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スユニ50
スユニ60形などの旧形郵便・荷物合造車を置換えるため計画された郵便荷物合造車。台枠も含めて車体は完全に新製ですがTR47形台車および自動連結器一式は廃車となったスハ43形やスハネ16形などから流用したことから名義上は新製ではなく種車からの改造扱いとなっています。技術力の維持と向上を目的に1978年(昭和53年)~1981年(昭和56年)に80両がすべて国鉄工場で改造施工されました。1986年(昭和61年)の郵便・荷物輸送の廃止とともに大部分が廃車されており、JRへの承継は北海道3両、東日本4両にとどまり、現存している車両は北海道・東北で救援車代用として配置されています。
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キハ200 0・1000番台
JR九州キハ200 0・1000番台は1991年(平成3年)に直方気動車区(現・筑豊篠栗鉄道事業部)に配置され、筑豊本線・篠栗線の快速列車に投入されました。この際、車体色に因んで「赤い快速」の列車愛称が命名されています。
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キハ22 700番台(JR北海道色)
JR北海道に継承されたキハ22のうちワンマン化改造された車両は白地に青の細帯とコーポレートカラーの萌黄色の帯を巻いた新塗装とされ700番台に区分されました。 GM・キハ22の組立(1) http://chikatetu.exblog.jp/23642460/ GM・キハ22の組立(2) http://chikatetu.exblog.jp/23646444/
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キハ150
JR北海道が国鉄分割民営化の際に継承した、地方ローカル線用の車両のうち、キハ22形・キハ56系などは経年30年を超え、またキハ22形・キハ40形は単行運転可能なものの出力不足のため、冬季積雪時の排雪運転では閑散線区においても2両編成が必須となるなどの問題がありました。 キハ150はこれらを解決するために開発され高出力機関を搭載して動力性能を向上し、北海道の一般形気動車で初めて冷房装置を搭載する(0番台のみ)など接客設備の改善もなされたほか、ワンマン運転設備の搭載、JR東日本キハ110系をベースとした車体構造、バス用汎用部品の採用など製造コスト削減も考慮されました。 1995年までに27両が富士重工業で製造され、旭川運転所・苗穂運転所・苫小牧運転所の各所に配置の上、地域輸送に使用されています。
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キハ143
キハ141形・キハ142形をベースにキハ150形気動車の駆動システムを用いて性能強化を施し1994年に誕生しました。ラッシュ時の乗降円滑化対策として、キハ141形・キハ142形で残存していたデッキ仕切扉は撤去され、後年冷房化改造が行われました。 札沼線では必要に応じてキサハ144形を中間に増結し、3両編成としても使用されていましたが、現在では2両編成に短縮の上室蘭本線・千歳線に転用され活躍しています。 GM・キハ143のTN化(T車のみ) http://chikatetu.exblog.jp/25554290/ GM・キハ143のTN化(完結編) http://chikatetu.exblog.jp/27772092/
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マニ44
老朽化したマニ60形・マニ36形などの取替えを目的として昭和58年までに161両製作されました。パレット輸送対応車の新たな標準形式として短期間に大量に製作され、旧形荷物車を淘汰しつつ、荷物列車・旅客列車への併結など広汎に使用されたましたが、1986年11月のダイヤ改正で荷物輸送が廃止されると本来の用途を喪失し順次廃車となりました。
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キハ220 200番台
国鉄時代のディーゼルカーを置き換えるためにJR九州が投入した車両。キハ220 200番台は両側に運転台がありバス用の大きな行先表示器が特徴です。 今週のお届けもの http://chikatetu.exblog.jp/24604125/
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