仏名会に参加してきました。@滋賀県石山寺
初版 2020/12/08 06:20
2020/12/6
昨年、仏名会という法事があることを知りました。
懺悔のために行うだとか、僧侶が衆生の犯した罪を肩代わりして、過去仏、現在仏、未来仏それぞれ千の仏様のさまの名前を唱えて、五体投地(礼拝)を行う行(ぎょう)だということです。
昨年は、土日にまたがり全日参加できそうでしたが、この法事を知ったのが年末でしたのですでの遅く。調べてみると毎年行われているそうなので、今年は色々見ていくうちに、
京都の三十三間堂、滋賀の石山寺、姫路の円教寺が一般にも公開されている仏名会をしていることがわかりました。
三十三間堂は、ちょっと他とは毛色が違い千の千手観音の名前を100お唱えする法事を10年かけて行うようで初心者向きのイージーな仏名会と言えそうです。
残念ながら今年はコロナのため、開催は中止となりました。
12/6日曜日
初の仏名会の参加となりました。
タイムスケジュールとしては、こんな感じでした。
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13:00受付開始
→13時までは事務職員さんやお坊さんが慌ただしく準備していたりします。
受付を済ますと、内陣の控え室に通され開始までしばらく待機します。
13:30 ぞろぞろと内陣の所定場所に並び、仏名会が始まります。
ここから二時間ひたすら仏様の名前を唱えながら、五体投地三昧です。
前半張り切り過ぎると後半持ちませんので、いい感じに礼拝できるよう
調整しましょう。
15時ごろに一度30分休憩が入ります。
ここでお茶やおまんじゅうの接待があります。
16:30には、閉門時間ですのでどんどん扉が閉められていきます。
17:00ごろ 仏名会1日目の法要終了となります。
着替えて、少し休憩したら自由解散となります。
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前半戦はやや余裕もありながら、300仏を唱える頃にはかなりクタクタです。
勝手もわからないので、最初から飛ばすと本当にバテます。
毎年来られているというおじいちゃんは、めちゃめちゃ頑張ることはせず、
いい感じでサボっておられたりしたので、この塩梅が大切だと思われます。
後半戦、休憩をすることで疲労がドッときます。
なので、後半戦前半は気合がいります。目前の若いお坊さんは汗もかかずに
余裕があるように見えました。
内陣の赤絨毯で目印もなく、座る立つを繰り返すとなんだかクラクラして
着地点が定まらなくなってきたので、タオルを礼拝時の頭をつける場所に置くと
それが目印になってフラフラしにくくなりやりやすくなりました。
途中、二仏に一礼拝の調整が入りますので、礼拝の合計は750回程度となるようです。ただ、それでも日々礼拝をしていない私には途方も無い回数でした。
帰る頃には、太腿に力が入らずヨレヨレ、ヨタヨタして帰ります。
これは始まりにすぎません。
翌日からの筋肉痛が本当に酷く、一般生活に支障が出ます。
日々の鍛錬が必要なんだと思われます。
階段の上り下りがめちゃくちゃ辛いです。
確かに、こんだけ辛い行をしたら、贖罪できるんじゃ無いかという気持ちにすらなります。
足腰の弱くなったお年寄りはもしかしたらこんな感じで日々過ごされているのかと思うと、お年寄りに席を譲ろうと思いました。
法見
西国三十三ヶ所を基調にそこから派生した観音霊場を周り願掛けのため千観音を目指してちょこちょこ神社仏閣をお参りしております。朱印集めが面白く無節操に集めてはいましたが思い直して
限定や特別な朱印は減らす方向で考えているので少なめです。
定期的に座禅などして自分を律しながら、日々ほどほどに生活しております。
モノグサ、ナマグサではありますが一応、三帰依、五戒、十善戒を受けて戒名・法名「法見」を賜っていますので、仏教的な活動はこちらを名乗ります。
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