東芝の赤盤(エバークリーン)物語 その3

初版 2023/03/14 05:26

エバークリーン第2弾(ポピュラー系の第1弾)

  • 月報1958年10月号で、エバークリーンの第2弾が紹介されています。
    「悪の華」と題するシャンソンのLP(HV-1030E)ですが、これがポピュラー系のエバークリーン第1号になります
  • やはり規格番号の後ろに「E」が付き、¥200増しの定価です。

初期のエバークリー・レコード

手持ちの中で最も古いのがHC-1027E(バッハのフランス組曲)で1958年12月新譜です。

  • この頃は、筆記体の「EverClean」ロゴはまだなく、「DUST」に×印がトレード・マークになっています。
  • 裏ジャケットにも「エバークリーン・レコードについて」というコメントが記載されています。
  • これらを見ていると、やはり「赤色」がポイントになっていると思います。(裏ジャケは一色刷が基本でしたから、これは異例でしょう
  • テーマとは関係ありませんが、解説者名と同時にジャケット・デザイン者名が明記されています。
    こういう独自のイラストによるジャケットは、1950年代のレコードにはよく見られます。

国内盤アナログ・レコード(1950年代〜1960年代〜1970年頃)のデータ・ベース(リスト)を作成しています。
(国内盤レコードDB)
ジャンルはオール・ジャンルで、フォーマットはExcel ファイル(xlsx)です。
現在仮開示しているのは、
日本グラモフォン
東芝
日蓄工業
日本ウエストミンスター
日本ディスク(1950年代)
日本マーキュリー(1950年代)
ユニバーサル・レコード(1950年代)
日本コロムビア
キング・レコード
です。

今後、随時追加していく予定ですが、時間はかかります。

ダウンロードして自由に使って頂いて結構ですが、同時に開示している説明ファイル(ワード文書 or リッチ・テキスト)を
よくお読みになってください。また、現段階ではあくまでも仮開示であり、完成形ではないことにもご留意ください。

https://1drv.ms/u/s!ApINowI3ybkacrP3M_GV7wSe6j0?e=67lDy2

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