「松ちゃん流」鉱物保存法① 鉱物ラベル

初版 2023/10/14 13:31

改訂 2023/10/14 13:31

初のLabになります。

よく使い方が分からずのまま放ったらかしていましたが、一念発起して記入してみた次第です。

1回目は、どの様に鉱物のラベルを書くか、という点に焦点を当てます。

鉱物を採取、または入手したら、その鉱物が「いつ」「どこで」「なにを」「どのように」手に入ったのかを記載します。

例えとして、購入した際に付いていたラベルを見てみましょう。

タケダ鉱物標本様のラベル

こちらは購入したもの。いつの採取かは不明ですが、どこで購入した何か、は記載されていますね。

次は、私の手書きラベルです。

エクセルを使った簡易的なもので、オリジナリティを出すため、右下に一文を加えた形です。紙はA4厚口を使用。入れるケースに対応させるために、サイズは横4cm、縦3cmです。

表面は、産地とその石の特徴、年月日は採取された日になります。裏面は、それをいつ、どこで、いくらで購入したのかを記載しています。

私の場合、手持ちの99%近くが水晶のため、普通の水晶の場合はラベルの最後の行にわざわざ「水晶」と書かず、詳細の産地を3行分記入することもしばしば。

使用するボールペンは、uniのSTYLE FIT 0.28mm。昔はぺんてるENERGELの1.0mmや0.5mmを使っていましたが、小さいラベルに書くことで文字が潰れることが多くなったため、細いものに変えました。

ちなみに、海外産の水晶のラベルも似た様なものにしております。海外コレクターのものを参考に作成。こちらは別のケースに対応させるため、サイズは横5.5cm、縦3.8cmです。

他の皆様のラベルを拝見して、「これはいいな」「こうしたらどうだろうか」と色々思いつつも、小さいラベルは2019年から使用し続けています。大きいラベルは、ここ最近で海外コレクターに負けたくない、という気持ちから、敢えてラベルを変更しています。

ラベルの重要さというものは、言わずもがな。鉱物の価値の半分は、その情報・ラベルの有無で決まると言えます。

鉱物のラベルについて拙い文章で書き散らしましたが、少しでも参考になるようでしたら幸いです。

「都内某所の松ちゃん鉱山」鉱山主の松ちゃんと申します。

日本各地で採取された水晶の魅力に取り憑かれ、その美しさと希少さを広めるため、日夜現金採取をしております。大量の標本があることから、「鉱山」と標記しております。

館長のきまぐれで撮影、展示となります。

現在、四国島の香川県産水晶、産地が明確に分かる徳島県の水晶を探しております。(2022.10.30)情報をお持ちの方、連絡をお待ちしております。

ご質問や展示依頼は、当館のメッセージ、またはTwitterのDMにて随時受け付けております。

https://twitter.com/Matchan_Mine

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