糸魚川翡翠と僕～翡翠にハマっていった燕～

拾いに行きたいが糸魚川に行けない…

私、燕が初めて翡翠に出会ったのは今から15年前位。小学校低学年の頃と記憶してます。

当時は、数年に１回カニや魚を食いに行くついでに、家族と親不知辺りで小一時間石拾いを楽しんでいました。

家族でよく食べた海鮮丼↓

親不知や市振の翡翠商の方に、拾った石を見てもらうのが恒例でした。拾う石はキツネ、キツネ、ネフ、石英…みたいな感じで全く翡翠は拾えませんでした💦

翡翠店で売っている石達は、どれも高価で高嶺の花。緑、紫、黒、鮮やかな色に心を引かれいつか自分もこんなお宝を拾いたいな～と思うようになりました。

「また今度ね」が口癖の両親は、「石拾い行きたい！」が口癖の私をほとんど糸魚川へ連れて行ってくれませんでした。今思うとこの反動が沼にハマる大きな原因だったのだと思います。

中学に入りミネラという雑誌に出会いました。鼻血ブーしそうなくらい綺麗な翡翠が沢山載っていました。

この雑誌が心に秘めた翡翠熱を爆発させる事になり、父親とラベンダービーチに年数回通うようになりました。

ミネラ39号は本当に神回です↓

中学～高校時には長靴に側溝掃除のジョレンスタイルで探してました。しかし、センスが無いのか全く拾えませんでした。

自由の身燕

高校を卒業し、自由の身になった燕は、自力で車を走らせ、糸魚川に通うようになりました。そして初めての翡翠と出会うのでした。

2021年早朝のラベンダービーチでようやく初めての翡翠に出会いました。

白地に緑。角張ってて、透過があって、キラキラした結晶が入っている。初めての翡翠でしたが、拾った瞬間に翡翠だと確信しました。

奴奈川姫川に騙された？しばらく続く快進撃

初めての翡翠を拾ってから、わずか数時間。2つ目の翡翠が見つかりました。

これまた典型的な翡翠でした。

翡翠が何だか理解した燕は、そこから快進撃が続き、

糸魚川に行くたびに上質な翡翠と出会いました。

1日に妖精ラベンダー3つ事件↓

ネフかと思ったら上質翡翠↓

小滝バイカラー↓

圧砕系翡翠↓

綺麗な翡翠に連続で出会い、自分には才能がある！と完全に天狗👺になりました。

が！しかし、甘かった…

連続で綺麗な翡翠に出会えて油断していましたが、甘かった…

ある時を区切りに地味翡翠にしか出会えなくなり…糸魚川翡翠の現実を目の当たりにしました。

たまに、綺麗な翡翠も拾えるものの、修行のような日々が続きました。次第に自信を喪失していき、天狗👺の鼻は縮み、遂には陥没しました笑

手のひらサイズ

親指サイズの翡翠は拾えるのに、手のひらサイズの翡翠に全く出会えない…いつしか燕のコンプレックスになりました。

代名詞になるような手のひらサイズの上質翡翠(出来れば青)を拾う事が目標になりました。

ですが、そもそも手のひらサイズなんてほとんど落ちていません💦とにかく大きめの石を見て歩きました。

ようやく拾えた初めての手のひらサイズのお宝は黒翡翠でした。

代名詞になる翡翠を拾う事ができ、ようやく翡翠ハンターとしてひと皮剥けた気がしました。

残す目標は手のひらサイズの青翡翠になりました。

目標達成

想像よりもずっと早く、目標の青翡翠が拾えてしまいました。ゲームで言う所の殿堂入りです。

求めていた翡翠、いやそれ以上の物を拾い目標が無くなってしまいました。

燕は完全に燃え尽きてしまいました。

上質モンスター

燃え尽きた燕は、翡翠に対する考えも過激になっていきました。

炭に火を付けると高火力なのと同じです。👈🏻？？？

燕は、色、サイズ、質の三拍子揃った翡翠を求める【上質モンスター】と化してしまったのです。

上質モンスターが狙う翡翠なんぞ、簡単に拾える訳がありません。

拾いたい石が拾えず、糸魚川に行っては酒ばかり飲む怠惰で強欲なモンスターこそが今の燕なのです。笑

最近のツイートは酒ばかり↓

でも翡翠愛は強いんだ！

最近は全く結果が出てない燕ですが、翡翠愛の強さは日に日に強くなるばかりです。

今はまだ模索の段階。まだまだ素人な翡翠ハンター。いつか誰も拾った事の無いとんでもない翡翠を拾います。

続く