東芝の赤盤(エバークリーン)物語 その10

初版 2023/03/21 06:41

17cmのステレオ盤

  • 月報の1959年3月新譜から「ステレオ盤はすべてエバークリーン」になっことは既述の通りです。
  • この「ステレオ盤」ですが、発売開始時点ではLPだけでしたが、1960年に入ると17cm盤も出て来ます。これは、買い易い価格帯でステレオ盤の普及を図ったものと思いますが、この17cm盤もみな「エバークリーン」でプレスされていたようです。

※ SA-7015 1962年11月新譜 ¥350
※ SC-15  1962年3月新譜 ¥400

※ KAPPレーベルのメダリオン・コンパクト・シリーズ
  YK-9は1962年2月新譜 ¥350

  • 割と良く目にするYKシリーズが、赤盤ばかりなのを不思議に思っていた時期もありましたが、「ステレオはすべて〜」を言葉通りに実行していたものと思います。
  • YKシリーズはいわゆるコンパクト盤のはしりですが(但し片面1曲のみ)、4曲入り¥500のコンパクト盤(コンバクト7)の発売は1964年からです。が、コンパクト7が広がった頃は、「ステレオ盤はすべてエバークリーン」というルールは崩れてしまいます。

国内盤アナログ・レコード(1950年代〜1960年代〜1970年頃)のデータ・ベース(リスト)を作成しています。
(国内盤レコードDB)
ジャンルはオール・ジャンルで、フォーマットはExcel ファイル(xlsx)です。
現在仮開示しているのは、
日本グラモフォン
東芝
日蓄工業
日本ウエストミンスター
日本ディスク(1950年代)
日本マーキュリー(1950年代)
ユニバーサル・レコード(1950年代)
日本コロムビア
キング・レコード
です。

今後、随時追加していく予定ですが、時間はかかります。

ダウンロードして自由に使って頂いて結構ですが、同時に開示している説明ファイル(ワード文書 or リッチ・テキスト)を
よくお読みになってください。また、現段階ではあくまでも仮開示であり、完成形ではないことにもご留意ください。

https://1drv.ms/u/s!ApINowI3ybkacrP3M_GV7wSe6j0?e=67lDy2

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