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トヨタプロボックス
トヨタのライトバン、プロボックスです。マイナーチェンジ後のモデルで、上級仕様となるFグレードを再現しています。 2002年7月にカローラ/スプリンターバンの後継モデルとして登場したプロボックスは、荷室容積に強く拘ったスクエアなスタイリングが特徴であり、商用車としての使い勝手の良さを徹底的に追求したのが特徴です。当初は5ナンバー仕様のワゴンも設定されていましたが、あくまでもバンが主力となっています。2014年に大幅マイナーチェンジされて以降はバンのみの設定となっており、安全性の強化やハイブリッドの追加等により魅力が向上しています。2018年以降にはマツダにもファミリアバンとしてOEM供給される様になり、ライトバンの分野では圧倒的なシェアを誇っています。2024年現在でもモデルチェンジなく販売が続いていますが、スタイリングは古びる事無くライトバンとしての実力はまだまだ一級品と言えます。 今回製品化されたプロボックスですが、上級仕様のFグレードと商用に徹したスタンダードなGグレードの2タイプが登場しているのがマニアックと言えます。Fグレードのモデルでは、カラードバンパーにフルホイールキャップ、Fグレード用のリアシート等が再現され非常にリアルな印象です。ホワイトボディでも乗用ワゴンの様な印象を受けます。更には、バックドアが開閉可能となっている点も魅力的です。
1/64 トイズキャビン 400円 ガシャポンのデパートRatteboss
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三菱ランサーバン 事務用品店仕様
三菱が嘗て販売していたライトバン、ランサーバンの初代モデルです。1977年式の再現であり、事務用品店仕様となっています。尚、ランサーバンの立体化は史上初となります。 1973年に初代ランサーが誕生しましたが、基幹車種には概ねライトバンの設定があった流れもあり、ライトバンがセダン系より少し遅れて登場しました。1976年のマイナーチェンジでエンジンがそれまでの「ネプチューン」から「オリオン」に換装されています。セダン系は1979年にモデルチェンジされ「ランサーEX」となりましたが、バンはマイナーチェンジを挟みながら1985年まで継続生産されました。1982年の仕様変更で、フロントラジエターグリルに「MMC」マークが追加されています。 今回初の立体化となったランサーバンですが、これにより懐かしの商用車シリーズで小型クラスのライトバンが各社揃い踏みした感じです。さすがはマニアックな車種に焦点を当てる本シリーズならでは、と言った感じですが、実車の丸みのあるスタイリングを的確に再現しており、シルバーのボディカラーの組み合わせも真面目な印象です。グレードは「1400EL」となっており、リアビューもリアルに再現されています。荷室には、レジ機器やレターケース、ファイルや紙類等が入った大小の段ボールが積載されています。
1/43 スパーク 2299円 書店Ratteboss
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トヨタカローラバン 食料品店仕様
トヨタが販売していた小型ライトバン、カローラバンの4代目E70系です。1979年式の食料品店仕様を再現しています。 1979年3月に4代目へフルモデルチェンジされたカローラですが、その際バンも同時に刷新されました。カローラとしては最後のFR車であり、セダン同様小型クラスでは珍しい丸目4灯のヘッドライトが特徴です。スタイリングは直線基調でありシンプルで美しいラインが魅力的です。3ドア/5ドアのラインナップとなっており、1.3ℓ及び1.6ℓの直列4気筒OHVエンジンを搭載しています。セダン同様バンも小型ライトバンクラスではNo.1の売れ行きを誇りあらゆる業種で活躍していました。セダン系が1983年にモデルチェンジしFFへ移行した後も、このバンモデルはFRのE70系のままワゴン共々1987年まで生産されました。 小型ライトバンのベストセラーであったカローラバン故製品化も当然の流れと言えますが、E70系の直線的なスタイリングにイメージカラーのライトブラウンの組み合わせが堪りません。再現されているグレードは5ドア1300DXになります。架空の食料品店「花田商店」で使用されていた設定であり、リアシートを畳んだラゲッジスペースにはダンボール箱やビールケースが積載されています。フロントドア下部にさりげなく「自家用」と印刷されている点もまた魅力的です。 今回初めて立体化されたE70系カローラバンですが、本当にどこをとっても魅力的なモデルに仕上がっていると感じられます。なかなか立体化に恵まれないライトバンも、本シリーズにおいては大切な存在である事を改めて感じさせます。今後ランサーバンの製品化が予定されていますが、このカローラバンも他のバリエーションを期待したい所です。
1/43 スパーク 2299円 宮脇書店Ratteboss
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トヨタクラウンバン 首都高速パトロールカー
