東芝の赤盤(エバークリーン)物語 その4

初版 2023/03/15 05:38

レコード関連雑誌の記事

ミュージック・マンスリー1958年10月号

  • 「落ち着いた着色」と色についてのコメントが見られます。

レコードタイムス1958年10月号

  • 「レコード番号の後にEを附記」とのコメントが見られます。

レコード年鑑1960年版

  • 「マツダ研究所」の名前が見られる。「透明なレコード」という記述もあります。
  • 英国EMIでの利用と書かれているが、本当なのでしょか?

(参考)「レコード年鑑」について

  • 「レコード年鑑」は音楽之友社が発行してしていたもので、手元には1957年版〜1961年版があります。
  • 1957年版 1957.07.10発行 1956年4月新譜〜1957年3月新譜の全容を収録
    レコード生産実績、内外レコード界の動き、LPに登場したアーティスト紹介、レコードができるまで、主なオーディオ機器の紹介等、充実した内容になっています。
    全336ページで定価¥200。この年はレコード芸術の別冊として発行されました。
  • 1958年版 1958.4.25発行 1957年4月新譜〜1958年3月新譜の全容を収録
    発売枚数の増加により、新譜掲載ページの比重が高まっているが、前年同様に充実しています。
    全368ページで定価¥250。
  • 1960年版 1959.12.25発行 1958年4月新譜〜1959年9月新譜の優秀レコードを収録
    収録期間が1年半分となっていますが、1958年版とは地続きになっています。(1959年版というのはありません)
    新譜の全容収録は諦め、クラシックの場合はレコ芸の推薦盤・準推薦盤を中心し、ポピュラー系も識者による推薦盤のみとなりました。編集方針に大きな変更はないようです。
    全336ページで定価¥250。
  • 1961年版 1960.12.20発行 1959年10月新譜〜1960年9月新譜の推薦盤を収録
    ポピュラー部門のレコードが割愛されました。
    全163ページで定価¥200。

国内盤アナログ・レコード(1950年代〜1960年代〜1970年頃)のデータ・ベース(リスト)を作成しています。
(国内盤レコードDB)
ジャンルはオール・ジャンルで、フォーマットはExcel ファイル(xlsx)です。
現在仮開示しているのは、
日本グラモフォン
東芝
日蓄工業
日本ウエストミンスター
日本ディスク(1950年代)
日本マーキュリー(1950年代)
ユニバーサル・レコード(1950年代)
日本コロムビア
キング・レコード
です。

今後、随時追加していく予定ですが、時間はかかります。

ダウンロードして自由に使って頂いて結構ですが、同時に開示している説明ファイル(ワード文書 or リッチ・テキスト)を
よくお読みになってください。また、現段階ではあくまでも仮開示であり、完成形ではないことにもご留意ください。

https://1drv.ms/u/s!ApINowI3ybkacrP3M_GV7wSe6j0?e=67lDy2

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