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ばっくや〜ど 番外編 こんなパチモノありまして 第2回 PNAユニフォームコレクション

公開日:2021/8/30

Railwayfan ミュージアムのバックヤード。最近入荷する物や元からあったアイテムを保管しています。保管している物の中にはアレ?なんかアヤシイぞ?というのもあります。

さて今回、紹介するアヤシイ商品は・・・海洋堂ANAユニフォームコレクションの類似品です。

ANAユニフォームコレクションとは?

ANAが2005年にユニフォームをリニューアルしたことにより記念として全日空商事から発売され、制作を海洋堂が担当しました。

完成度の高さから航空ファンのみならず、フィギュアファンもついつい手を伸ばしたくなるアイテムなのであります。

実はこの商品にも類似品が存在しており、オーナーの手元にずーっと置いてあります。

それでは見ていきましょう。


〜類似品は発売当時の新制服〜

問題の類似品は発売当時にリニューアルされたばかりのユニフォーム9代目 (2005年5月1日~)

です。

ではまず公式の物から


こちらが全日空商事から発売されたANAユニフォームコレクションの9代目ユニフォーム。

当アイテムが発売された頃の新ユニフォームで、バリエーションモデルとしてパープルのスカーフか青のスカーフが存在します。

それではアヤシイ方の製品を。

いかがでしょうか!

公式品のモデルはスカーフが青色ですが(今、手元にあるのが青のみ)それ以前にクオリティが落ちてる気がします。というかフィギュアは台座でなくてキーホルダー!?材質感がむかーし十三辺りで見かけられた伝説の商品サザ●さんとバ●ボンをミックスしたサザ●ボンを彷彿させますね。


並べてみました。


↑公式品じゃない       ↑公式


では一つずつ見ていきます。


上半身から。

こうやって見て見て挙げるとすれば、髪の毛のクオリティは公式が細かく再現されているのに対し非公式は髪の毛のボリュームがない。

非公式は瞳の表現が足りない。

スカーフはラインの模様が入る公式品の方が正しいのである。しかし非公式品は模様がない。

塗り方も少々荒っぽい。

腕を頭に持ってきている通称眩しいポージング(勝手に今、命名)も非公式は腕の角度が違い、どこかの国の〜に見える。というか腕も長く見える。


↑非公式          ↑公式


そして、リボンの形状は共にあまり変わらない気がするし、カラーリングが非公式はベタ塗り感がありますね。

ポニーテール辺りの表現は非公式の方が甘い。

改めて非公式の後ろ姿を見て思いましたが、コラー!とゲンコ喰らわせるポーズだコレ。



↑非公式           ↑公式


非公式は腕のボタンに色を差していない分、背中部分のシワ表現はどことなく頑張っている。シワ表現は非公式の方が好きかも。



       ↑非公式    ↑ 公式


ジャケットを羽織っている表現は公式の方が上ですね。非公式はくっ付いてる感があります。

スカートの表現は非公式がスリット線がガッツリ見えるようになってしまってますし、公式のスリット線くらいがいいですね。ヒップも公式の方が盛り上がってますが、非公式はそれをスルーして心なしかカブトムシのメスの背中っぽく見えますね。



     ↑非公式     ↑公式


作り込みが甘い!甘すぎる!じゅうまんごく・・・。

非公式の方のスカート表現が駄菓子のふ菓子なみに甘かった・・・。

スカートに足が通っている表現ですが、スカートに足が通ってなく、スカートに足をくっ付けている表現でした。


     ↑非公式       ↑公式


もうお気づきの方もいらっしゃると思いますが、ストッキングの色も違います。この頃のユニフォームのストッキングは黒でした。非公式はの方は素足ではなく、ベージュという表現だと思いますが、コレは間違いです。

パンプスの色塗り具合も甘く、足先の開き具合もちょっと違いますね。

ん?非公式の方、スパッツ履いてないか?たぶん膝の変が黒く見えるのは塗り方が雑になっているからだと思います(プラモデル製作がニガテなオーナーは人のことが言えない!絶対に!)。


実はこの商品はオーナーが昔、リサイクルショップにて見つけた物で、ちょうどその頃、ユニフォームコレクションを収集中だったオーナーはこのアイテムを見つけた際に「ユニフォームコレクションってキーホルダーのタイプもあるのか!」と感動して買って帰って本気の物を見比べて見たら見事に公式の物ではない!!と10秒くらいで確信しました。

何年か経過した後、航空ファンの方に聞いた話によればこの9代目のみならず、2代目や5代目の物も出回っている(結構出回ってたんだね)とのことで出自は一切分からないとのこと。

ちなみに、発売されたのは2005年ですが、この頃3Dプリンターが普及してなかった時という事になりますが、その頃に出回ったとなると、このクオリティは、かなり本家に近いですが・・・。

類似品に注意です!!



