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トヨタセンチュリー
トヨタの最高級車、センチュリーの3代目モデルです。トミカでは初代以来の製品化になります。 2018年6月に21年ぶりのフルモデルチェンジを果たしたセンチュリーは、スタイリングはキープコンセプトながらハイブリッド専用車になった点が大きな特徴です。エンジンは先代の5ℓV型12気筒から5ℓV型8気筒に変更されました。システム最高出力は431psを発生し、ハイブリッド車になった事で燃費は13.6km/Lと先代モデルの7.6km/Lから大きく改善されたのが特徴です。AVS機能付電子制御エアサスペンション等の採用により、センチュリー伝統の乗り心地の良さを継承している点も特徴です。 トミカでも一目で分かるセンチュリーの角張ったスタイリングが忠実に再現され、実車のイメージカラーである「神威 エターナルブラック」のカラーリングが高級感に溢れています。フロントグリルもリアルに再現されており好印象です。私含め一般の方には馴染みの薄い車種ですが、国産車最高峰に位置するモデルをミニカーで楽しむのもまた良いと改めて感じさせてくれます。
1/70 タカラトミー 300円 リサイクルショップRatteboss
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トヨタハイラックス タイ警察仕様
現行型ハイラックスのタイ警察仕様車です。 ワインレッド×白のカラーリングが大変印象的であり、全体的に凝った仕上がりになっています。実車がタイ生産車であるハイラックスに正にピッタリなバリエーションモデルであると思います。クリアパーツで再現されたバータイプのパトランプや銀メッキのホイール等も、スタイリングをしっかり引きたてている印象です。ピックアップトラックのパトカー、それも海外仕様車となると大変カッコ良いと改めて感じさせてくれるトミカだと思います。
1/70 825円 イオン玩具売り場 NO.64Ratteboss
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トヨタハイラックス
8代目ハイラックスのトミカです。道具に徹した感のあるベーシックグレード、Xがモデルと思われます。 ハイラックスはピックアップトラックの先駆けとして嘗ては高い人気を誇っていましたが、ボンネットトラックの需要低下で他メーカーがピックアップトラックの国内販売から撤退するのと同様このハイラックスも2004年には一度国内販売から撤退しています。しかし2017年にタイ生産モデルの輸入という形で国内販売再開となりました。 全長5m以上となる1ナンバーのダブルキャプのみでタイ生産車という事もあり、実験的な導入で販売台数も殆ど期待されていない状況でしたが蓋を開けると予想を覆すヒットモデルとなりました。13年の空白期間はあったものの、国内でも唯一のピックアップトラックとなるハイラックスを待ち望んでいたユーザーは一定数いた模様です。その巨体故商用ユースは少数派で、レジャーユースが圧倒的割合を占めている様です。更に、20〜30歳代の男性からの人気が高く、この車に関しては俗に言われる「若者の車離れ」は全く関係ない様です。国内販売から4年経過しても尚、月販1000台前後をキープしておりピックアップトラックとしては驚異的な人気車と言えます。 トミカでもそんな実車人気を反映してか、国内販売開始から4年のタイミングで製品化に至りました。乗用車としてはややスケールが小さめですが、実車が巨大故他の乗用車系トミカと比較しても全く引けを取らないサイズ感があります。大径タイヤの採用やダイキャストでの荷台の再現、荷台下のスペアタイヤの再現等、ピックアップトラックのトミカならではの魅力に溢れるトミカであると思います。ヘッドライトのクリアパーツでの再現や各部エンブレム類の印刷も力の入り具合がうかがえます。加飾を一切廃したスタイルに黒一色に塗られたボディ、ホイールが実車の泥臭さや力強さを存分に感じさせてくれ魅力的です。恐らくは、トミカの世界でも息の長い人気モデルになるのではと思われます。他のバリエーション展開にも大いに期待したい所です。
1/70 タカラトミー トヨタ ピックアップトラックRatteboss