-
センカクツブリボラ
オガサワラツブリの異名とされていますが、日本では縦張肋がこのように鰭状になるものを指していることが多いです。分布はかなり局所的だとか。
アクキガイ亜科 2019 81mm 尖閣諸島沖Wiwaximaminashi
-
cf. コリオリツブリ(仮称)
不明のVokesimurex類です。 調べた中ではサイヅチツブリの亜種V. dentifer coriolisが近く、これと同定しましたが、見つかる画像が少なく確定的ではありません。フィリピンツブリかもしれませんが、こういった印象の個体は見かけません。 100均の貝殻セットに入っていたものです。
2019 cf. Murex (Vokesimurex) dentifer coriolis フィリピンWiwaximaminashi
-
ツヤスジボラ
ニューカレドニアのスジボラ類 マイナーなこともあり、流通は少ないです。
スジボラ 2019 デリシオーサボラWiwaximaminashi
-
スベリフデスジボラ
フデスジボラは変異の多い種で、縦肋が細かくて低く、太めの個体がこう呼ばれるようです。 別名が異常にたくさんあります。
スジボラ 2019 フトフデスジボラ、スベリフデスジボラ、グラングスジボラ 38mmWiwaximaminashi
-
キサキスジボラ
流通量は比較的多いですが、人気もあるのかだいたい〜2000円ほどです。 マダガスカルには本種に似た種が何種かあるようです。
スジボラ 台湾の標本店より 2019Wiwaximaminashi
-
モヨウマクラ
特徴的な模様があるアフリカ産のやや小型種。 通常は1000円程度とやや高値で取引されますが、出現頻度が低めなのでしょうか。
マクラガイ 2019 24mm Oliva flammulataWiwaximaminashi
-
アデヤカマクラ
熱帯アメリカ東岸の種です。 色彩は「艶やか」の名に恥じぬ美しいものですが、変異はあまりなく、特徴的な模様のため見分けはつきやすいです。 人気種ゆえやや高値で取引されます。
2019 41mm Oliva splendidula アデヤカマクラガイWiwaximaminashi
-
テナガパイプヨウラク
パイプヨウラクやエントツヨウラクの仲間(単系統性はあやしい)は、名前の通り殻に謎の"筒"が形成されます。特に本種の筒は「テナガ」と言っている通りかなり立派なもので、肩から斜めに生えた筒は殻頂を越すほどの長さになりえます(手なのかパイプなのかブレブレな和名ですね…)。ただしこの筒は下側に向かって反っている場合が多く、そうするとケースに入れる時に横向きにしなければならない格好になります。 見た目的には面白いですが、サイズは2cm程度しかありません。色はこの個体はかなり褐色部分が多いですが、もっと白っぽかったり、逆にパイプ部分だけ黒かったりなど、変異は意外と多いです。 ちなみにパイプは縦張肋毎に形成されます。1本しかないことが殆どですがこれは古いものが欠損しただけで、2本以上残っているものも勿論あります。欠けても平気なら、尚更なんのための構造なのか…
2019 22mm Typhinellus occlususWiwaximaminashi
-
ニヨリモロッコボラ
正直、モロッコボラにはあまり似ていませんね。 どちらかと言うと、ガネサボラの横幅を広げたような見た目をしています。 色は通常濃いめで、老成したものでは殻口上部が高くなって正面からは螺塔が見えないようなものも多いです。
ハッカイボラ属 2019 Cymbium pachyusWiwaximaminashi
-
曹微斜長石
青白い閃光を放つものはムーンストーン(月長石)と言います。買った時はムーンストーンとして売ってました。
珪酸塩鉱物 100円 立川のミネラルショップ 2019Wiwaximaminashi
-
桃簾石
灰簾石(ゾイサイト)のうち、マンガンを含んで桃色のもの。 これは単斜晶系ですが、斜方晶系のものもあるらしいです。
珪酸塩鉱物 250円 立川のミネラルショップ 2019Wiwaximaminashi
-
ミメット鉱×モリブデン鉛鉱
緑色のボコボコした部分がミメット鉱、黄〜橙の結晶部分がモリブデン鉛鉱だそうです。 この2種はよく共生しているようで、「黄鉛鉱」の名前はミメット鉱を指している人とモリブデン鉛鉱を指している人とがいます。
砒酸塩鉱物/酸化鉱物 600円 新宿 紀伊國屋 2019Wiwaximaminashi
-
斑銅鉱×黄銅鉱
左下あたりの黄色い部分が黄銅鉱、上側の褐色っぽい部分は斑銅鉱です。間の青っぽく見えている部分は光の都合です。 この標本の裏側は全体的に黄銅鉱が出ています。
硫化鉱物 250円 立川のミネラルショップ 2019Wiwaximaminashi
-
紅砒ニッケル鉱×硫砒ニッケル鉱(ゲルスドルフ鉱)
よく一緒に産出する鉱物です。赤っぽい部分が紅砒ニッケル鉱、銀色の部分が硫砒ニッケル鉱です。この面では紅砒ニッケル鉱が目立ちますが、他の角度だと硫砒ニッケル鉱もよく見えます。
砒化鉱物/硫化鉱物 400円 立川のミネラルショップ 2019Wiwaximaminashi
-
デュモルチ石
小学校の頃に図鑑で見てから憧れていた石です。 その時の写真も、このように石英中に斑点のように産出しているものでした。
珪酸塩鉱物 1500円くらい 立川のミネラルショップ 2019Wiwaximaminashi