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「キャプテン」の谷口タカオ③
プロ野球選手への影響が凄い。 ①イチローがオリックス・ブルーウェーブ入団の際にコミックスの全巻を寮に持ち込んだことが田口壮から語られており(ただし、この時持ち込んだのは原作のコミックス全巻ではなく、テレビシリーズのVHSビデオ全巻であったとのちにイチロー本人が語っている) ②元阪神タイガースの新庄剛志などは少年時代に本作品のファンであったと雑誌取材で語っている。 ③アニマックスにてテレビシリーズが放送された際、当時東北楽天ゴールデンイーグルスに所属していた田中将大が本作品に関するインタビューに答えた。 ④稲葉篤紀(日ハム)「大好きなのは『キャプテン』です。個性的な選手の集まりなんだけど、チームの勝利のためにひとつになっていく。ストーリーが熱いですよね。すごく影響を受けた作品です。努力家の谷口キャプテンが好きでした」 '82.9.30の日付あり。オークションで入手。
サイン色紙みきちゃん
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「キャプテン」の谷口タカオ②
主人公谷口タカオは、第1次キャプテン。ポジションは三塁手、のちに投手を兼任。 野球の名門である青葉学院から転校してきたために皆に期待されるが、実は2軍の補欠だった。 当初は卑屈な面があったが、父親の叱咤と協力を受けてレギュラーに匹敵する実力をつけようと陰で努力を続け、その姿勢をキャプテンに見込まれ墨谷二中のキャプテンとなる。 控え目な性格から当初は決断力に欠け判断を誤ることもあったが、やがてキャプテンシーを開花させ、過酷なスパルタ練習で墨谷を青葉学院と互角の戦いをできるチームにまで鍛え上げる。 真摯な努力と弱い面を見せる人間臭い姿が部員に受け入れられ、また読者の共感を得たと思われる。 '82.6.4の日付がある。オークションで入手。
サイン色紙みきちゃん
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「キャプテン」の谷口タカオ
1972年2月号から1979年3月号まで『月刊少年ジャンプ』(別冊少年ジャンプ)(集英社)に連載。 それまで主流だった『魔球などの非現実的な技を活用する熱血野球漫画』と違い、『欠点を持ち合わせた等身大のキャラクターが、仲間と一緒に努力しながら(監督は不在)成長していく過程』を描いて読者に受け入れさせ、スポーツ漫画としての新たなスタイルを築き上げた。 また、当初の主人公(初代キャプテン)であった谷口が卒業したのちも、代々のキャプテンを主人公にすることで連載を継続した点も特徴的。 この色紙の絵は背番号14だが、この番号を付けていたかは不明。 '73.9.30の日付がある。オークションで入手。
サイン色紙みきちゃん
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「プレイボール」の谷口タカオ
「週刊少年ジャンプ」(1973年27号 - 1978年31号)で連載された。 『キャプテン』の主人公だった谷口タカオの高校野球での活躍を描くつもりで連載を始めた。 しかし、描いているうちに構想が大きく膨らみ、繋ぎが繋ぎで無くなり長期連載となったが、体調不良によるドクターストップから未完となる。 弱小チームだった都立墨谷高校野球部が少しずつ実力や意識が向上して弱小を脱する。更に、中学大会を制した谷口の後輩達の加入によってシード校に名を連ねるまでに強化されていった経過を描く。 '81.11.19の日付がある。オークションで入手。
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「のたり松太郎」の坂口松太郎と田中清②
坂口 松太郎 (さかぐち まつたろう) 長崎出身。中学を3年留年。登場時は19才。傍若無人な性格で、人並外れた怪力と体格の持ち主。 雷神部屋の力士との喧嘩のし仕返しに行った際、親方たちの目を引き雷神部屋に入門するが、部屋の力士たちと暴力事件を起こして破門される。 伊勢駒部屋に拾われ心機一転。懸賞金の掛かった試合にはめっぽう強いが、それ以外はで怠け者。 四股名は荒駒。 田中 清 (たなか きよし) 秋田出身。雷神部屋の力士。体と気が小さく、出世できず、極度の酒乱で坂口松太郎を巻き込んで暴力事件を起こし破門され、ともに伊勢駒部屋に移籍する。 坂口松太郎とともに出世していく。酒癖の悪さは変わらないが、研究熱心で、その成果は坂口松太郎にもアドバイスをするほど。 四股名は駒田中。 高見山 (たかみやま、高見山がモデル)、 朝風 (あさかぜ、朝潮がモデル)、錦山 (にしきやま、小錦がモデル)、千代の國 (ちよのくに、千代の富士がモデル)、暁 (あかつき、曙がモデル)、北斗湖 (ほくとうみ、北勝海がモデル)、貴討力 (たかとうりき、貴闘力がモデル)、貴ノ華 (たかのはな、貴乃花がモデル)など、実在した力士が多数登場するのも面白い。 '92.4の日付あり。オークションで入手。
