ビネガーシンドロームってご存知でしょうか?

初版 2018/04/19 10:06

改訂 2018/04/21 04:12

ご無沙汰しております。

更新サボリ気味で申し訳ありません。

今まで『いいね』をして頂きました皆さまありがとうございます。

ここ最近、自家用車の修理、所有している原付の修理で散財と修理に時間をとられまして中々更新出来ておりませんでしたが、もう一歩のところまで終わっておりますのでまた復活したいと思います。

よろしくお願いします。

ところで、最近ヤフオクなどでカリ城などの古い作品のセル画が出品されております。

コレクターの方の遺品・・・らしいのですが、その大半が波打ち、酢酸臭がしているみたいです。

以前にもここでセル画の塗料が溶ける・・・なんて言う知り合いの話をしましたが、より専門的な情報がネットで出ていましたので紹介したいと思います。

原因は『加水分解』です。

これをある特定の業界では『ビネガーシンドローム』と呼んでいる様です。

セル画コレクターの方には馴染みがないかも知れませんが、『写真フィルム』『フィルム映像資料』など歴史的な価値がある資料の保管関係者には当たり前の言葉として使われている様です。

そのフィルム材質とセル画材質は比較的同じ様な材質で作られいる様で、保管が確立されているそのフィルムの保管方法を踏襲すれば、セル画の塗料が溶ける現象は避けられるのかな?・・・と考えています。

施設整備を伴うものは個人では無理としても、ビネガーシンドロームを防ぐ方法は通気性の確保、一定の温度と湿度を保つ、酢酸臭が発生した作品は隔離するのが原則のでこれはセル画を保存していく上でネットで個人のコレクターの方が述べられている事と同じです。

温度と湿度は対応は難しいですが、個人でできるレベルであれば『シリカゲル』や『活性炭』を使った製品と一緒にしておけば良策の様です。

これはフィルム保存の方法で科学的にも立証されている様です。

『シリカゲル』や『活性炭』を使った製品には数ミリの厚さのシートに加工されたものもある様ですので通気性を確保したビニール袋に入れ、セル画と貼りつかない様に処理したシートを一緒にすればより良く保管できるかも知れません。

メーカー直売してますのでネットで探せば購入できます。

ただ、専門材なのか結構お高いです。

今のところ、先日保存しているセル画をチェックして大丈夫でしたので、今は実施しませんが何れ実験してみたいものです・・・。

#2018年

#コレクションログ

コレクション種は多くありませんが、整理を兼ねてアップしていきたいと思います。よろしくお願いします。

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  • Animals 39

    Genki

    2018/04/21

    私の聞いたところによると、余計なものを絵の具に混ぜているとかというものもあるので
    多分、100%大丈夫というやり方はないかと思います。
    私の経験上、腐ったものがあれば、同じ作品のものはヤバいですね。
    同じ条件で作られているので・・・もちろん保管条件が同じであればですが。
    カリ城のヤフオクのは私も見ましたが、出品も複数あるかもですが・・最後のいいカットのセル画が張り付いてない背景付きのがあったので、背景だけでも凄い価値があるかな・・と思いましたね。

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