思い出の品2

初版 2022/03/13 23:52


伊賀上野の「楼車鈴」です。

左側(小さいサイズ)は、1982年3月、大学1年のときの研究室旅行(ゼミ旅行)で飛鳥に行った際に、1日あった自由時間の中で同級生のT君と一緒に伊賀上野で購入したものです。

当時何かの書物でこの楼車鈴が高い評価を得ていたことを知り、(この手のものには興味はなかった)T君を誘って伊賀上野まで訪ねていきました。

右側(大きいサイズ)は昨年(2021年)、夫婦で奈良に旅行に行った際に、滋賀方面まで車で足を延ばすことにしたのですが、途中、伊賀上野で購入しました。

「養肝漬」という漬物を作っている「宮崎屋」で製作・販売しています。

40年前もここを訪れたはずですが、もう記憶がありませんでした。

あの頃よりも人として成長しているはず…と思って、あえて大きいサイズの方を購入しました。

40年前。この時のことは、ところどころピンポイントで記憶に残っているのですが、ついこの前のことと思いつつ、はるか昔のことになってしまったことを実感しました。

#思い出

各地に伝わる「郷土玩具」はその地域固有の環境や時代背景により生まれ、継承されてきました。
現在は、年賀切手のデザインに採用されることにより一時的に注目されることはありますが、多くの郷土玩具は私たちの生活に密着しているわけではないので、製作者が亡くなったり廃業されたりすると、後継者もなく、二度と目にすることができなくなるということが起きています。

一方、これまで郷土玩具を購入するには、現地に行くか、観光・物産展のようなところで探す等、限られた方法しかありませんでしたが、インターネットの普及により、本や雑誌・テレビでしか見ることができなかったお気に入りをオークション等で、手に入れることができるようになりました。

きちんと郷土玩具を収集するには今しかないと考え、乏しい予算(小遣い)のなか、少しずつ集めてきましたが、これまで収集したものをここに紹介していきます。

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