東芝の赤盤(エバークリーン)物語 その8

初版 2023/03/19 05:32

30cmLPはすべてエバークリーンに

  • 1960年2月新譜からは、30cmLPがすべてエバークリーンになります。
  • 前月からのエンジェルとキャピトルに加え、2月新譜からスタートしたキャップや邦楽も対象になりました。
  • この後しばらくは、対象レコードに変化はありません。
  • 月報の1961年10月号からは、規格番号のうしろに書かれていた「(エバークリーン)」表示が消えます。

1960年に入ってからのエバークリーン盤

※ ASC-1013 1960年6月新譜(メン/チャイ フェラス)

  • 表ジャケットに「エバークリーン」のロゴは見当たりません。むしろ「stereo」の方が金文字で目立っています。
  • 裏ジャケットの左上部に筆記体の「EverClean」ロゴが配置されています。

1960年代初期の内袋

  • これはキャップを含めた4レーベル・バージョンですが、キャップのない3レーベル・バージョンや、社名が「東京芝浦電気」表記のものもありました。
  • これはどちらかと言うと「ステレオ」に対するQ&Aですが、右横に「エバークリーン」の宣伝も掲載されています。

国内盤アナログ・レコード(1950年代〜1960年代〜1970年頃)のデータ・ベース(リスト)を作成しています。
(国内盤レコードDB)
ジャンルはオール・ジャンルで、フォーマットはExcel ファイル(xlsx)です。
現在仮開示しているのは、
日本グラモフォン
東芝
日蓄工業
日本ウエストミンスター
日本ディスク(1950年代)
日本マーキュリー(1950年代)
ユニバーサル・レコード(1950年代)
日本コロムビア
キング・レコード
です。

今後、随時追加していく予定ですが、時間はかかります。

ダウンロードして自由に使って頂いて結構ですが、同時に開示している説明ファイル(ワード文書 or リッチ・テキスト)を
よくお読みになってください。また、現段階ではあくまでも仮開示であり、完成形ではないことにもご留意ください。

https://1drv.ms/u/s!ApINowI3ybkacrP3M_GV7wSe6j0?e=67lDy2

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