LINE SELECTOR 自作 その、3 製作編 (1)
初版 2021/03/11 17:43
製作にあたり、使用する部品を調べた結果、ロータリー・スイッチ 2 (4回路 5接点)が、気になる、切り替えた感触が、非常に硬い、硬すぎる、もっとソフトで、滑らかな感触でないと、
スイッチを切替える度に、不満が募りそうである。
(残念だが、中国製は、安いだけで、品質に問題がある。)
今回、岩通 US26B2205D (同じ、4回路 5接点)と交換する。
先日入手した、物と比較する。
岩通は、ステンレス製、仕上がりも非常に綺麗です。
価格は、2,300円位でした。
送料も含めると、3,000円。
メインとなる部品は、やはり、日本製でないと、満足出来ない様です。
今回、アース・ターミナルを設けるので、裏面のレイアウトを少し変更しました。
使用するアルミ・ケースは、表・裏パネルが、一枚の、アルミ板になっているので、非常に加工が、
し易い、実寸で書いた、レイアウト図をコピーして、この、アルミ板に貼付ます。
取外した、アルミパネル。
このアルミ板に、レイアウト図をテープで、留める。
張付けた、レイアウトに従い、穴明作業に入るのですが、直接ドリルで、穴を開けようとすると、芯がぶれて、正確な位置に穴を開けることは出来ません。
その為に、ポンチを使い、ハンマーで叩いて、穴の中心を少し凹ませ、ドリルのキリがぶれない様にしておきます。
今回、必要な穴明寸法は、径 4mm、6mm、10mmですが、ステップ・ドリルを使うと、一本で、まかなえるので、非常に便利です。
私は、このドリルを使う前に、より正確を記す為に、3mmのキリで、下穴を開けますが、この作業は、不要かもしれません。
下穴に合わせて、ステップ・ドリルで、所定の大きさの穴を段階的に開けていきますが、所定の穴径よりも大きな穴を開けない様に、加減しながら、慎重に行って下さい。
(思ったよりも、簡単に穴が開いてしまうので。)
又、床に穴を開けない様に、3cm以上の板を敷きましょう、電話帳みたいな、厚い雑誌でもいいと思います、削りカスは掃除機で、こまめに吸い取ります、削孔は、アルミ板が、熱くなるので、時間をかけて行います、それでも、1時間もあれば、穴明作業は完了します。
穴明が終わったら、残ったバリは丁寧に削り取っておきます、アルミ板なので、カッター・ナイフでも切れる。
今回、穴明加工が多かったので、表面は塗装がしてあるので、カッターで取り除きましたが、裏面は、サンダーで研磨しました。
穴明加工が、完了したら、裏側パネルに、先に、RCAターミネルを先に取付ます。
ターミナルは、プラスチックのワッシャで、アルミ板と絶縁出来る様になっているので、取付ける際に注意して、一個づつ締付て下さい、アース端子も、一列に揃う様にして、きつく締込みます。
締付は、12mmのレンチを使用しました、共回りするので、反対側もレンチで押さえながら、締付て下さい。
RCAターミナルと、アースプラグの、取付が完了しました。
数が多いので、手間が掛かります。
表
裏
表面、ロータリー・スイッチ取付
ロータリー・スイッチが、回転するのを防止する為の、突起が付いているので、突起が収まる様、4mmの穴も開けています、又、シャフトが長いので、ツマミノブが収まる様に、後で切ります。
裏
ここまでで、少し疲れたので、製作編(2)で、配線~仕上に移りたいと思います。
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