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Maison Francis Kurkdjian - AQUA UNIVERSALIS EDT SPRAY
ファーストインプレッションは上品な石鹸のように感じたが、 嗅ぎ続けるほどに華やかでこれ以上にない清潔感と美しさに魅了された。 先ずはホテルのリネンのような清潔で上品な香りが広がり、少し続く。 ゆっくりとリネンを退けながら始まるミドルは 豊かな水をたたえたローズの香り。 ベルガモットやオレンジブロッサム、そのほかのすべてのフローラルがローズを前面に力強く押し出すフローラル。 最後には上品で柑橘系の香りによって 軽やかさをまとったムスク・ウッドに包まれる。 ラストノートが特に長く、 オードパルファムほど残り香がしっかりとしている。 残り香までも美しく、香りが薄くなっても付け足すようなことは無粋なことはさせない香り。 香水好きには言わずもがなな現代の名香。 ニッチフレグランスの入口とも言われるものの、 ここまで有名になるとニッチという言葉が浮いて聞こえるほど #香水 #香水瓶 #ニッチフレグランス #Maison Francis Kurkdjian
香水 Maison Francis Kurkdjian 不明 (中古購入)nap_sent.love
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HERMÈS PARIS - Parfum d'Hermès eau de toilette
1984年エルメスから初めて日本人のアキコ・カメイにより調香された香水。 特徴は何よりも豊かなヒヤシンスやジャスミン、イランイラン、ローズのフローラルに 力強くも品のある芯の通ったようなアルデヒドでまとめられた香り。 他のエルメス香水を香った時にも感じる、 「エルメスの香水らしさ」をそのまま香水として凝縮したような存在感。 存在感が強い香りなため、オードトワレであっても パルファムと変わらないほどの香りたちと持続性を備えている。 (余談ですがこの香水を初めて嗅いだ時から、 私の香水コレクションの割合は一気にエルメス比率が高くなった。) こちらは既に廃盤となり、アキコ・カメイ本人によって再調香を行なった、 『ルージュ エルメス』が2000年に発売されている。 アキコ・カメイはDiptyqueの『Oyedo』を聴講したことでも有名。 フルボトル(50ml?)は特徴的なリング状のボトルは馬の蹄鉄のような細長い形で、 馬具メーカーから始まったHERMÈSらしさをふんだんに散りばめている。 ※写真は5mlのオードトワレです。
香水 HERMES 1000円位nap_sent.love
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HERMÈS PARIS - 24 Faubourg
エルメスの香水に興味を持つようになり、ブランドのことを最も意識して購入した1本。 フランスはパリのエルメス本店、 24 Faubourg(ヴァンキャトル フォーブル)にちなみ名付けられたこの香りは奥行きが深く包み込む包容力がある。 イランイラン・ヒヤシンスの滑らかな香りに包まれた後、 アイリスやジャスミンの贅沢で煌びやかさ(しかし鼻につかない、嫌味のない香り)をまとわせる。 最後にはバニラやサンダルウッドが香水らしく長くゆったりと時間をかけて肌に馴染んで消えていく。 自分の求めてきた中で最も崇高な香りだと思わずにいられなかった。 濃度は使いやすいオード・トワレとなっているものの、他の有名ブランドのパルファムにも劣らない香り付き。 しかし、濃くなりすぎない自然の花自身の甘さを感じる。 調香師のモーリス・ルーセルはどのようにしてこんなにも複雑な香りを作ったのか。 1995年の発売から今まで愛されている。 同じ『24 Faubourg』を冠するオーデリカートというオードトワレもあり、 人気の『地中海の庭』の調香を担当したジャン=クロード・エレナによるものだそう。 いつか合わせて香ってみたい。 こちらは10mlほどの試供品です。 店頭やフリーマーケットで入手は容易ですが、サブスクなどでの流通がほぼないためレア度は少し高めに設定しています。 #香水 #香水瓶 #ミニボトル #エルメス
香水 HERMES 1200円nap_sent.love
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モイラー&ヴィルツ社 - 4711オーデコロン
200年以上の歴史を持つオーデコロンの元祖。 1792年、ドイツ・ケルンのミューレンス社で修道士のレシピから作られた『アクアミラビリス(不思議な水)』。 ブランド名の『4711』は、ナポレオンの遠征によってフランスに占領された際にミューレンスの仕事場に振られた番号から。 遠征中のフランス兵が本国にこの水を持ち込み、これが『eau de cologne (訳:ケルンの水)』として世界中に広がったとされます。 さっぱりとしたシトラスの後、ラベンダー・ローズマリー、最後にネロリが香る嫌味のない香り。 場所を選ばず、使えるような1本。 香水にあるツンとしたアルコール臭を感じさせない柔らかな香りだち。 購入も最近で、新しく、ヴィンテージではないですが昔から変わらない処方ということと歴史的な背景から ヴィンテージ香水と合わせて掲載しました。
香水 モイラー&ヴィルツ社 1200円nap_sent.love
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NINA RICCI - Farouche
「Farouche(=恥ずかしがり屋)」と言う名前を冠する、 フローラルアルデヒドの香水。 古いアルデヒド系の香水の中では比較的フローラルの花らしさが際立つ。 カーネーションのような辛口なフローラルのため、 柔らかい甘さのある香水ではなく品のある古き良き香水といったイメージ。 廃盤になったNINA RICCI香水の中でも最も有名なものの一つ。 入手したものは螺旋状のアトマイザーボトルに入った7mlサイズ。 NINA RICCIの香水はいつか手に入れたいと思っていた際に、 ちょうど譲っていただけたもの。
香水 NINA RICCI 1000円nap_sent.love
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HERMÈS PARIS - eau de cologne
1979年にエルメスより発売されたオーデコロン。 調香はフランスの香水作りの聖地グラーズ出身の女性調香師、フランソワーズ・キャロン。 オレンジ、ベルガモット、ハーブをメインに、嫌味のないさっぱりとした柑橘系の香りにまとまっている。 香りがとても軽く、1970〜80年代の香水としては驚くほど早く香りが飛びやすい。 つけやすい香り方でかつ、残り香もキツくないため仕事の合間の息抜きなどでもとてもつかいやすい。 嫌味のない香りなのでつけすぎなければ使いやすいヴィンテージ。 2009年ジャン=クロード・エレナが「コロン エルメス」シリーズの第一弾として「オー ドランジュ ヴェルト」の名前で再調香。 廃盤となっているものの、アマゾンやパフュームドゥエルメス等とセットでの販売もされていたため市場にミニサイズ(7.5ml)も含めて流通しており、比較的入手は容易。 #香水 #ヴィンテージ香水 #香水瓶 #ミニボトル #エルメス
香水 HERMES 1000円nap_sent.love