ALPAFREX Ⅱ + Angenieux Alpar 50mm f2.9
Alpa reflex mod. II に搭載されていた、Angenieux Alpar 50mm f2.9 レンズです。
LUMIX用のM4/3のマウントを制作して、移植しました。オリジナルは、沈胴レンズなのでM4/3マウントも、沈胴出来るようにしてあります。オリジナルは最短撮影距離が90cmなので、花を撮影するには寄れないので、25cm位まで寄れるように加工してあります。アルパのチョイスしたレンズは、マクロスイターに代表されるように、アウトフォーカスの蕩けるようなボケ味がたまりません。
このレンズ、アンジェニュー Angenieux アルパー Alparにはバリエーションがあり、アレパー Alepar 50mm f2.9と表記されたものもあります。後期はアレパー Aleparになったようです。抜けた"e" を後で足した形になっていますが、この違いはコーティングの有無のようです。アンジェニュー社の特許に、f3.5トリプレットの特許データがあり(仏特許 FR1025522)、それによると特重クラウンSSK2、フリントF2、ランタンクラウンLaK11とゴージャスです。f3.5ですでにこういう材の投入の仕方をしており、50mm f2.9もほぼ同じものと思われます。
*作例 《キンモクセイ》
約25cmの最短撮影距離で撮影、標準の90cmでの撮影です。
Angenieux Alpar 50mm f2.9
Fortune Lens