サイン色紙みきちゃん
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「紫電改のタカ」の滝城太郎
『週刊少年マガジン』に1963年(昭和38年)7月から1965年(昭和40年)1月まで連載。 太平洋戦争末期に日本海軍の最後の希望として配備され、防空戦で奮戦した戦闘機「紫電改」に搭乗するパイロットとその周囲の人々を描いた戦記漫画。 戦う軍人や航空機を勇ましく、美しく描く一方で、死と隣り合わせの戦争の中で生きる若者たちの苦痛や苦悩を描き出し、子供たちに戦争の二面性を感じさせ、当時の多くの子供の心をつかんだ。 作者のちばてつや氏自身は「この作品は失敗作だと思っている。話が地味で悲惨であり、主人公もくそまじめだから(原文ママ)」とコメントしている。 '88.4の日付記載あり。オークションで入手。
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「あした天気になあれ」の向太陽②
主人公向太陽は中学生でゴルフを始めた。 早くに父親を亡くし、母トミ子は食堂「あづまや」(午前4時には客が一杯になっている描写があることから、夜間食堂)を経営している。弟に武二(たけじ)、攻三(こうぞう)、妹に糸子(いとこ)がいる。 心からゴルフを愛しており、ゴルファーとしての才能にも恵まれている。努力も怠らない。しかし精神的にはまだ未熟な様子が多く、試合の中で何度も心折れそうになるも、持ち前の明るさとガッツで克服し、トッププロへと成長していく。 前述の通り、精神的な動揺からスコアを崩すことが多々あり、そこから驚異的な粘りと果敢な攻めで追い上げていくパターンが多い。いわゆるスロースターターである。 ホームが河川敷コースであることから、ラフやトラブルショットがうまい。 大食漢であり、試合中にも食事をしないと倒れてしまうほどである。 2021年松山英樹(マスターズ)が日本人男子プロで初めてメジャー大会を制した記憶が新しいが、実は向太陽がJ・ニクラウスとの死闘の末全英オープンを制している。 '05.4の日付あり。オークションで入手。
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「ハリスの旋風」の石田国松②
主人公の石田国松。 短気で口の悪い傍若無人の暴れん坊だが、弱いものいじめはせず、逆に鼻持ちならない強者に闘志を燃やすという爽やかな性分が共感を呼ぶのか、いつしか学園の人気者になる。 不良扱いされるがケンカ好きなだけで、盗みなどの犯罪は一切しない。 あまり背は高くなく、むしろチビ助扱いされる事も多いが、運動神経抜群で喧嘩も大したことない相手なら複数人相手でも叩きのめしてしまう程。 ひょんな事からハリス学園へと転入する。 当初は気に入らず問題行動ばかり引き起こすが、やがて得意の身体能力を活かし様々なスポーツクラブの助っ人として奮闘するようになる。 名前は、ちばの初単行本『復讐のせむし男』を発行した日昭館書店社長の石橋国松にちなんで付けられたとか。 また、アニメ版の声優は、初代ドラえもんの「大山のぶ代」さん! '05.4.2の記載あり。オークションで入手。
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「あしたのジョー」の矢吹ジョー⑤
丹下段平から鑑別所(個室)のジョーに届いた手紙「あしたのために(その1)」と特等少年院に届いた手紙「あしたのために(その2)」 あしたのために(その1) =ジャブ= 攻撃の突破口をひらくため あるいは敵の出足を とめるため 左パンチを こきざみに打つこと このさいひじを 左わきの下から はなさぬ心がまえで やや内角をねらい えぐりこむように打つべし せいかくなジャブ三発につづく 右パンチはその威力を 三倍に増すものなり あしたのために(その2) =右ストレート= 左ジャブで敵の体勢をくずし突破口を 見いだせばすかさず右ストレートを打つべし。 これ、拳闘の攻撃における基本なり。 右ストレートは右拳に全体重をのせ まっすぐ目標をぶちぬくように打つべし。 このさい、打ったコースと同じ線上を 同じスピードでひきもどすこと。 一発でKOをうむ必殺パンチなり。 2004.11.25の日付あり。オークションで入手。
