繰り返されるリニューアル

最近、鉄道模型の各社発売予定品を見ていて思うのですが、同じ形式をリニューアルして発売される事例が多い様に思います。点灯部分を増やしたり、LED化したり、動力を改良したり。初版を購入した人は買い替えたいと思うかと思いますが、手持ちの初版品は新しいロットが出るとなれば、よほどの商品でない限り、プレミアが付くどころか、二束三文で売り捌くしかないかと思います。それは非常に不経済でお金が勿体ないです。また、出来る事ならそう言う商法はやめて頂きたいのです。確かに新しい金型を作るのは容易では無いかと思いますが、同じ形式をリニューアルして出すなら、他の形式を出してもらいたいと思います。走らせることは自身にとっては飽きやすいですが、コレクションとして考えた時、そういった経緯もありモデルカーやバスがメインになっていったと言うのはあります。幸い私は現行車両にあまり魅力を感じておらず、オールドファンなので、当面予約しているのはKATOの近鉄10100系（更新後）、TOMIXの近鉄12200系、30000系くらいです。オークションでは案の定、某社の近鉄12200系が沢山出品されてきました。しかし、購入時と変わらない値段で売れそうな品物はほぼ見受けません。これが今日（こんにち）の鉄道模型事情かと思うと、メーカー選びやそのメーカーの売り方の特徴に充分に留意して品選びをしなくては、と個人的には感じている昨今です。