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SONY CFS-F5
バブル前夜のステレオラジカセです。まだCDもないので機能はいたってシンプルですがこの時代は各社とにかく「迫力のあるいい音」を追求していてスピーカーのサイズがどんどんデカくなっていきました。おかげでいわゆる「ラジカセ」っぽくなくなるのですがそれでもさすがソニーはソニーらしいデザイン。堂々としていますね。
1970年代Hirokicks
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TECHNICS SL-7
テクニクスのリニアトラッキングプレイヤー。ジャケットと同じサイズで発売されたSL-10の衝撃はその美しいデザインと相まってそれはそれは大きなものでした。SL-10がウルトラマンならこのSL-7はセブン的な存在で機能的にも素材的にも十分満足させてくれるものでした。さらにSL-5、SL-3の弟やSL-15のようなゾフィー的な存在もいて今でもファンが多いシリーズです。
1970年代Hirokicks
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MARANTZ CD-80
マランツは約10年スパン(?)で大きくデザインを変えるような気がしますが、こちらは80年代から90年代にかけて主流だった、シャンパンゴールドのフロントフェイスを持つシリーズ。マランツのCDプレイヤーはフィリップス社が開発したCDM-1MkIIというメカニズムが導入されていて、音質も非常に良い印象があります。また両サイドにある梨地に塗装されたダイキャスト製のパネルもデザインにいいアクセントを加えています。
1980年代Hirokicks
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TECHNICS SB-X1
クールなスピーカーですね〜。こういった金属質な色と木目のコンビはアンプなどでは良く見ますがスピーカーはこれとクライスラーの一部で見られるぐらいですね。とにかくこの頃のテクニクスは何でもリニアフェイズ設計で小さいのからデッカいのまでみんな立体的なデザインでした。それが次世代ではいきなり平べったいコーンになるんですからね。まあ、デザインが良ければ多少ポリシーが変わってもいいんです。
1970年代Hirokicks
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NATIONAL SC-400
最もステレオが売れた70年代は老若男女問わず、純粋に「音楽を楽しむ」ことが身近であった時代ともいえます。このSC-400は特に女性にターゲットを絞り、白を基調として、難しい配線などをなくしたデザイン・ステレオです。みんなこんなステレオでカーペンターズとか原田真二とかポール・モーリアとか聴いていたんだろうなぁ。こういったモデルこそがデザイン的にも時代をしっかりと映すB級オーディオの魅力的な部分なんですよね。
1970年代Hirokicks
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YAMAHA B4 & C4
この時期のヤマハのセパレートアンプは個性的でありながら、同じブラックフェイスで組み合わせができ、選ぶ楽しみがありました。個人的にはこのB4とC4の組み合わせが一番好きです。こうやって並べると実にいい・・・。中にはB6のようなピラミッド型のデザインを採用したものもあり、ヤマハのデザインに対する姿勢がバシバシと伝わってきます。まあ、ここまで来るともはやB級ではないのかもしれませんが・・・。
1970年代 1970年代Hirokicks
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HARMAN / KARDON PM645Vxi & HD7400
ハーマンカードンというブランドもよく分からないのですが、今ではPC用のスピーカーなどでよく名を聞きますね。たぶんJBLと同様、アメリカを代表するオーディオメーカーだと思いますが、B級市場ではなかなか目にすることはありませんでした。このアンプは80年代後半に発売された比較的手に入れやすい価格帯の商品ですが、一体どこで売っていたのでしょうか。
1980年代Hirokicks
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YAMAHA YP-D3
1978年に39,800円という低価格でこれだけ洗練されたデザインのダイレクトドライブ方式のレコードプレイヤーがあったとは。ヤマハは常に洗練されたデザインイメージがありますが、これのすごいところは回転数を検知するストロボ用の穴をターンテーブルの上面に置き、それをデザインの一部としたところ。他のボタンも整頓されており、しかもカートリッジも標準装備。コスパ面も含めて極めて上等なパッケージだと思います。
1970年代Hirokicks
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National RS-4100
各家電メーカーがオーディオ専用のブランド名を持っており、松下(ナショナル)はご存じ「テクニクス」でした。他社がラジカセがステレオ化するにあたり、オーディオブランドを名乗っていく傍らで、ナショナルは頑なにナショナルのバッジを着けていました。要するにラジカセはあくまでも家電、という位置づけだったのでしょうか。それにしても故郷に帰ったときのような安心できるデザイン。コーセー歌謡ベストテンをエアチェックして八神純子あたりを聞きたくなるような気分にさせてくれます。
1970年代Hirokicks
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TEAC VRDS-7
アカイ、ナカミチ、アイワらと並び、ティアックもカセットデッキ時代に数々の名作を生み出してきましたが、CD時代も変わらず優秀なデッキを作り続けたのは結局同社だけになってしまいました。しかもカセットデッキ時代はメカニックなデザインが多かったのですが、CDは必要最小限なボタンだけを残した究極のシンプルデザインという意外性。ゴールドのボディと白いボタンという難しい組み合わせもさりげなく決まっています。
1990年代Hirokicks
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B&O BEO SYSTEM 2500
レコードと違い、CDは「いかにスマートにセットするかが勝負」なのかどうかは知りませんが、北欧のB&Oが提案したのはなんと「手をかざすとフロントのドアが左右に開く」というギミック。その下にいかにもアナログチックなカセットデッキ部が見えるのは時代のご愛敬ですが、当時は世界一美しいシステムステレオだったのではないでしょうか。
1980年代Hirokicks
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MICRO SOLID-5
わが心の故郷、埼玉県蓮田市に本社を構えていたマイクロ精機。洗練されたデザインと間違いのない技術力でCD時代まで美しいモデルを発売していましたが、残念ながらマイクロも「今はなき」メーカーとなってしまいました。こちらのSOLID-5はベルトドライブ方式で文字通りソリッドなデザイン(ヘッドシェルもいい)の名作だと思います。
1970年代Hirokicks
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ROTEL RA-8708X & RCD-8658X
ROTELというブランドも不思議なモノで、70年代は純国産メーカーとして安価だけど優秀なアナログレシーバーなどを作っていましたが、紆余曲折を経て、現在はヨーロッパ(イギリス?)のブランドイメージが強いんですよねぇ。そんな時代に生まれたオーディオデザインもどこか洗練された匂いが・・・。このアンプとCDプレイヤーはある意味奇跡的なコラボかも。
1980年代Hirokicks
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AIWA TPR-255
当時のBCLブームに対するアイワの解答がこんな、ある意味トゥーマッチなカタチになったのでしょうか。遙か遠い国から流れてくる短波放送のジングルなどをなんとかして録音したい、という思いは誰にでもあったはず。(たぶん)後発でソニーやナショナルからも立派なカセット付受信機が出ましたが、さすがアイワは「まずカセットありき」という男気が際立っていました。
1970年代Hirokicks
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AIWA TRP-3001
やはりそこはアイワですから、このカテゴリーに。70年代、エアチェックが盛んに行われていた頃はカセットデッキの性能が非常に重要視されていました。特にナカミチ、ティアック、アカイ、そしてこのアイワもカセットデッキに特化したメーカーでした。そんなアイワだからなし得たこの組み合わせとデザイン。レシーバーに堂々とスロットインタイプのデッキを配置する潔さに当時のアイワがどれだけカセットデッキの性能に自信を持っていたのかが伺えます。
1970年代Hirokicks