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ブルマァク レッドマン 大サイズ(マスク取れ) レッドナイフ付き 当時物
『レッドマン』は、昭和40年代から50年代にかけて放送された朝の子供向け番組『おはよう!こどもショー』内で昭和47年4月から半年間放送された、円谷プロ制作のミニ特撮ヒーロー番組です。 第二次怪獣ブームを生み出す起爆剤の一つとなった『ウルトラファイト』の新規撮影編の流れを汲む作品で、やはりストーリーらしいものは無く、ただひたすらにヒーローと怪獣が繰り広げるバトルを見せるというものでしたが、ウルトラマンのパチモンみたいなデザインのヒーローがナイフ(レッドナイフ)や槍(レッドアロー)を武器に、やり過ぎとも思えるぐらいに怪獣を痛めつけるというファイトスタイルは衝撃的でしたね。近年ではそうしたレッドマンのファイトスタイルがネット世代に大いに受けてか、「赤いあいつ」「赤い通り魔」などと呼ばれ、カルト的な人気を博したのも記憶に新しいところです。 そんなレッドマンの、ブルマァク当時物のソフビです。 こちらは450円大サイズよりもちょっと大きな、マスク取れ550円大サイズ(全長約30センチ)になります。 レッドマンは、ウルトラマンに清朝の暖帽を被せ、両耳にアンテナ状のパーツを付けた、どこかパチモンみたいな野暮ったいデザインのヒーローでしたが、このソフビ人形はブルマァクを始め、各社でヒーロー人形の造形を手掛けた、ヒーロー人形を得意とする原型師の作ということもあって、実に流麗で、格好良く仕上がっています。 そして、この大サイズのレッドマンにはご覧のようにレッドナイフが付属しているのですが、残存しているレッドマンにはこのレッドナイフが欠品しているものが多く、こうして残っているものは結構貴重だったりします。 #レッドマン #おはよう!こどもショー #ブルマァク #円谷プロ #怪獣 #ソフビ
ブルマァク 大サイズ レッドマンdape_man
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ブルマァク ストロングザボーガー 大サイズ 当時物
番組的には成功したとされる『電人ザボーガー』ですが、それでも、当時の多くの特撮ヒーロー物がそうだったように、この番組もいわゆる“テコ入れ”とは無縁ではありませんでした。第40話からの「電人ザボーガー対恐竜軍団シリーズ」との副題が付いた、恐竜軍団編がそれですね。第39話までの敵、悪之宮博士率いる犯罪組織Σ(シグマ)団を遥かに凌駕する、圧倒的な戦闘力を誇る新たな敵、魔神三ツ首率いる恐竜軍団。そして、これに対抗すべく、強化された新たなるザボーガー、ストロングザボーガー。ヒーローと敵、双方がパワーアップし、番組はますます盛り上がっていくかと思われましたが、第39話から次の第40話が放映されるまでの間、キー局では3ヶ月間、Σ団編が再放送されるいう変則的な編成があったり、放送時間も金曜夜から日曜朝に変更されたりと不運も重なり、恐竜軍団編は僅か1クールで終了してしまったのは残念でした... 大門豊のマシーン・ザボーガーと松江健のマシーン・バッハが合体し、誕生したストロングザボーガー。 今見るとシンプルなノーマルザボーガーのほうが断然良いと思いますが、子供の頃は見るからに派手なストロングザボーガーが好きでしたねぇ。腰部に装備された2門のバズーカ砲から発射される必殺技、「ストロングバズーカファイヤー」が大好きでした。 そんなストロングザボーガーの、ブルマァク当時物のソフビ。こちらは大きさ約28センチの大サイズになります。別項で紹介したノーマルザボーガーと同じサイズですが、全体的にマッシブに造形され、まさに“ストロング”の名に相応しい、圧巻の仕上がりです。 #電人ザボーガー #ブルマァク #ピー・プロ #ソフビ #ロボット #怪獣 #怪人
ブルマァク 大サイズ 電人ザボーガーdape_man
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ブルマァク 電人ザボーガー 大サイズ 当時物