7代目クラウンのバンをベースとした、首都高速パトロールカーです。1985年式の再現になります。 7代目クラウンバンは1983年8月に乗用車系と共にモデルチェンジされ登場しました。従来通りセダンの後部を箱型にしたスタイリングとなっていましたが、7代目においては新たに2段ハイルーフを採用しスタイリッシュな外観となったのが特徴です。ガソリンエンジンは直列6気筒を搭載しています。バンと言えどもクラウンらしく、商用車らしからぬ豪華な装備もまた特徴でした。 今回首都高速パトロールカー仕様で再現されたクラウンバンですが、グリルやホイールに高級感が見られ流石クラウンといった貫禄が感じられます。起立式標識装置や車内の機材、紅白ゼブラ塗装の前後バンパーの再現も魅力的です。
1/43 スパーク 2299円 書店Ratteboss
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トヨタカローラバンDX(2000年式)
7代目カローラのライトバン仕様です。ビジネスグレードで定番となるDX、モデル最終期となる2000年式での再現になります。 1991年にセダン系と同時にフルモデルチェンジされたカローラバンは、セダン系と共通のフロントマスクが特徴で、バブル期の設計という事もあり商用車といえど安っぽさは感じられない仕上がりが特徴でした。勿論、ライトバンとしての基本性能は充分以上のものでした。因みにセダンは1995年に8代目、2000年には9代目へバトンタッチされており、ワゴン(ビジネスワゴン除く)も2000年にフルモデルチェンジされ「カローラフィールダー」となりました。しかし、バンに関しては2000年時点でも今だに7代目ベースで継続生産され、2002年に後継のプロボックスへバトンタッチされるまで新車で販売されていました。 そもそもカローラバンがモデル化される事自体が奇跡に近い印象ですが、ホワイトボディに黒バンパーのDXグレードというのが、実にマニアックで商用車好きのツボをがっちり押さえていると感じられます。黒いドアハンドル及びドアミラー、スチールホイールのリアルな再現も魅力的です。後継のプロボックスに比べるとスペース効率は劣るものの、実用性の非常に高い商用バンとして真面目に作り込まれた実車の雰囲気がしっかりと感じられます。今後、実在の企業名が入ったバリエーションにも期待したい所です。
1/64 トミーテック 2970円 ホビーゾーンRatteboss
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マツダファミリアバン 桃屋サービスカー仕様
マツダのライトバン、4代目ファミリアのバンモデルです。1977年式の再現であり、桃屋サービスカー仕様となっています。因みに、4代目ファミリアのバンとしては史上初の立体化となります。 1977年に登場した4代目ファミリアは、3/5ドアハッチバックでの登場となりましたが、ライトバンも設定されています。ファミリアとしては最後のFR方式となり、乗用車系が1980年にフルモデルチェンジされ初のFF車となった後もバンはマイナーチェンジを重ねながら1985年まで生産されました。後期では5代目風にフロントマスクが大整形されています。 ミニカーで再現された桃屋サービスカー仕様のファミリアバンですが、いかにも昔懐かしいライトバンの趣が強く感じられます。因みにグレードは上級のGLを再現しています。ハーモニカ風のフロントグリル等、本当に実車の特徴をよく捉えていると思います。渋めの雰囲気の中に、「ごはんですよ!」のカラフルな文字がインパクト満点で実に魅力的に映ります。車内には、桃屋の製品である「江戸むらさき」「ごはんですよ」「キムチの素」等の段ボールが積載されています。ミニカーとしての完成度の高さもさることながら、何となくご飯が食べたくなってしまう様な不思議な感じのある、独特の世界観に溢れるミニカーであると思います。
1/43 スパーク 2299円 書店Ratteboss
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日産ダットサンADバン 印刷会社仕様
日産のライトバン、ADの初代モデル(ダットサンADバン)です。初代ADバンでは中期型である1985年型の再現であり、印刷会社仕様となります。 初代ADバンは1982年10月、サニーバン、パルサーバン、バイオレットバン、オースターバンの統合後継モデルとして誕生しました。取扱い販売会社毎に名称が異なり、サニー系販社が「サニーADバン」チェリー系販社が「パルサーADバン」日産系販社が「ダットサンADバン」となっていました。車名エンブレムの他、ラジエターグリルの塗装やメッキの有無など細かな違いが見られています。ボディはB11型サニーベースであり、車両型式はVB11型となっています。駆動方式はFFです。 ボディタイプとしては2ドア/4ドアバンのラインナップであり、エンジンラインナップとしては直4の1.3ℓ、1.5ℓのガソリンに1.7ℓのディーゼルが存在していました。前期型では愛嬌のある丸型2灯式ヘッドランプが特徴でしたが、1985年のマイナーチェンジで角型2灯式に改められました。更に1988年のマイナーチェンジでは、取扱い販社毎に異なっていた車名が「ADバン」に統一されています。 ミニカーでは、日産系販社で扱っていた「ダットサンADバン」仕様で再現されています。