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中華民國台灣省加刷收入印紙 横書三行加刷 台幣拾元(太白一銭に加刷)
日本の敗戦の結果、台湾には中華民国が進駐し、その支配下に置かれることとなった。この加刷印紙は日本の降伏の翌年1946年8月16日に発行された。横書三行加刷シリーズには他に四種の額面が存在する。生々しい加刷が歴史を物語っている。
印紙 1946.8.16 赤(黒)印紙類蒐集館
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韓國加刷 拾錢(明治型白紙収入印紙)
日清戦争後、朝鮮・清に影響力を拡大した日本はそれらの地域に在外局を設置して現地日本人のために印紙を発売していた。しかし日本円とその地域の通貨との為替相場の差が次第に大きくなり、価値が低い現地貨幣で購入した印紙を日本本土で換金して利益を得る者が出てきた。このような行為を防ぐために、明治型白紙収入印紙に加刷を施して「韓國」加刷印紙と「清國」加刷印紙が発行された。 画像は大韓帝国の在外局にて発売された韓国加刷印紙である。十銭の発行枚数は76,000枚。
印紙 1908.3.18 1899.12.22印紙類蒐集館