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AMFブラックアングル
ボウリングボールの歴史を語る中で絶対に欠かすことのできない、革命的な存在のボールです。 1982年、ボウリングボールの表面素材に初めて「ウレタン」を用いたボールが、このAMFのアングルシリーズでした。 それまでは、ハードラバーやポリエステルのボールが主体でしたが、それらのボールよりウレタン素材の方がレーンフィニッシュ(レーンのコーティング剤)との相性が良く、ボールの回転やボール自体の曲がりが革新的に良くなったのです。 また、初代アングルシリーズは3色が発売され、色により表面硬度や仕上げが変えられていました。このことにより、“レーンコンディションによって複数のボールを使い分ける”ということを確立させたものでもあります。 当時のこの革新的ボールは、今のハウスボール(ボウリング場でレンタルされるボール)と同等品でした。
スポーツ AMF 10000円FBM-5
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グランドボウル・ストライクマスター
(株)グランドボウルが自社センター用に作ったオリジナルピンです。 QUBICA▽AMF工場製。ベースはAMFLITE Ⅱかと思われます。
スポーツ QUBICA▽AMF (株)グランドボウルFBM-5
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バルテックスⅡ(QUBICA▽AMF工場製)
伝統のバルテックスⅡの名前を残すべく、バルテックスⅡがUSBCの再認定を受けQUBICA▽AMF工場のOEMで生産を再開しました。 新しい認証番号は417です。 商標から「VULCAN CORP」の文字が消されています。 これもアメリカンボウリングサービスで輸入販売はされたものの、やはりウィンサム製品の陰に埋もれてしまいました。 アメリカ本国ではグローピンも作られましたが日本には輸入されませんでした。 現在、すでに生産中止となっています。
スポーツ 製造:QUBICA▽AMF 輸入販売:アメリカンボウリングサービス アメリカFBM-5
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バルテックスⅡ(USBC認証)
2008年からのUSBC認証付きバルテックスⅡです。 輸入販売はABSが行っていましたが、PRO-amストライクマスターVX同様、ウィンサム製品の陰に隠れてしまい、目立たない存在となりました。 以前BOWL-MORピンセッターの推奨ピンがバルテックスⅡだったことにより、BOWL-MORのセンターではたまに見かけることがありました。 尚、バルカンコーポレーションのボウリングピン製造事業からの撤退で、バルカンで製造されたピンはこれが最後になります。
スポーツ 製造:バルカンコーポレーション 販売:アメリカンボウリングサービス 2008年~FBM-5
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PRO-amストライクマスターVX(USBC認証)
2008年の認証変更によりUSBC認証となったストライクマスターVXです。 この頃になると、ABSはウィンサム製品に力を入れて販売しており、VULTEXⅡやストライクマスターVXは陰の存在となっていました。 バルカンコーポレーションのピン製造事業撤退により生産中止となりました。
スポーツ 製造:バルカンコーポレーション 販売:アメリカンボウリングサービス 2008年~FBM-5
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Brunswick スコアキング・ストライプピン
QUBICA▽AMF工場による生産となった新しいSCOREKINGのストライプネックバージョンです。 新しいマックス同様、こちらもストライプネックをよく見かけるようになりました。
スポーツ 製造:QUBICA▽AMF 輸入販売:サンブリッジ 2008年~FBM-5
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Brunswick スコアキング・クラウンピン
300アワードシリーズ・スコアキングが、バルカンのピン製造事業撤退に伴い生産を打ち切られました。 そして、マックスと同様にQUBICA▽AMF工場のOEM生産品として「SCOREKING」と名前を変えて生産開始となりました。 USBCの再認定を受け、認証番号は416となりました。 グローピンは日本国内に流通していません。 300アワードと同様、ネックライン以外の印刷が黒で、ボトムリングは黒です。
スポーツ 製造:QUBICA▽AMF 輸入販売:サンブリッジ 2008年~FBM-5
