人生最後は
初版 2022/09/24 23:41
改訂 2022/09/24 23:41
マセラティかフェラーリのクラシックと思っていたのだが、ガラじゃないのか縁がないのか、永く付き合ったオンナが忘れられないのか。
手放して8年、また空冷ポルシェに戻ることにした。
今回は歴代でいちばん旧い72年、30年間の空冷911の歴史の中で右リアフェンダーにエンジンオイルの給油孔がある唯一の年式。
値段が上がりすぎてもう買えることはないと思っていたし、308に乗ってもうナローはいいと思った。今回急に縁に恵まれてこの人が組んだクルマに乗りたいと思う人と知り合い、市況よりもかなり安く乗れる話がまとまりそう。
いまお願いしているのは2.4ベースにピストンシリンダーを2.7に換え、Sカムを組んでキャブで動かす。ターボもモーテックも得意な店だがもうパワーはいらない。硬くて軽いボディに太くないリアタイヤとちゃんと効くデフを組み合わせ、サイドと斜交を入れた全溶接のロールケージを入れるだけでいい。
来年の夏くらいには乗れるといい。