• 島魚ジャスコニアスとは

島魚ジャスコニアスとは

初版 2020/06/07 04:30

コレクションの「島魚ジャスコニアス」とはなんぞや?ということで、その由来について覚え書きをしておきます。


 島魚ジャスコニアスがmtgに初めて収録されたのはArabian Nightであり、Arabian Nightは千夜一夜物語を主にモチーフにした色々な物語を織り交ぜたmtg初のエキスパンションとして作られました。最近で言う「エルドレインの王権」のようなコンセプトです。そのため「島魚」と「ジャスコニアス」で出典が別れています。

 「島魚」は千夜一夜物語のシンドバッド第一の航海で描かれています。シンドバッド一行が上陸して一晩休もうとして焚き火を始めたところ、急に地面が揺れ沈み始め、船は大破、シンドバッドは船の破片にしがみつきながら海中に沈んでいく大怪魚を見たという話に登場します。

 「ジャスコニアス」は5世紀頃の聖人ブレンダンの航海で名前が出てきます。アジアでキリスト教を広めようとヨーロッパから西に行けばたどり着くと考えたブレンダンがコロンブスより先にアメリカ大陸を発見していたかもしれないという逸話で、その話の中でも上陸して焚き火をたいた時点で島が沈み始め、急いで出航して振りかえると沈んでいく島「鯨」ジャスコニアスを見たと記されていました。

 どちらの話でも背中でキャンプファイヤーされて逃げていくのがカチカチ山のたぬきを彷彿とされます、というかカチカチ山の原点?移動する島はひょっこりひょうたん島の原点?(根拠はありません)


 元々は「鯨」だったジャスコニアスが千夜一夜物語に引っばられて魚となり、島魚ジャスコニアスというカードになりました。



#参考

Magic the Gathering: Island Fish Jasconius / 島魚ジャスコニアスを保護しています。保護始めたきっかけは行きつけのカード屋さんで、「これくそレアじゃん」と言って投げ捨てられたジャスコニアスのうるうるした瞳と目があってしまったこと、そして拾い上げてから「ジャスコニアスは全部私が引き取る」と宣言したことでした。そして20年近く前のセラの天使、大地の怒りのコレクターの方々の全言語全エキスパンジョンコンプリートに憧れを抱き目指し、最近Twitterを始めて、シヴのドラゴンのコレクターの方のミューゼオに魅せられ、がんばってジャスコニアスを展示してみました。

Default