思い出の品1

初版 2022/03/07 13:46

改訂 2022/03/07 13:46



最近はほとんどインターネットオークションで郷土玩具を購入していますが、以前は観光物産展とか製作者宅に出向かないと手に入れることはできませんでした。この犬張子は千駄木のいせ辰で買ったものです。

高校2年(1978年)の夏、当時東京に住んでいた兄夫婦のところへ遊びに行きました。東京はその時が初めてで、仕事の兄の代わりに義姉が都内をいろいろ案内してくれました。

東京に行く目的の一つにこの犬張子を購入することを計画していたので、浅草等の土産物屋を何件か探したのですが、なかなか気に入ったものがありませんでした(たぶん顔が気に入らなかったのです)。

それで義姉に頼んで、いせ辰まで足を延ばしました。地下鉄の最寄駅が千駄木というところに、いせ辰という店があるということは事前に調べていたのですが、そこがいったいどこなのか全然知りませんでした。駅から通行人に道を尋ねながらたどり着き、購入したのがこの犬張子です。

それから十数年後、仕事の関係で足立区の社宅に住んでいたのですが、妻の友達が遊びに来てくれた際に、東京(江戸情緒)のお土産を探すということで、いせ辰へ案内しました。そのときに、何か前と店の様子が違うなと感じたのですが、どうも最初に行ったのが谷中本店、2回目は千駄木店のようでした。

40数年前、今から思えば、よくお店にたどり着けたものです。



#思い出

各地に伝わる「郷土玩具」はその地域固有の環境や時代背景により生まれ、継承されてきました。
現在は、年賀切手のデザインに採用されることにより一時的に注目されることはありますが、多くの郷土玩具は私たちの生活に密着しているわけではないので、製作者が亡くなったり廃業されたりすると、後継者もなく、二度と目にすることができなくなるということが起きています。

一方、これまで郷土玩具を購入するには、現地に行くか、観光・物産展のようなところで探す等、限られた方法しかありませんでしたが、インターネットの普及により、本や雑誌・テレビでしか見ることができなかったお気に入りをオークション等で、手に入れることができるようになりました。

きちんと郷土玩具を収集するには今しかないと考え、乏しい予算(小遣い)のなか、少しずつ集めてきましたが、これまで収集したものをここに紹介していきます。

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