公式の歴史的音源とブートレッグの価値

初版 2024/06/27 05:03

クラシックロックってジャンルのデラックスアルバムってのが最近の流行りなのかなぁ?レコードレーベルは何十年前からリリースしてるアルバムの焼き直しリマスターってだけじゃ数字は見込めない〜アーティスト側や権利所有者は再び過去のアルバムが脚光を浴びて音楽情報誌の特集になる…その為に没になった物をエクスパンドで作る…アーティストがアーカイブシリーズ出したのってディランのブートレッグシリーズ、次がフーのデラックスコレクション辺りから今の様々なアーティストが焼き直しデラックスを企画する時代になって来たんじゃ無いですかね?ストーンズが新しい切り口からのアーカイブ公式企画にしたのがブートの定番だったライブ物を公式にしだして…ビートルズやソロのデラックスは遅れて参入(ポールのアーカイブは業界的には少し古い方かな?)過去にブートで名作扱いされてたライブや没テイクやミックスが公式に出てブートの価値が無くなる?とか意味がなくなる?って思う人も少なく無いみたいですが…本当にそうなのか?って私は思います。ゲットバックって幻のアルバムがレットイットビーのデラックス版のボーナスアルバムになったからブートの価値がないセッションズはアンソロジーが公式企画になって価値が無いって思いますかね?デラックスや公式が作った過去の没作品って最終ヴァージョンってだけで中身は別物だと思ってます。幻のアルバムのゲットバックでもブートで聴こえてた部分が消えたり、センターからに変更になってたり…違いは多い、ブート時代にアセテート音源でシングルアセテートやアルバムアセテートで流出した物のナチュラルソースとブートリッピングからのスピード補正やイコライザー処理の違いやジョンバレットのテープソースのクリアなヴァージョンとデラックスのボーナスゲットバックが同一です。って言う人の浅い水遊びを聞く時間は無駄だと思ってますが…微妙な編集の違いに歓喜してる人の沼遊びにはガイドして欲しくなったり、同じ景色を見たくなってディグってしまいます。ブートと公式が同じソースを出したとしても別物って私は考えます。ポールの片翼の賛美も先日の公式と過去のブートは別物ですし、ジョンのアルティメットとVIGOTONEのソースは同じテイクだったとしても別物なんですょね。例えるとしたら80年前のフレンチの料理を星料理人が継承して守るクラシックレシピと料理研究家が簡単に再現したレシピと当時のレシピ本を同じ素材と当時の道具で再現したレシピが全く同じかどうか?って感じですかね。夜中にディズニーのドキュメンタリー見てジョンとマーティンの会話調べながら明け方のテンションで書いたブログでした笑

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