Osamu Tezuka Frontispiece Collection 手塚治虫 扉絵コレクション 1971-1989

2018年2月28日に玄光社より発行された『Osamu Tezuka Frontispiece Collection 手塚治虫 扉絵コレクション 1971-1989』。大きいので、手塚治虫先生の手の込んだ扉絵が芸術としても楽しめます。色の使い方やホワイトのかけられた跡、テープの貼った跡、鉛筆で書かれた指示やメモ…手塚先生が扉絵にどれだけ大きな意義を感じていたかがよく分かります。この巻は後年のものですが、初期の方は更に美しさを感じられます。後年はテレビアニメの仕事があって立体感が少し無くなったり、あるいは仕事が慣れてタッチが大きく変わったり。いろんな視点で見ることのできる本です。手塚プロダクション資料室の田中創さんのインタビューも載っております。