さてここからは上記の話とは関係ありません。

夏だから!怖い話をするぜ!

オーナーが実際に体験した怖い話をします。

オーナーのことはR表記。

ホテル裏山の古戦場

あれは小学校の夏休みの頃。

オーナーの通っていた学校では、恒例の行事として林間学校があった。

林間学校では、様々な自然学習を一泊2日を通してレクリエーションをするものだった。

オーナーも参加するため、いつも通りの朝のルーティンを済ませると学校に行く。

この林間学校はオーナーの地元で開催されるのではなく、他県で開催される事になっており、開催場所まで小学校が貸し切ったバスで向かう事になっている。

いつもの通学路を歩んで学校の門を潜ると校庭に停車しているバスが確認でき、そのままバスに向かう。

何台も並んだバスが校庭いっぱいに止まっている姿は圧巻だ。

バスの入り口の前に立つ担任が出席確認すると、クラスの番号が書かれたバスに乗り込むオーナー。

バスには一足先にSが乗っていた。

今回のオーナーは友人のS(前回のミニ四駆事件参照)と共に行動することになっている。

S「おはよう!R!いやぁ、外での授業って修学旅行みたいで楽しいよな!」

学校の行事とはいえ、いつもと違う雰囲気に興奮するS。

確かに出発場所がいつも通学している学校とはいえ、校庭にバスがあるだけでテンションがあがる。

例えるならディズニーランドの開園時間まで入り口で待機しているようなワクワク感であろう。

Sの隣の席に座るオーナー。

S「なあ、お前?なんの菓子持ってきた?俺は焼肉屋さん太郎!わさび太郎!蒲焼さん太郎だ!」

R「嘘だろ!?太郎さんシリーズ充実してるじゃねえか!」

子供の会話と言うのは本当に微笑ましい。

上記の会話を置き換えると今だと会社で

同僚「なあ、お前?会社の資料持ってきた?」

R「持ってきた!資料充実しすぎとるわ!もーう徹夜でギリギリで済ました!」

と切迫詰まり過ぎて微笑ましいどころか、息苦しい。

S「心配しなさんな!ちゃんとお前の分もやるから!ほら肉と魚どっちがいい!」

R「ありがとう!でも、どっちも"魚"なんだ!ソレ」

なんだかんだ話しているとバスは出発。

車内ではゲーム(トランプ)したり、菓子を頬張ったりする子もいて賑やかになっている。

S「64(ニンテンドー64のこと。しかし、この頃はゲームキューブやPS2の全盛期。)のさ、"剥がさないでください"とか見るとさ俺、どうしても剥がしたくなるんだよ!何?人間の心理ってやつ?カサブタ見たら剥がしたくなるみたいな?」

R「あ〜じゃあ、シーチキンの缶詰とか見たら開けちゃう・・」

とか奥が深いのか浅いのかワケノワカラン話をしているうちにバスは目的地に着いた。

バスを降りて、先生の前に集合すると本日のルーティンが説明された。

先生「自炊でカレーを作ります」

各自グループに分かれて自炊をするため、火を起こす薪を割ったり、カレーの材料を切ったりする。

それから、何をしたのか当時の記憶を覚えてないが、時間は夕方になっていた。

自然学習ならそのままキャンプで過ごすものの、自然を感じる学習とは裏腹に夜はホテルに宿泊する事になっており、ホテルへと向かった。

バスがホテルの入り口に入ると生徒たちのテンションは当日のクライマックスとなった。

山に囲まれたホテルは大きく、子供ながらに砦のように見える。

S「見ろよ!R!ドラクエの宮殿かっつーの!」

Sがはしゃいでいるとバスは駐車場に停車し、生徒達はぞろぞろとホテルのロビーに集まって行く。

集まるとロビーでは部屋割が発表され、SとYという子と同じ部屋に分けられた。

S「お!Yと一緒だ!よろしく!」

R「よろしく!」

Y「こちらこそ」

Sのはっちゃけている性格とは違い、このYは生真面目でクラスで有名であった。どれくらい真面目かと言えば、例えばSが「俺さ!昨日、釣りバカの映画見たよ!ハマちゃんがよォ・・」と言うとYが「いや、バカっていうのは良くないよ」と世間からして熱中している人のことをいい意味でバカというのに対し、バカ=馬鹿と悪口として一方的に思い込んでしまうくらいである。

じゃあ、「天才バカボン」はどうなのかというと彼曰く「アレは別に何とも思わない」という。

彼からしてバカボンが名前だからこれでいいのだ!という事らしい。

タイトルからして、かなり矛盾してるんだけどあれ"ボン"を取ったら一応アレだよね?と彼のラインからしてセーフなのか?とY本人と友人同士でかなり無駄な会議をしたことがある。