黒いバンパーに赤いストライプが入っているのがダットサンADバンならではの特徴でありその点もこだわって再現されていますが、そうした違いは余程の車好きでないと識別しにくい点であると思います。4ドア5人乗りのDXグレードを再現していますが、印刷物を積載する都合上リアシートは畳んだ状態になっています。当時のライトバンがよく装備していた、金属製のキャリアが備わっている点も特徴です。 80年代のライトバンはミニカー化自体が貴重ですが、いかにも80年代らしい直線的なスタイリングや商用車らしさ満点のスチールホイール+センターキャップがリアルに再現されているのが実に魅力的です。いかにもバンらしいシルバーのカラーリングに黒バンパー、フェンダーミラーの組み合わせも味わい深いポイントであると思います。本シリーズにおいて、魅力的な80年代のライトバンミニカーを今後も是非リリースして頂きたい所です。
1/43 スパーク 1999円 書店Ratteboss
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日産ブルーバードバン 910型(UCCサービスカー仕様)
日産ブルーバードとしては最後のFR車である、910型ブルーバードのライトバン仕様です。1983年のマイナーチェンジ後の後期型、DXグレードをベースにUCCサービスカー仕様にて再現されています。 1979年に登場した6代目910型ブルーバードは、癖のないスタイリングで人気を博しましたがこちらのライトバン仕様もそのスタイリングが好評を博しあらゆる業種にて活躍しました。ヘッドライトは乗用モデルと異なり丸目四灯式となっています。次世代のU11型ブルーバードバンと共に、長きに渡って日本の至る所で多く見かける存在でした。 UCC上島珈琲株式会社は1969年に世界初の缶コーヒーを発売した事でも知られており、美味しいコーヒーを中心とした飲料・食品メーカーとして多くのユーザーに愛されています。尚、サービスカーの赤い車体に入った白い帯が印象的な車体色は、1983年秋より採用されています。 このミニカーではラゲッジスペースにコーヒー豆等の段ボールを沢山積載した仕様を再現しています。各部実車に忠実に再現されており、ボクシーでいかにも80年代らしい実車の雰囲気がよく伝わってきます。特に、テールランプやフロント/リヤバンパー、スチールホイールの非常にリアルな再現が見事でありとても魅力的に映ります。 嘗てトミカでU11型ブルーバードワゴンのUCCサービスカーが存在し、そちらを思い出させる印象も受けます。910ブルーバードのミニカーといえばその殆どが乗用車系になると思いますが、こちらのライトバン仕様のミニカーも非常に魅力が感じられます。
1/43 スパーク 1999円 書店Ratteboss
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トヨタサクシード
トヨタのライトバン、サクシードのチョロQです。嘗て開催されたチョロQのイベント「チョロQEXPO'03」の限定モデルになります。 実車はトヨタプロボックスの兄弟車で、プロボックスがカローラ/スプリンターバンの後継車なのに対しサクシードはカルディナバンの後継車という位置付けでした。それ故にプロボックスよりやや大きいボディサイズが特徴でデザインも差別化されていましたが、マイナーチェンジでほぼ同一のデザイン、サイズとなりました。2020年にはトヨタのチャネル統合の影響を受けプロボックスへ吸収される形でモデル廃止となってしまいました。 ミニカーの世界でもプロボックスの影に隠れた印象で、サクシードのチョロQは、サクシードのミニチュアモデルとしても貴重な存在であると思います。こちらのチョロQは白一色のシンプルなボディに「EXPO'03」の文字が入っている点がいかにもコマーシャルバンらしく好印象です。フロント、リアガラス双方にワイパーが印刷されているのもポイントと言えます。グリルやトヨタのCIマークもしっかりと再現されています。
タカラ(現タカラトミー) 320円 BOOKOFF トヨタRatteboss
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トヨタプロボックス
トヨタのロングセラーライトバン、プロボックスのポケットトミカです。 シンプルなホワイトのボディに、さりげなく「TAITO」の文字が印刷されているのが特徴です。いかにもライトバンらしいバリエーションで魅力的です。
タカラトミー 88円 セカンドストリート トヨタRatteboss
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ダットサンサニーバン VB310 (ブリヂストンタイヤサービスカー仕様)
1977年式サニーバンの、タイヤサービスカー仕様です。 サニーとしては4代目となり最後のFRモデルとなった世代のバンであり、次世代ではADバンにバトンタッチした為最後のサニーバンとなりました。あまりミニカー化に恵まれない車種であり、貴重なモデルであると思います。 ミニカーではリアシート後方のラゲージスペースにタイヤが積載されているのが特徴です。フェンダーミラーもきちんと再現されています。
1/43 スパーク 1999円 書店Ratteboss