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パーマキング
国産第一号ピンで第一号JBC公認ピンとされている、昭和30年代末期くらいのピンの未使用品です。 どこにも認証マークや認証番号はなく、背面には何の印刷もありません。 経時劣化による、防ぎようのないひび割れができていますが、ボトムの状態から見て、未使用であるのは間違いありません。
スポーツ 詳細不明(国産品) 1960年代半ばくらい??FBM-5
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Brunswick コズミック・マックス(ストライプネック・WIBC-ABC認証)
おそらく日本未輸入品。 このピンの記載は、日本ブランズウィックのカタログにはありませんでした。 コズミックボウリングが流行った時期に、クラウンネックはよく使われていました。 ストライプネックはレアです。
スポーツ 製造:バルカンコーポレーションOEM アメリカFBM-5
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QUBICA▽AMF アムフライトⅡ(海外コレクター特注品)
アメリカのピンコレクター達が共同で出資して30本だけ自分達のためにQUBICA▽AMFに作らせたという、世界に30本しかないピンの1本です。 背面USBC認証以外はすべて緑色です。 自分のオリジナルカラーのピンをメーカーに作らせるなんて、メーカーが個人との関わりを極端に嫌う日本では考えられないこと。 「ピンの代金と印刷色変更の手数料を払えば作ってもらえる」というのは、さすがアメリカです。
スポーツ QUBICA▽AMF 2018年10月製FBM-5
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QUBICA▽AMF アムフライトⅡ(海外センター特注品)
アメリカのボウリング場が特注で作らせた、すべての印刷が紫色のAMFLITE Ⅱです。 そのセンターが閉鎖されて、このピンが大量にコレクターの手に渡り、私にも回ってきました。 もちろん、日本未輸入品です。
スポーツ QUBICA▽AMF 2015年1月製FBM-5
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QUBICA▽AMF アムフライト・ピナクル
ABSがQUBICA▽AMFの総代理店となり、これまで日本向け最高級ブランドとなっていたアムフライトシュープリームが製造販売中止となって、元々海外向けブランドであったアムフライト・ピナクルが日本にも輸入されるようになりました。 品質はシュープリームと同等の最高級グレード。 黒いネックラインとボトムリングが特徴です。 グローピンの設定がありますが、日本では輸入されていません。
スポーツ 製造:QUBICA▽AMF 輸入販売:アメリカンボウリングサービス 2017年FBM-5
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PRO-amアムフラッシュ
ABSのブランド“PRO-am”をかぶせたアムフラッシュです。 グローバルスタンダードのAMFLITE Ⅱとコストパフォーマンスを追求したアムフレックスの中間という位置づけで、どの程度需要が見込まれるのか疑問でしたが、やはり採用しているセンターはあまり多くないようです。 ABS取り扱いのQUBICA▽AMF製品の中では、このピンのみグローピンの設定があります。
スポーツ 製造:QUBICA▽AMF 輸入販売:アメリカンボウリングサービス 2018年10月製FBM-5
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アムフレックス
2017年、ダイフクプラスモアのボウリング事業撤退により、ABSがQUBICA▽AMF製品の輸入代理店となりました。 その際に、QUBICA▽AMF製の日本向けブランドの最廉価グレードとして登場したのが、このアムフレックスです。 品質は間違いなくWINSOMEより良く、以前ABSからWINSOMEを購入していたセンターがアムフレックスに入れ替える例が続出しています。 グローピンの設定はありません。
スポーツ 製造:QUBICA▽AMF 輸入販売:アメリカンボウリングサービス 2017年2月製FBM-5
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QUBICA▽AMF イーグルR
2018年より販売開始となった、イーグルRです。 従来のイーグルの商標の右側に自由の女神像が描かれています。 イーグルRの「R」が何を意味するのかは、海外のコレクターの間でも物議を醸しだしています。 日本未輸入品で、ノングローの設定は確認できていません。
スポーツ QUBICA▽AMF 2018年8月製FBM-5