『スペクトルマン』『快傑ライオン丸』『風雲ライオン丸』『鉄人タイガーセブン』に続く、フジテレビ系土曜夜7時枠のピー・プロヒーロー第5弾『電人ザボーガー』(放送時間については、途中から金曜夜7時、日曜朝11時と2度の変更あり)。 ピー・プロ制作作品ではありますが、実質的には昭和46年に倒産した大映の関係者が興した制作会社、友映がピー・プロから委託されて制作された作品で、そうした“裏事情”もあってか、『電人ザボーガー』はそれまでのピー・プロ作品とはちょっと毛色が違う、という印象があります。何といっても、3作続いたピー・プロこだわりの猫科猛獣モチーフから離れて、オートバイ(マシーン・ザボーガー)からロボット(電人ザボーガー)に変形するという、当時人気のロボットアニメ的なメカニック要素を前面に打ち出しているというのが大きいですね。これが“怪獣(怪人)”や“変身”といったものに少し食傷気味になっていた子供たちの興味を上手く惹きつけたと思います。ストーリー的にも、子供番組らしからぬ鬱々とした展開が続き、肝心の子供人気が得られなかった前作の反省を生かし、ブルース・リーばりのアクションを繰り出す主人公の秘密刑事・大門豊と、彼が操作するロボット、ザボーガーが織りなす明快なアクション活劇に徹したことで番組は子供たちの人気を集め、放送は再放送も含めて1年以上にも渡るヒット作となりました。 主人公・大門豊の体内に埋め込まれた電極回路から発せられる「怒りの電流」によって起動するロボット、電人ザボーガー。 顔のあるオートバイが変形するというアイデアがとにかくインパクトがあったロボットヒーローですが、そんな電人ザボーガーのソフビ人形はブルマァクから発売されました。 『電人ザボーガー』はブルマァク的にも力が入っていた番組だったようでこの時期としては豊富なラインナップで商品化されましたが、画像のザボーガーは大きさ約27センチの大サイズのタイプになります。やはり同社から発売された快傑ライオン丸や鉄人タイガーセブンの同サイズの人形と同じ原型師によると思われる造形は劇中着ぐるみよりもややスリムな印象ですが、それでいてちゃんとロボットヒーローらしい力強さも感じさせる素晴らしいものに仕上がっていると思います。 #電人ザボーガー #ブルマァク #ピー・プロ #ソフビ #ロボット #怪獣 #怪人
ブルマァク 大サイズ 電人ザボーガーdape_man
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ブルマァク わくらんば(ワクランバ) 大サイズ 武器付き 当時物
不平不満の鬱積する浪人たちを扇動し、日本を戦火と殺戮の渦に巻き込もうと企てたゴースン魔人、わくらんば。 木の葉の面を被っているような顔に、木の葉を自在に操る能力を持つなど、木の葉をモチーフにした怪人ですね。 ネーミングの由来である“病葉(わくらば)”とは「病気や虫のために変色した葉。特に、夏の青葉の中にまじって、赤や黄色に色づいている葉」のことだそうですが、わくらんばのコスチュームの、緑の中に褪せた黄色が入っている配色はまさに“病葉”を表現していて、なかなか良かったと思います。 こちらは大きさ約29センチの、大サイズのわくらんば(足裏表記はワクランバ)です。 別項で紹介したミドルサイズも良い出来でしたが、やはり大きい分、造形が凝っていて、素晴らしいですね。 そして、この大サイズのわくらんばにはご覧のように鉈のようなソフビ製の武器が付属しているのですが、この武器が欠品しているものが多いんですよね... ところで、ブルマァクから発売された大サイズのゴースン魔人は現在、このわくらんばだけが確認されていますが、当時のカタログや玩具業界誌の広告にはわくらんばの他に、オロチ・ムササビアン・ギンザメ(何と甲冑を纏った第1形態と、甲冑が外れた第2形態の2種類がある!)が掲載されています。 幻11体やデーモン怪人4体のように今後、金型が発掘される可能性はあるのでしょうか? #快傑ライオン丸 #ブルマァク #ピー・プロ #ソフビ #怪獣 #怪人
