこのジャケの男が歌っている訳ではないと気がつくのに大した時間はかからなかった。やや強引にブラジル括りでサンバから原住民の歌や楽器演奏など様々なパターンが雑多に詰め込まれている感じだ、その上ラジカセでライブ録音したようなひどい音質である、 咳き込みながら歌う原住民や上手いか下手なのかよくわからない笛の演奏、町の喧騒や話し声、風や波等の自然音が普通に無神経に混ざり込む…そこらへんの村祭りの模様を遠巻きに録音したようなライヴ感、臨場感は確かにあるのだが今まで比較的普通にスタジオで録音された音楽を聴いて来た身にはジャケ同様衝撃的な体験だった。そしてそれがけっこうな中毒性を伴い次はアレ、次はコレとカタログや帯についている製品ラインナップと睨めっこしながら購入作品を予め吟味し翌週またレコード店へと繰り出す訳なのである。 人文化の記録としての民族音楽をもっと大衆に広めたい… 小泉文夫、中村とうようらの悲願はしっかりと確実にひとりの若者に伝わったのであった! #アナログレコード #レコード #カセットテープ #民族音楽 #民俗音楽 #小泉文夫 #中村とうよう #ミュージックマガジン #包 #世界民族音楽集成 #PeterGabriel #brazil
84 JAP / Barcray L15B3018 ¥100 1982ジャケ買いマン
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Sea train / Marblehead Messenger
着色されたカラーボール紙にスミ一色で印刷された単色物なんだけどスミ版の網点を薄くすることで紙の元々の色を引き立たせる、そんな粋な手法がとられたSeatrainのセカンド 独特な色合いでなんとなく古きアメリカンな雰囲気がよく出ているよね、 ブルーグラス界のカメレオンPeter Rowanがガチでエレキを弾いてる、おそらく彼が引っ張って来たんだろうと思われる同じくブルーグラス人脈のフィドラーRichard Greeneにエレクトリックヴァイオリンを持たせた一風変わったプログレ風カントリーロックを展開する、リズム隊はBlues Projectの残党とそこそこ話題性も高かったと思うんだけど内容は十分伴ってる、一般的には裏名盤的評価なのかな? 因みにこのジャケ、よく白い紙に印刷されているような色目の違うものを見かけるんだけどこのカラーボール紙、特に青系は紫外線に弱く明るい部屋とかに保管したりしてると経年で青みが抜けて普通の白紙になってしまうので保管には要注意だよ! #レコード #アナログレコード #BluesProject #Country #CountryRock #SwampRock #bluegrass #ProgressiveRock #violin
84 US /Capitol SMAS829 ¥70 1971ジャケ買いマン
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Red Allen & The Allen Brothers / Allen Grass
一見するとまるで60年代後半あたりの南米のサイケバンドのB級盤ぽいチープジャケ、 その正体は当時すでにブルーグラス界の大御所レッドアレン(42)が二十歳前後の若者達と組んだバンドなのであった! よくよくジャケを見てみると長髪のロックっぽい若者に混じっておっさんが一人居たw サウンドはA面がそのおっさんレッドアレンを中心としたオールドスタイル、B面がアレン抜きの若者達のみの歌と演奏によるニューグラス風なサウンド。ブルーグラス界の後進のミュージシャン育成の意味もあったんだろうね、その後程なくしてメンバーの一人が病死してしまうと言うトラブルでその計画も暗礁に乗り上げてしまう…… 結構感慨深い #アナログレコード #レコード #bluegrass. #ブルーグラス #country. #カントリー
84 JAP / King LAX6007 ¥50 1975ジャケ買いマン
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The Association /Greatest Hits
かれこれ40年近く我が家のレコードラックに収まっている最古参の一つ。 自分の記憶が正しければ人生初のジャケ買い案件 中古レコード屋の¥500セールだったと思う、当時中古レコードはまだまだ高く¥500というのは最安値クラスだったと思う、何に惹かれたのかはわからないけどツェッペリンだパープルだと激しめのロックを好んで聴いていた当時の耳にはあまりにもソフト過ぎてしばらくの間はピンと来ず「こりゃハズレだったな〜」と感じていたはず。 だがしかし、レコードの量もそうそう多いわけでもない貧乏中学生、仕方ないので聴いていたらそこそこ馴染んできたのであった! ジャケは森の中に佇むカラフルなシャツを着たメンバー達のショット、サイケ色は低いけど自分の中に性を与えられて以来燻っていたサイケ嗜好に種火をつけたような人生の重要作品なのかもね #アナログレコード #輸入盤 #ピーカンファッジ #サイケデリック
84 US / Warner Bros. WS1767 ¥500 1967ジャケ買いマン
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Asia / same
プログレ界のスーパースター(+1)が一同に会しポップスを演る ロジャーディーンによるバンドロゴに竜をあしらったジャケ、若干の厨二病感は否めないけど一度見たら脳裏に刷り込まれるインパクトジャケ、結果的にはオーライといったところ?? 予想通りかアルバム、シングル共に大ヒット、「詠時感」と書いて「エイジア」と読ませる 日本側のプロモーションも相当力が入っていた模様 確かなテクニックに裏付けられた楽曲群に隙は一切無くエバーグリーンな名盤と相なった #アナログレコード
84 Jap / CBS Sony 25AP-2299 ¥100 1982ジャケ買いマン
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Vanhalen / same
邦題が「炎の導火線」素晴らしい! 分割されたメンバーの写真の中央に燦然と輝くバンドロゴ そのメタリックな質感は単純にカッコイイ、ハードロックとはコレでイイのだ 裏のデイヴののけ反りも最高だよね 彼らの登場をリアルタイムで体験した、今まで聴いたことのなかったそのギターの音は相当に衝撃的、 まだまだ子供だった俺ですら新しい何かが始まったのを身をもって思い知らされたのだ #アナログレコード
84 Jap / Warner p-10479w ¥100 1978ジャケ買いマン
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Chicago / Hot Streets
#アナログレコード メンバーの死を乗り越え初めて数字以外のアルバムタイトルが付いた後のAOR化への伏線となった1978年の問題作 かろうじて従来のブラスロック色も残しながらもサウンドはモダンなものへと方向転換、これくらいのさじ加減が俺的にはちょうどイイかな〜 ジャケは当時大人気のフォトグラファー「ノーマンシーフ」、躍動感みなぎる良い写真が見開きジャケいっぱいに展開する 本来は歌詞が印刷されたベタ白抜きのインナーが付属するはずなんだけど残念ながら欠品でした(涙)
84 US / Columbia PC35512 ¥100 1978ジャケ買いマン
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Elvis Presley / Elvis Now
#アナログレコード エルヴィス の70年代はライヴステージ中心の活動で合間合間にスタジオに入りレコーディングし、アイテムが溜まったら順次アルバムを出して行くと言う手法が取られたため発売されるオリジナルアルバムもジャケは適当なステージフォトを流用する事が多かった その為どのアルバムのジャケも同じような印象が強く、きちんとディスコグラフィーを把握しないと素晴らしい70年代の作品群を味わう事は困難だ この1972年リリースのアルバムはカッコいいステージフォトとシンプルながら力強いロゴが幸いしてか比較的良ジャケの体裁を守っている これは80年代にリイシューされたドイツプレス、裏面のアルバム広告も発売時のものに差し替えられておりそれはそれでちょっとレアw 因みにリアルタイムの国内盤は見開きジャケ&裏面は独自のデザインになっていてコレクター心を揺さぶるね
84 Ger / RCA PL89543 ¥100 1972(1985 reissue)ジャケ買いマン