話は逸れたが、このSとYと一緒になって生徒一同でホテルの夕食を済ませ、指定された部屋に向かう。

部屋に入るやないやさっそくYは読書をし始め、オーナーとSはトランプで「大富豪」やオセロを出して遊んでいた。

Yも誘ってみたものの「いや、僕は読書してるのが好きなんだ」と言って遊ばなかった。

なら、遊びたくなったらいつでも入ってこいよ!と言うとYは無言で首を縦に振った。

なんやかんや、トランプやボードゲームをして遊んでいると、Yが遊びに加わることもなく時間が進んでいき、21時で就寝時間となった。

その日の疲れもあってオーナーは布団に入るとノックアウトされたように寝た。

何時間か寝た後に急にトイレに行きたくなった。何時間寝ただろうか?まだ夜が明けてなかったので深夜2時くらいだったと思う。

隣にはSがいるが、寝ているかと思っていたら、まだ起きているので、まだ寝てないのかと聞いてみた。

S「俺、見慣れない場所だと寝れないタイプなんだよ」

普段の生活圏から離れて寝るなど落ち着かない部分はあるなあと納得。

完全に目が冴えてしまったオーナーはSと少し起きていることにした。

もちろん騒いでしまうとYが起きてしまうし、見回りの先生が来るので、布団の中で小声で雑談をしていた。

2人で話をしていた瞬間「ケケケケ・・・ケケケケ・・」と声がした。

しかも10秒くらい。

オーナーとSはこの声を聞くと、一瞬にして青ざめた。2人ともこの声は尋常じゃないと一瞬で察知。怖くなり全身で布団を覆い被さると Sは布団に覆い被さりながら横で小さく話しかけてきた。

S「なァ・・・・聞いたか?お前・・・」

R「ああ、なんか嫌な声が聞こえたな・・・」

2人ともすでに体がカチコチ状態である。

S「まさかYじゃねえよな?」

Sは掛け布団の隙間からYを伺った。

オーナーも掛け布団の隙間から彼を伺ったが、思った以上に爆睡していた。

それにYはドッキリを仕掛けるヤツでもないし。生真面目な子だ。絶対Yではない。

S「なァ?もう寝ようぜ」

R「おやすみ」

2人はあまりの怖さにすぐ就寝する。オーナーはトイレに行くことさえ忘れていた。

しかし、布団の中に入ると怖さより眠気の方が勝ってしまい、すぐ寝ることができた。

翌朝。

Yは何事も無く起きており、完全に寝不足状態のオーナーとSは重い足取りで食事会場へと向かった。

S「なあ、R、あの後お前昨日よく寝てたな」

R「いや、なんつーか普通に寝れた」

Sは目の下にクマを作っていた。

S「いや、例のことで寝れなくなってさあ、考えないようにするために婆様と爺様のセレナーデ※を脳内で歌ってたら、逆にテンションあがって寝られなくなったわ」

R「そ、そうか・・・」

その日の林間学校の行事が終了すると、帰る時がきた。

帰りは生徒各自それぞれが、最寄りのバス停で降りる事になっている。

オーナーとSはバスに乗り込むと、バスが出発した。

バスに揺られてはや1時間、完全に寝不足な2人はバスで酔ってしまいグロッキー状態になっていた。

S「二日酔いってこんなもんなのかな?」

R「もう考えるな」

バスが地元に帰って来ると、自宅近くの最寄りのバス停で2人とも降りた。

S「なあ、今回のことは学校で誰にも言わないようにしようぜ?怖えーよ」

R「うん、その方がいいかも、あんまし話を大きくしたくないし」

そして2人とも帰路についた。

帰って知ったのだが、ホテルのある場所は何百年前に戦があったらしい。ホテルの裏山から駆け降りるようにして下地にいる敵軍に攻めていたそうだ。当然山から駆け降りるときにやられてしまうこともある。

そこで散った者があの時に出てきたのだろうか。

(武者が高笑いしながら散っていったとか?(時代劇の見過ぎ?))

とは言えあの時の笑い声が関係あるかとは的確に言えないが、この世の声では無かった事は確かだ。

その後もホテルのCMがテレビでやっていたが、それを見るたび「あっ!」っと思っていた。

学校では、まだこの行事が続いており、大人になった今、夏休みに入って林間学校に向かっている子供達を見ると、いつもこの時のことが頭をよぎるのだ。


※オーナーたちはコレが放送されていたリアルタイムの世代では無いが、衛星放送でドリフを観たり、動画サイトで見たりしていた。



#ばっくや〜ど番外編

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Railwayfan

ご覧いただきありがとうございます。 ローカル地方に住む鉄道ファンです。 鉄道モノならば、部品からグッズ、鉄道模型、プラレール、鉄道チョロQ等を集めております。 また、私のミュージアムでは、かつての東京の交通博物館や大阪にあった交通科学博物館のような鉄道を主力としながらも、車や飛行機、船といった乗り物系の資料の展示公開をコンセプトとしております。 どうぞよろしくお願いいたします。

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