ブルマァク 大サイズ 快傑ライオン丸 第3話「魔の森 わくらんば」dape_man
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ブルマァク 鉄人タイガーセブン 大サイズ 当時物
『スペクトルマン』『快傑ライオン丸』『風雲ライオン丸』に続く、フジテレビ系土曜夜7時枠のピー・プロヒーロー第4弾『鉄人タイガーセブン』。 パイロット版の『豹マン』以来、ピー・プロが強く執着する猫科猛獣モチーフのヒーローですが、ヒーローの乗り物がバイクだったり、音楽が菊池俊輔氏だったりと、当時の変身ヒーローブームの中心にいた『仮面ライダー』シリーズを意識したような作品でしたね(おまけに途中から、赤いマフラーならぬ赤い“スカーフ”を首に巻くようになる)。 しかし、そこはピー・プロ、単なるエピゴーネンで終わるはずもなく、他社から参入してきた上原正三氏や、前作『風雲ライオン丸』から引き続き参加の高際和雄氏ら脚本陣によるハードな作風により、ヒーロードラマの常識を打ち破るエピソードを連発、特撮ヒーロー史上屈指のカルト的な作品となっています(それゆえに当時の子供人気は芳しいものではなく、『風雲ライオン丸』同様、2クールで終了してしまったのですが・・・)。 個人的にも敵怪人のムー原人の造形がただひたすらに恐ろしく、母親や祖母の肩越しに覗くようにテレビを観ていたのを憶えています。 ブルマァクのタイガーセブン。こちらは大きさ約27センチの大サイズになります。 前作『風雲ライオン丸』では参入を見送ったブルマァクですが、やはりビシッとした、安定のクオリティです。デフォルメされていますが、ヒーローらしい、凛とした佇まいが実に良いですね。 私が所有するこの人形には欠けていますが、本来は赤い手袋(ファイトグローブ?)が付属しています。 #鉄人タイガーセブン #ブルマァク #ピー・プロ #ソフビ #怪獣 #怪人
ブルマァク 大サイズ 鉄人タイガーセブンdape_man
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ブルマァク 快傑ライオン丸 大サイズ 当時物
子供向け特撮ヒーロー番組におけるトレンドが、「巨大ヒーロー、怪獣」を中心とした第二次怪獣ブームから、「等身大ヒーロー、怪人」を中心とした変身ヒーローブームへと移りゆこうとしていた昭和47年4月、前年の『宇宙猿人ゴリ(スペクトルマン)』で第二次怪獣ブームのきっかけを作ったピー・プロが新たに創造したのが、時代劇に変身ヒーローの要素を融合させた『快傑ライオン丸』です。 歌舞伎の「鏡獅子」をイメージした異色のヒーローと民話的で個性豊かな怪人たちとの剣劇アクションの素晴らしさ、悪の首領(大魔王ゴースン)打倒を目指して旅する若者三人(獅子丸・沙織・小助)が織り成すロードムービー的な面白さ、特撮ヒーローものでは初の本格的なダークヒーロー(タイガージョー)の投入と以降のドラマ展開の異様な盛り上がり・・・、そうした様々な要素が神がかり的にプラスに働いたこともあって、まさに群雄割拠の戦国時代の如く特撮ヒーロー番組が乱立していた中でも『快傑ライオン丸』は高い人気を誇り、変身ヒーローブーム直撃世代には忘れ得ぬ番組となりました。 亡き師匠・果心居士から授かった「金砂地の太刀」を用いて、獅子丸が「忍法獅子変化」で変身するライオン丸。 赤と黒のコスチュームに白い鬣が映える、圧倒的な存在感と格好良さを誇る正義の剣士ですが、そんなピー・プロ猫科猛獣ヒーローの最高傑作ともいうべきライオン丸を番組放映当時ソフビ化したのが、ご存知ブルマァクです。 当時、ブルマァクから発売されたライオン丸のソフビには、マスク取れの650円サイズを始め、サイズ別でいくつか種類がありますが、こちらは大きさ約27センチの、いわゆる大サイズのタイプになります。 両手をグッと握りしめ、凛とした表情で前をしっかりと見据えている姿が印象的なライオン丸です。 #快傑ライオン丸 #ブルマァク #ピー・プロ #ソフビ #怪獣 #怪人
ブルマァク 大サイズ 快傑ライオン丸dape_man