恐怖‼️戦慄のカウンターフィット❗️

９月の残暑が厳しい日、レコ掘りに'固いオフ'へ行き、"Let It Be"🍎をゲット！どこか分からんが輸入盤だぁ！

おや？

ジャケに穴空いてるし、レーベルがただれてるようになってるし、印字も滲んでいるようだし…何か怪しい。調べてみるとUS盤"Let It Be"にはニセ物があると。やられた！

それ以来、身の周りで不思議なことが…起こったわけではないですが、悔しいから暫くして米オリジナル盤を手に入れましたよ。面白いから今回はその比較をしてみました。

上と下、パッと見た目の違いが分かるでしょうか。

まず印刷、色ですが、やっぱり拡大してみればよく分かります。印刷の粒の大きさがまるで違います。ニセモノは粗いですが、本物は細かいです。

ジャケ裏の🍎の色も、本物の方が薄いんです。そしてジャケの背の印刷ですが、ニセモノはかなり"LET IT BE"がズレてます。それに対して本物は…ズレとるんかい！

次は刻印です。ニセモノは全体的に薄い手彫りです。"Phil+Ronnie"はこんなもの。

"sf"刻印とスクラントン工場の刻印です。もう笑ってしまうくらいの手抜きです。

さていよいよ音です。初めて針を下ろします。が、盤面はこんなです。一抹の不安が。

針下ろしました。元々が傷だらけの盤なのでサーサー言ってます。うーん、ステレオで左右から違う音がする…それ以上でもそれ以下でもありませんね。あ、今針飛んだ(Dig a Pony)。

なんていうか、平面的な音です、どの音域が出てるとかがなく。普通は、良くも悪くも狙いを持ってカッティングしそうなものですが、特徴がないんです。始終サーサー、プツプツ言ってます。

これを書く為に２度針を下ろしましたが、もう今後はないでしょう。

いやぁ、これがUS盤とか言って売られてたりするんですよね。流石にDiscogsは販売できない、としてるようです。

さあ、どう成仏してもらいますかねぇ。