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「おれは鉄兵」の上杉鉄兵③
誰からも褒められることなく幼少期を過ごした鉄兵が最初に褒められ目覚めたのが剣道。 鉄兵の剣道については誰かに教えを請うことはなく、ほぼ完全な我流。 防具を用いず、基本を無視したハチャメチャな「ケンカ剣法」を、王臨剣道部の下級生たちとともにあみ出し、上級生たちをきりきり舞いさせた。 相手の欠点や弱点を見抜く才能に長け、他人の技を盗むのも得意。 勝負に勝つことに手段を選ばず、プライドも捨てて卑怯な手段を用いるため、剣道部の先輩にそのことを何度もいさめられている。 '90の年号が付されている。オークションで入手。
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「あしたのジョー」の紀(のり)ちゃん
林紀子 (はやしのりこ)、通称:のりちゃん 東京の下町、ドヤ街の中にある林食料品店の一人娘。 ふたつの長いおさげ髪がトレードマークの、庶民的な優しい少女。 矢吹丈に想いを寄せている。 力石徹の死後、丈にボクシングをやめさせようとした紀ちゃんの想いは、結局、丈には通じず、彼への秘めた想いを断ち切りながら、彼女は西(丈と同じ少年鑑別所に入っていた西寛一(丹下ジムでは丈の先輩格で、マンモス西)は、出所後、この店で働く)と結婚し、林紀子から西紀子になるのである。
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「あしたのジョー」の矢吹丈④
この色紙に記載の日付は 2010.5.7。 てっきり東日本大震災の後にチャリティで描かれたものと思っていたが、違っていた。 もう一つ、この色紙を見てて違和感を感じませんか? 底の底棒がない! ミスなのか敢えてなのか、ちばてつや氏にお尋ねしたいと思っている。
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「あしたのジョー」の矢吹丈③
力石徹、ウルフ金串、タイガー尾崎、カーロス・リベラ、金竜飛、ハリマオ、ホセ・メンドーサ、愛すべきジョーの対戦相手。 中でも力石徹の死は衝撃的だった。 『週刊少年マガジン』の1970年第9号(2月22日号)にて力石が試合後に死亡したのを受け、1970年3月24日には寺山修司の呼びかけで、天井桟敷により文京区の講談社講堂にて力石の葬儀が行われた。 実在しない漫画キャラクターの葬儀は、作品に対する注目度がいかに高かったかを示すエピソードになっている。 この色紙の日付は、'97.10.12。オークションで入手。
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「ハリスの旋風」の石田国松
『週刊少年マガジン』1965年16号から1967年11号まで連載された作品。 タイトルは、カネボウハリス(現・クラシエフーズ)のスポンサードによって同社から社名使用を承認されたことに由来する。 ドンガ ドンガ ドンガラガッタ ドンガ ドンガ ドンガラガッタ 国松さまのお通りだい(オッス) 正義の味方のお通りだい となりの番長やっつけて そのとなりの番長やっつけて そのまた となりの番長やっつけて (アラマッタク) おチャラが怒ってエッサッサエッサッサ カァカァ カラスのカンザブロー (Source: https://animesongz.com/lyric/673/3705) アニメを見ていた記憶があるので、最初に出会ったちば作品はこちらですね! この色紙の日付は、2005.5.7。オークションで入手しました。
サイン色紙みきちゃん
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「おれは鉄兵」の上杉鉄兵③
冒頭に出てくる鉄兵の生活は、野生児そのもの。 野生児を題材として選んだ理由について、塾通いの時間に追われて友達との遊びもままならない東京近郊の子供たちを憂い、「まずいなぁ、こういう子が大人になったらどうなるんだろうなぁ」という気持ちからだとか。 自然が残る地域で幼少時代を過ごしたものとしては、懐かしさを感じる。 この色紙のサインの日付は、2002.6.3。 オークションで入手。
サイン色紙みきちゃん