キースリチャードのスカルリング

初版 2024/06/08 18:57

今ではスカルリングってのは男性アクセサリーの定番みたいになってます。日本でのブームって25年前のSMAPの写真集の木村拓哉さんのワンカットにクレイジーピッグのエベルリングを着けた物が採用されてた為です。木村拓哉さんのスタイルはROCKカルチャーの影響が濃くギターの弾き方はアンプラグドのクラプトンのコピー?だったり、ロックTを衣装に採用したり(NIRVANAやガンズにストーンズのリップタンは流行りましたね)その流れから最初はクレイジーピッグのエベルを私物に使うのですが…キムタクファッションは当時の男子のお手本みたいな時でしたので…グレィジーピッグのスカルリングが売れて一時期は代理店完売で入手困難になります。これに目を付けた某スタイリストさんがキムタク愛用リングとして改めてスカルリングの製作に入ります。ブランドはキムタク愛用で人気だったナンバーナイン、原型製作はジャムホームメイドってコラボアクセが公式のキムタクスカルリングって扱いになりましたが…木村拓哉さんが真似したかったのはローリングストーンズのギタリストのキース愛用のスカルリングです。話をキースリングのオリジナルに戻しますが…ネットに詳しく人なら検索で上がって来るブランドにコーツ&ハケットって物に辿り着くはずです。10年位前にオリジナルキーススカルはコレだって名乗り出たブランドになりますが、私から言わせるとコーツ&ハケットもクレィジーピッグもグレートフロッグも今入手出来る物はキースリングでは無いんですょ。厳密に言えばキースが着けたスカルリングと同じブランドのスカルリングでしか有りません。ブランド代理店は一切認め無い話なんですけどね笑 エピソードとしてはキースのバースデーパーティに周り回って招待されたファッション愛好家のコーツとハケットがプレゼントを用意する予算も無いので自分達が過去に作ったオリジナルのスカルリングをキースに渡す事から始まります。気に入って愛用してたキースですがライブツアーのステージにファンが乱入する事が有り、キースはギターで殴って対処したのですが、このリングが銀製で特に製造方法がキャスト埋没法って物の為に柔らかく変形してしまうのです。キースはコーツとハケットに修理可能か?って相談するのですが、返事は自分達はアクセサリーを作る彫金職人では無く修理も同じ物の製作も難しいです。って事になり、ロンドンの老舗アクセブランドのグレートフロッグの職人に辿り着く事になります。この職人がクレィジーピッグを独立して作る事になるのですが、他人の作ったアクセは修理は出来ないが似たスカルリングなら作れる。って返事になります。クレィジーピッグとしての初めての作品で世界365個しか作らない。リングの仕上げは手作業だから1日一個1年間だけ製作するってスカルリングのシリアルナンバー1番がキース愛用になるって話がキースリングのエピソードです。また機会があればオリジナルのキースリングの365個の一つを投稿考えますね…一応7個は所有してますから笑

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