東芝の赤盤(エバークリーン)物語 その9

初版 2023/03/20 06:36

ステレオ、30cmLP、25cmLPはすべてエバークリーン

  • 1961年12月新譜より、ステレオ盤のすべてと、モノラルのLP全体が「エバークリーン」になります。
  • 加えて、1961年度のクリスマス・レコードも、すべて「エバークリーン」と謳われています。
  • 「エバークリーン」の対象拡大は、ここまでとなります。これ以降、ひたすら対象アイテムは「エバークリーン」でブレスされ続けることになります。
  • ということで、結局最後まで触れられていないのが、(クリスマス以外の)モノラル・シングル盤です。
    ですが、現実には赤盤シングルは数多く存在しています。それらは、最初から赤盤用の材料でプレスされたのか、返品分を溶かした赤盤の材料でプレスされたか、どちらかということになります。
  • よく聞かれるのが「LPは溶かしてシングル盤の材料となるが、シングル盤は再利用せず廃棄」という話です。なるほどと思いますが、正式に記述した資料は見たことがありません。

国内盤アナログ・レコード(1950年代〜1960年代〜1970年頃)のデータ・ベース(リスト)を作成しています。
(国内盤レコードDB)
ジャンルはオール・ジャンルで、フォーマットはExcel ファイル(xlsx)です。
現在仮開示しているのは、
日本グラモフォン
東芝
日蓄工業
日本ウエストミンスター
日本ディスク(1950年代)
日本マーキュリー(1950年代)
ユニバーサル・レコード(1950年代)
日本コロムビア
キング・レコード
です。

今後、随時追加していく予定ですが、時間はかかります。

ダウンロードして自由に使って頂いて結構ですが、同時に開示している説明ファイル(ワード文書 or リッチ・テキスト)を
よくお読みになってください。また、現段階ではあくまでも仮開示であり、完成形ではないことにもご留意ください。

https://1drv.ms/u/s!ApINowI3ybkacrP3M_GV7wSe6j0?e=67lDy2

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