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タミヤ1/24マツダ・ロードスターRF VS
タミヤ1/24マツダ・ロードスターをベースにRFに改造したものです。 現在ではタミヤからRFがキット化されて発売されていますが、これを作った頃はまだオープンモデルしかキットはありませんでした。 香港のPlamozというサードパーティからRFへのコンバージョンキットと17インチホイール、タイヤが発売されたものを取り寄せました。 コンバージョンキットはオープンモデルのコックピット後ろからトランクリッドを切り取り、トランクリッドとCピラーのレジンパーツを取り付けるようになっています。 ホイールはRFには標準、オープンモデルにはオプション設定の17インチホイールです。 リヤウインドウはクリアレジンで成形したものが付いていますが、透明度がイマイチだったのでスモークを濃いめに吹きました。 タミヤのRFのキットはRSに標準のレカロシートとRSにオプション設定されたBBSのホイールが入っていますのでRSしか作ることができません。 当時はタミヤからRFが出るとは夢に思わず、せっかくRFを作るのならRFにしかないグレードで、と思ってVSで作ることにしました。 塗装でタンのナッパレザー内装を表現、当時のVSのみにオプション設定されていたブラックルーフ止揚にしました。 オープンモデルほどではありませんが内装も結構目立つのでシートベルトを再現しています。 ボディーカラーは「マシングレープレミアムメタリック」を再現しています。 粒子が粗めでキラキラ感が強いガイアのスターブライトシルバーを下地にしてクリアブラックを吹いてみました。 我が家の愛車CX-5が7マシングレーなので実車の色を見ながらいろいろ工夫して塗ってみましたが、ソウルレッドの時のようにピタッとハマった感はありません。 この作品、我が家の愛車の担当営業さんにプレゼントしましたので現在は手元にありません。
Jun-J
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マッチボックス オペル・ディプロマット
私が小学校低学年の頃に月に1台買ってもらえたマッチボックスのミニカー。 半世紀経った現在コツコツと集め始めています。 オペル・ディプロマットは1970年代まで存続したオペルのフラッグシップであるカピターンの最上級グレードです。 下には基本モデルのカピターン、中級モデルのアドミラルがありました。 当時のオペルはGM系でしたからディプロマットもGM製のV8エンジンを搭載しアメリカのインターミディエイトクラスに匹敵するサイズでヨーロッパでは大き過ぎて扱いにくかったようです。 ボンネットが開閉するギミックがあり、エンジンルームにはV8とおぼしきエンジンが見て取れます。 この個体はホットホイールに影響されて車輪の回転抵抗を少なくしたスーパーファーストシリーズですが、私が持っていたのはそれ以前の車軸が太い従来型でした。 当時のマッチボックスでスーパーファーストに切り替わるとボディカラーが変わることが多かったですが、このオペルに関しては同じゴールドメタリックだったように記憶しています。
Jun-J
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BMW M3 '87 Tour de Corse winner
Beemax 1/24BMW M3 '87 ツール・ド・コルス ウイナーです。 現在キットとしてnunuブランドで発売されているものではなくGr.Aレース(DTM)仕様をベースにルネッサンス(フランス)製のコンバージョンキット、ミュージアムコレクション製のデカールを使って改造したものです。 コンバージョンキットはナビ用シート、ホイール、ストラット、サイド出しマフラー、フラップ無しのリヤスポイラー等のレジンパーツ、タイヤとマッドフラップ、リヤパーセルシェルフ、シートベルトのアンカー等のエッチングパーツで構成されていました。 尼崎にある関西カーモデラーの「聖地」ワンワン屋さんで購入しました。 同じM3でもレース仕様はシュニッツアーが製作していたのに対してラリー仕様はプロドライブが製作しています。 例えばロールケージのパイプの取り回しも異なりますが、コンバージョンキットの説明書ではキットのパーツのサイド部分とリヤ部分の一部をカットするよう指示されていたのは「さすがルネッサンス!」