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ベアモデル ガメロット スタンダードサイズ 平成物
サーリン星から逃げ延びてきたドドル博士とカロリンを追って地球にやって来た、ロボット警備隊の宇宙船兼ロボット怪獣、ガメロット。 一見すると同時期のロボットアニメ『マジンガーZ』に登場するボスボロットにも似たフォルムのロボットですが、逃亡者を非情なまでに追い詰めるガメロットは、コメディリリーフの役割を担っていたボスボロットとは正反対の、冷徹なロボット怪獣でしたね。破壊光線が発射される際の胸の赤いランプの点滅や、ジャンプする際にアップで映し出される蛇腹状の脚の付け根の伸縮など、随所で見られるロボット怪獣らしい演出が印象的でした。 画像は平成15年(2003年)に発売された、ベアモデル製スタンダードサイズソフビのガメロットです。 ガメロットはコロコロとしたフォルムが見るからにソフビ向きのキャラクターですが、必要以上にやり過ぎないベアモデル造形の絶妙なさじ加減もあって、レトロタイプソフビとして実に魅力的に仕上がっています。 その造形を更に引き立てているのが彩色で、結構あっさり目な感じですが、ミントグリーンの成型色と、ごく最小限の彩色が、平成のソフビなのに何十年も経って退色したかのような「枯れた味わい」を醸し出していて実に雰囲気あります。ブルマァク当時物のレオと並べても違和感なく馴染んでいるのが良いですね。この時期のベアモデルソフビの「内側から滲み出る昭和怪獣ソフビ感」は本当に神がかっていると思います。 #ウルトラマンレオ #ベアモデル #円谷プロ #怪獣 #ソフビ
ベアモデル スタンダードサイズ 平成15年(2003年) ウルトラマンレオ 第24話「美しいおとめ座の少女」dape_man
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やまなや ベロクロン スタンダードサイズ 平成物
怪獣郷レーベルでお馴染みのやまなやから、平成15年(2003年)に発売された、スタンダードサイズのベロクロンです。 『ウルトラマンA(エース)』本放映時ではその特異な形状が災いしてか、第1話登場怪獣にもかかわらず、当時の怪獣玩具の花形であるブルマァクのスタンダードサイズソフビではラインナップに加えられなかったベロクロンですが、31年の時を経て、ブルマァクの欠番を補完する形で商品化されたのがこのソフビです。 注目すべきは、ベロクロンのソフビ化で重要なポイントとなる珊瑚状の突起物の表現。両肩の突起部分と両腕を別パーツで仕立てたことで、ある程度のリアルさを求めるソフビファンの鑑賞に堪えうるものに仕上がっているのが特徴です。 怪獣郷レーベルのベロクロンには、前身の円谷コミュニケーションズからやまなやでリリースされた4種類のカラーバリエーションがありますが、画像のものはやまなや創立直後にリリースされたピンク成型のタイプになります。きつめのピンク成型の上に赤とメタリックブルー、そしてアクセントのシルバーとゴールドが施された、ジェリービーンズのような毒々しいベロクロン。個人的には、成型色のピンクをもっと柔らかい色合いで、塗装も全体的にもう少し抑え目で仕上げてくれればより「ブルマァクっぽく」なったのでは...と感じましたが、まぁ、これはこれでけばけばしい超獣に相応しい色彩設計、といえますかね。 #ウルトラマンA #ウルトラマンエース #やまなや #怪獣郷 #円谷プロ #怪獣 #ソフビ
やまなや スタンダードサイズ 平成15年(2003年) ウルトラマンA(エース) 第1話「輝け!ウルトラ五兄弟」dape_man