韓國加刷 拾錢(明治型白紙収入印紙)

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日清戦争後、朝鮮・清に影響力を拡大した日本はそれらの地域に在外局を設置して現地日本人のために印紙を発売していた。しかし日本円とその地域の通貨との為替相場の差が次第に大きくなり、価値が低い現地貨幣で購入した印紙を日本本土で換金して利益を得る者が出てきた。このような行為を防ぐために、明治型白紙収入印紙に加刷を施して「韓國」加刷印紙と「清國」加刷印紙が発行された。
画像は大韓帝国の在外局にて発売された韓国加刷印紙である。十銭の発行枚数は76,000枚。

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