1980〜1990年代の発売年記号        (CD,レコード)その2

初版 2023/03/07 06:01

改訂 2024/01/02 18:36

発売年記号の背景

 1980年に登場した「貸レコード屋」(レンタル)問題が背景にあったと言われています。(これに関しては、きちんとしたエビデンスがとれていません)


 レコード業界はこの問題で大騒ぎになったのですが、1984〜1985年にかけて、一定の解決を見ることになります。仔細は省きますが、一定の条件下で「貸レコード」は合法化されます。レコード・メーカーには「貸与権」と「報酬請求権」が付与されました。簡単に言うと「発売日から一定期間はレンタル禁止」にすることが出来、「禁止期間終了後は使用に応じて報酬を受け取れる」というルールが出来ました。その運用を管理するためということなのですが、それだったら発売日をそのまま数字で表記した方が判り易いと思いますよね。なぜこんなことをしたのか、そこはよく判りません。

1992年以降

※上 1992年1月30日発売
   前述の通り、一部で「K」表記のものもあるようです。

※中 1993年11月26日発売
   ()内の1993.10.1は、世界での初出日。国内盤と同じというものもあります。
    「○Y」は洋楽を表します。邦楽は「○L」。
    「○X」は貸与禁止対象のマーク。

※下 1998年1月14日発売
    「○再」は時限再販の期日。2000年1月13迄は、値引できませんということ。
   (これはレンタル問題とは別です)

国内盤アナログ・レコード(1950年代〜1960年代〜1970年頃)のデータ・ベース(リスト)を作成しています。
(国内盤レコードDB)
ジャンルはオール・ジャンルで、フォーマットはExcel ファイル(xlsx)です。
現在仮開示しているのは、
日本グラモフォン
東芝
日蓄工業
日本ウエストミンスター
日本ディスク(1950年代)
日本マーキュリー(1950年代)
ユニバーサル・レコード(1950年代)
日本コロムビア
キング・レコード
です。

今後、随時追加していく予定ですが、時間はかかります。

ダウンロードして自由に使って頂いて結構ですが、同時に開示している説明ファイル(ワード文書 or リッチ・テキスト)を
よくお読みになってください。また、現段階ではあくまでも仮開示であり、完成形ではないことにもご留意ください。

https://1drv.ms/u/s!ApINowI3ybkacrP3M_GV7wSe6j0?e=67lDy2

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