と思いました。 手前味噌になりますが、nunuのキットよりもよくできていると思ってます。 日本のGr.Aレースでは'87年以降Div-2はM3のワンメイク化しました。 そのほとんどは「BMW純正」であるシュニッツアーチューンでしたがB-ing KEGANI M3はプロドライブチューンであったことはあまり知られていません。 昨年nunuブランドでB-ing KEGANI M3が製品化されましたがキットのロールケージはシュニッツアーと同じ構成でした。 閑話休題 Gr.A規格によるWRC元年である'87年、各メーカーともマシンが間に合わず、本命ランチアも熟成不足ということで純ターマック戦であるコルスならばNAの2輪駆動でも勝ち目はあるというディビッド・リチャーズの目論見はあながち見当違いでもありませんでした。 現時点でFRのクルマ、NAのクルマでWRCで優勝したのはこのM3が最後です。 これ以降4WDターボでなければWRCでは勝つことができなくなりました。 ひとつの時代の区切りとなった1台です。
Jun-J
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マッチボックス ポンティアック・グランプリ
このルームの記念すべき1台目は私のミニカー収集の原点とも言えるものです。 半世紀以上前、小学校1年生の時に同級生の家に遊びに行って私は生まれて初めて「ミニカー」というものに出会いました。 その同級生は俗に言う「お金持ち」の子供でマッチボックスのミニカーを何十台も持っていました。 トランク型でミニカーを収納するコレクターケースも持ってました。 クルマが大好きだった私はこの「ミニカー」が欲しくなり母親にねだって月に1台買ってもらえることになりました。 当時の価格は1台150円。 現代の物価水準でどのくらいになるのでしょうか。 当時の我が家は2DKの公営団地暮らし、父は公務員で当時は現在と違って民間よりも給与水準は下でした。 今にして思えば当時の我が家にとって150円という金額は「安い」とは言えない額だったと思います。 月に1回、母からもらった150円を握りしめて近所のおもちゃ屋さんに走りました。 当時はトミカなどまだ無い時代です。 マッチボックスのラインナップにも日本車などあるはずもなく知らない外車ばかりでした。 ポンティアックがアメリカのクルマであることは知っていましたのでアメリカの2ドアのスポーツタイプのクルマ、ドアが開閉する、ということで選んだものと思います。 小学校高学年になって30台くらいにはなっていたと思いますが父が「もうこんなおもちゃで遊ぶことも無いから」と無理矢理親戚の小さい子に全部渡してしまいました。 結婚して自分が親になり、息子にトミカを買ってやるうち自分もミニカーの収集を始めました。 4年前に両親を立て続けに亡くしたことがきっかけになり古いマッチボックスをヤフオクなどで捜してコツコツ集め始めました。 私が生まれて初めて買ったミニカーがこのポンティアックなのです。
Jun-J
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スカイラインR31Gr.A Reebok Skyline
ハセガワ1/24スカイライン(R31)GTS-RのGr.A仕様です。 香港の#SK-decarls 製のデカール、#ZoomOn 製のホイール、ミラーを使ってハセミレーシングのリーボックスカイラインにしました。 ハセガワのR31Gr.A仕様のキットはカルソニック、リコー、ヂーゼル機器のみでリーボックは製品化されていません。 一説にはリーボックの版権使用料が法外で使用許可が取れないとか言われています。 サードパーティのデカールメーカーが細々とデカールを売るくらいの事は大目に見てくれているのかもしれません。 ハセミレーシングのクルマが他のチームと違う部分はSSRのホイールと二輪車のパーツ(スズキのGSX-Rシリーズらしいです)を使ったミラーです。 この2つのパーツとデカールが手に入ったわけですから作らない理由はありません。 カラーリングとホイール、ミラー以外はシートベルトとキルスイッチ、消火器ハンドル追加くらいですが、車高は前2㎜後1.5㎜落としています。 30台くらいある私のGr.Aコレクションの中でも1、2を争う「お気に入り」です。
Jun-J