日産ブルーバードバン 910型(UCCサービスカー仕様)

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日産ブルーバードとしては最後のFR車である、910型ブルーバードのライトバン仕様です。1983年のマイナーチェンジ後の後期型、DXグレードをベースにUCCサービスカー仕様にて再現されています。

1979年に登場した6代目910型ブルーバードは、癖のないスタイリングで人気を博しましたがこちらのライトバン仕様もそのスタイリングが好評を博しあらゆる業種にて活躍しました。ヘッドライトは乗用モデルと異なり丸目四灯式となっています。次世代のU11型ブルーバードバンと共に、長きに渡って日本の至る所で多く見かける存在でした。

UCC上島珈琲株式会社は1969年に世界初の缶コーヒーを発売した事でも知られており、美味しいコーヒーを中心とした飲料・食品メーカーとして多くのユーザーに愛されています。尚、サービスカーの赤い車体に入った白い帯が印象的な車体色は、1983年秋より採用されています。

このミニカーではラゲッジスペースにコーヒー豆等の段ボールを沢山積載した仕様を再現しています。各部実車に忠実に再現されており、ボクシーでいかにも80年代らしい実車の雰囲気がよく伝わってきます。特に、テールランプやフロント/リヤバンパー、スチールホイールの非常にリアルな再現が見事でありとても魅力的に映ります。

嘗てトミカでU11型ブルーバードワゴンのUCCサービスカーが存在し、そちらを思い出させる印象も受けます。910ブルーバードのミニカーといえばその殆どが乗用車系になると思いますが、こちらのライトバン仕様のミニカーも非常に魅力が感じられます。

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