発禁にハッテンした本

初版 2022/11/13 18:40

実家の自室の書棚から拾ってきた本。
ミュージアムに展示するほどのモノではないので、ここに。

三島由紀夫のゲイ・パートナーだったと自称する著者の自伝的小説。どこまでが真実か分かりませんが、三島由紀夫との愛欲が赤裸々に描かれています。
刊行してすぐに、三島氏の手紙の無断掲載が著作権侵害にあたるとして提訴され、裁判の末、書店から回収されることになりました。

芥川賞候補にもなったことのある著者でしたが、内容はいまひとつ。
当時のゲイに対する酷い差別ゆえか、物語の主役である著者はあまりにも意気地が無く、それが臭気となって鼻につく。そんな印象でした。

切手やコインを扱う仕事をしています。切手とコインは趣味でなくあくまで仕事。営利目的にならぬよう気を付けながら、皆様のコレクションを拝見し勉強させていただきます。

http://www.ne.jp/asahi/jq1xhy/prince/

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