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マルジブイモ
アカシマミナシの亜種とされることもあるインド洋のイモガイです。螺塔はアカシマミナシより平たく、アカシマミナシのような縦の黒線が見られない他、褐色帯に白いテント斑が出ます。 アカシマミナシほどの色彩変異はなく、基本的に赤褐色です。ただ、斑の出方などの変異は見られ、ウスアカシマミナシのようにほぼベタ塗りな個体も出ます。
2017 61mm Conus maldivusWiwaximaminashi
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イナズマアコメ
アコメガイよりも南方系。螺塔は低く、模様も異なります。
2017 Conus ioneWiwaximaminashi
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ウスアカシマミナシ(マルジブイモ[01-2])
マルジブイモの変異。 模様がベタ塗りのような印象で、肩が張っていることが多いです。老成型なのかもしれません。区別しないことも多いです。
2017 Conus maldivus spirogloxusWiwaximaminashi
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アジサイイモ
ミカドミナシの西部インド洋型亜種。 模様が大雑把な印象です。
2017 Conus imperialis fuscatus 東アフリカWiwaximaminashi
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アヤメイモ[01]
非常に美しい色合いですが、産地では一般的なイモガイのよう。若めの個体の方が、模様や紫色は華やかです。英語でも「紫イモガイ」ですが、ほぼ白いものもいるようです。 カリフォルニア湾〜ペルーの潮間帯の岩礁。
江ノ島 2017 37mmWiwaximaminashi
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ウミノサカエイモ
タイセイヨウノサカエイモの名前はこれをもじっています。 今でも「イモガイの王様」と呼ばれます。その所以は、大きさや模様の美しさもありますが、つい半世紀前ぐらいまでは超のつく稀産種だったことが挙げられます。それまでは本当に数えるほどしか採れていなかった貝で、最高で1万$の値がついたことも。 現在は東南アジア方の漁業技術の進歩と産地の発見により、価格は大体1万円以下に落ち着いています。 フィリピン〜ニューカレドニアの深海。
タガヤサンミナシ亜属 2017 98mm Conus gloriamarisWiwaximaminashi
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フロガイ
臍孔や殻口はタマガイの中でも広く、前端が少し尖っています。模様は4本点筋で固定で、このように1ー2、3ー4本目の点筋の間が濃色になるものもいます。可愛らしいタマガイですが、場所によっては普通に打ち上がります。 房総半島以南のインド・西太平洋。水深5〜70mの細砂底。
200円 国立科学博物館 2017 15mmWiwaximaminashi
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ナツメイモ[01]
全体的に赤みが強く、色帯がはっきりしている個体。 人気の高いイモガイ。打ち上げでも拾えるところでは拾えるみたいです。 八丈島・紀伊半島以南のインド・西太平洋。潮間帯〜240m深の砂泥底。
ナツメイモ亜属 2017 48mm Conus bullatusWiwaximaminashi
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キンスジボラ
金というよりは鮮やかな朱色。これはレンガマキキンスジボラと呼ばれるタイプで、他に太い筋が多くでるものもいます。 インド南部・スリランカの〜10m深。
Harpulina 2017 69mm Harpulina arausiacaWiwaximaminashi
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キントキイモ[01]
なんとも形容しがたい上品な色合いの貝。整った形と、縫合面の紫色のコントラストがまた綺麗。日本以外だと、数千円とか結構な値段で取引されています。 学名を見れば分かる通り、日本人の方が記載した種。 紀伊半島〜フィリピンの水深100〜200m。
オトメイモ亜属 2017 68mmWiwaximaminashi
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アカネイモ
別名ゴクラクイモ。 海外勢からも人気がある希少種で、結構な値段で取引されています。 色彩変異が意外とあり、桃色系の個体はゴーギャンイモ、色帯がほとんどなく黒斑のみのものはミケネコイモと呼ばれます。 通常は黒斑がもっと中央に寄って出ます。 インド洋の沖合に分布。
シロマダライモ亜属 3000円くらい 2017Wiwaximaminashi
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キノシタイモ[01]
値段的はピンキリです。大きいやつだとこれの倍くらいのサイズになります。大型個体は模様が帯のみになり、シルエットが直線的な傾向があります。 この個体は殻皮付きのため茶色っぽいです。殻自体の地色は藤色。
500円 2017 61mmWiwaximaminashi